KEebidan’s diary

EBiDANオタクによる戯言ブログ。現在はM!LK一強。ZeBRA☆STAR大好きでした。

私にとっての「アイドルグループの『メンバー』」とは何かを語る。~私がメンバー変動の激しいM!LKやZeBRA☆STARを推し続ける理由~

 

 

 

 

以前から私は、EBiDANの推しアイドルについていろいろなことをこのブログで語ってきました。

文章を綴るにあたって推しアイドルのことをより細かく分析したり、他のオタクの方々と意見を交換し合ったりしていく中で、最近私の中ではっきりしてきたことがあります。

それは、私にとっての「アイドルグループの『メンバー』」とはどんな存在なのか、ということ。

 

これだけだとどういうこと?と思われると思うので、もう少し詳しく説明すると。

アイドルを推すオタクと一口に言っても、何を重視しているかというのは人それぞれだと思います。

その中でよく聞くのは、「メンバーの卒業加入がない」というようなこと。

おそらくこのようなことを思う人にとって、アイドルグループにおいていちばん重要な要素は「メンバー」なんでしょうね。このメンバーありきのグループ、という考え方なのでしょう。

しかし私的には、M!LKやZeBRA☆STARを推しているところからなんとなく察する方もいるかもしれませんが、「メンバーの卒業加入がない」ことは別にそこまで重要なことじゃない。メンバーが抜けようが新しく入ろうが、しっかりそのグループらしさを保ってくれていればそれでいい派なんですよね。

 

じゃあ、私にとって「アイドルグループの『メンバー』」って、どうでもいい存在なのか?

そんなことはもちろんないはず。メンバーだってアイドルグループを構成する一要素には変わりありませんし、全く重要じゃないなんてことはありません。

じゃあ何なのか?という話を今回はしていきたいと思います。

 

一応、最初に言っておきますが、今回話すことはあくまで私個人の意見であって、「この推し方が正義だ」と主張したいものではありません。

私の他のブログ記事を読む上でも、「この人はこういうスタンスでオタクやってるんだな」「こういうオタクもいるんだな」というのを知ってもらえたらな、くらいの気持ちで書いているので、そのあたりはご了承いただきたいと思います。

 

 

 

 

 

それでは早速、私にとっての「アイドルグループの『メンバー』」とは何か。

結論から言うと、「その『アイドルグループ』が提示するコンセプトの音楽やエンタメを表現する人たち」だと思います。

 

何を当たり前のことを、と思われるかもしれませんが、私にとって「アイドルグループの『メンバー』」って、それ以上でもそれ以下でもないんです。

どういうことかというと、「その『アイドルグループ』が提示するコンセプトの音楽やエンタメを表現」できるなら、極端な話ぶっちゃけ誰でもいいんですよ。

 

え、「誰でもいい」って雑では?と思われるかもしれませんが、本当に「誰でもいい」わけではありません。

あくまで上記の通り、「その『アイドルグループ』が提示するコンセプトの音楽やエンタメを表現」できるメンバーであることがポイントです。

逆に言えば、「その『アイドルグループ』が提示するコンセプトの音楽やエンタメを表現」するのに大して貢献できていないメンバーがいれば、卒業や脱退の話を聞いても「まあ別に彼はいてもいなくても変わらんし、いいんじゃない?」と思うまででもあります。

実際、誰とは言いませんが最近卒業、脱退を匂わせるようなことを言った子でそういう子がいて、悲しむファンが多くいた中で私は内心そんなことを思っていました。

 

でも、私が上記のようなことを思うのは本当に稀です。

なぜかというと、「グループに大して貢献できてない」メンバーはそうそういないから。

大抵は何かしらの貢献をみんなしています。だから、卒業、脱退の発表があると、大抵は「この子を失うのはグループにとって○○の点で痛手だよな…」と思って惜しんだりする。たとえば歌とかダンスとか、トークもそうだし、惹きつけられやすいキャラクター性とか、あらゆる面でグループに貢献するメンバーがほとんどですよね。

だからこそ、「このメンバーはこのグループにとって必要不可欠」となる。

私のメンバーの捉え方はそんな感じなんです。

 

だから、M!LKに新メンバーが入ってきたときは、どうなることやらとは思ったものの、なんやかんやM!LKらしい王道ポップ路線を大事にして、新メンバーもしっかりそれに馴染んでくれたから受け入れられたし、

 

ZeBRA☆STARも何度も体制が変わったものの、ZeBRA☆STARらしい雰囲気はずっと保っていてくれたから受け入れられた。

 

山中柔太朗くんに関しては、「キャラの雰囲気的に合わないのでは?」と心配したり、桑原柊くんに関しては「ポップな曲をやるグループなんだから、もう少しそのミュージカルっぽい歌い方どうにかならないかな…」と心配したりもしました。

もしこれで2人がそれぞれのグループに馴染む努力をしなければ、私はM!LKやZeBRA☆STARに冷めていたかもしれません。

でも2人はしっかり馴染んでくれて、今やグループに欠かせない存在になってくれた。

だから受け入れられたんです。

 

 

 

つまり、私にとって重要なのは、「メンバーの入れ替わりの有無」ではない。

「その『アイドルグループ』が提示するコンセプトの音楽やエンタメ」の、方向性が維持されているかどうかです。

言い換えれば、「メンバーの変動はどうでもいいけど、グループの方向性の変動は受け入れられないことがある」ということです。

 

だから、変にグループの方向性が変わらなければ、メンバーが変わろうが変わるまいがどうでもいいんですよ。

逆に言えば、グループの方向性が変な方向に変わってしまうとなれば、メンバーが変わろうが変わるまいが冷めます

私の元推しグループでその典型的な例が、SUPER★DRAGONや原因は自分にある。です。彼らはメンバーこそ変わっていないものの、グループの方向性はここ最近変な方向に向かっています

まあ彼らには見事に冷めましたよね。グループに冷めると同時にメンバーへの興味もなくしたので、本当に私にとってメンバーってそういう存在なんだな、と自分でも改めて思います。

 

たまーに彼ら、特にそれなりに長く活動しているSUPER★DRAGONのファンで、ずっとメンバーが変わらずに活動していることを誇るようなファンを見かけるけども、私からすると「そんなところしか誇れないんだ」とすら思うんですよね。

「メンバーが変わっていない」ところなんて、それ自体はアーティストグループとしては大した中身もないことで、方向性とか音楽のクオリティーもしっかり維持してやっていけてるならともかく(これだったら私もおそらく降りてない)、そこを維持できていないなら何の意味もないよなあ、というのが私の考え方。

SUPER★DRAGONなんて本格アーティスト志向なんだから、少なくともメンバーはそういう考えでいるべきだと思うんですよね。ファンはともかく、メンバーまで「メンバーがずっと変わっていない」ことを第一に誇るようになったらおしまいだと思う。

 

くれぐれも彼らに勘違いしてほしくないのは、「メンバーが変わらない=グループは(良い意味で)何も変わらない」じゃないということ。

そのグループの音楽とは何か、そのグループの強みとは何か、その本質を理解することを怠っては、グループの方向性の維持はできないし、グループが良い意味で変わらずやっていけるなんてことにはなりません。

そこを理解せずに「俺たちはずっとこのメンバーのまま変わらない!」ってドヤってても、アーティストとして中身がないと思われるだけなので、そこは本当に考えてほしいところです。まあ、メンバーはさすがにそんなドヤってないとは思いたいですが。

 

 

 

ここまで考えていて思ったのは、私はEBiDANの推しグループがアーティストとして好きであるということ。

私は以前のブログ記事で、EBiDANのことはアイドルだと思っていると書いたこともありますが↓

keebidan.hatenablog.com

これに関しては考え方は今も変わっていません。推したちのことはアイドルだと思っているし、アイドルとしての魅力があると思っています。

でも、結局推したちの何が好きか、何が好きで推しているかと言われたら、そのグループが表現している音楽が好きなんですよね。

つまり、もはやアーティストとして好きなんです。

 

じゃあなぜ私は「彼らはアイドルじゃない!アーティストだ!」と言い張らないのか?と思った方もいるかもしれません。

なぜかというと、私が好きな音楽ジャンルはアイドル曲だから

アイドル曲をやっているアーティストなんだからアイドルではあるでしょ、というのが私の考え方です。

 

私の推しグループ、元推しグループのいちばん好きな曲を並べれば以下のようになります。アイドル曲が好きだというのがわかりやすすぎるでしょう、きっと。

www.youtube.com

www.youtube.com

www.youtube.com

www.youtube.com

アイドル曲の何が良いかと言ったら、このような曲、その辺のただのアーティストが良い感じに歌えると思いますか?というところ。

つまり、こういう曲を堂々とかっこよく歌える人なんて限られているということ。

案外こういう曲の表現って難しいと思うんです。シンプルに歌が上手い、ダンスが上手いだけで良い表現ができるわけでもないと思うから。

だからアイドル曲って、アイドルって面白いわけで。

 

もはやアーティストとして好きではあるけど、ただのアーティストには興味がないんですよね。

アイドルがよくやるような、アイドルじゃないとできないような、実はちょっとダサくて面白い曲が好きだし、そういった曲を堂々と表現するアイドルが好き。

そういったアイドルの面白さをちゃんと理解していて、しっかり曲に反映し続けているグループも好き。

だから私は、彼らをアーティストのように評価して見ながらも、アイドルにしか興味を持てないという傍から見れば意味わからない嗜好をしているわけです。

 

私がどのようなオタクか、大体おわかりいただけたでしょうか。

 

 

 

正直、私のような考え方でオタクをしているような人間はそう多くはいないと思います。

Twitter見てても「曲は好みじゃなくなったけどメンバーが好きだから推し続けてる」なんて人も結構見ますしね。

これ、私にはできないんですよ…そもそも曲が好みじゃなくなった=グループの方向性が好みじゃなくなった時点でメンバーにも同時に興味失うので…これができる人はすごいなと、本当に思います。

 

最近ブログの更新頻度自体も落ちていますが、これからも気が向いたら推しやアイドルについて語る記事を書いていくつもりなので、その際に「この人はこういう考え方のオタクなんだよな」ということで、参考にしていただければと思います。

もし、私のこのような考え方に共感してくださるような方がいらっしゃったら、是非とも共感のコメントをいただきたいです…