KEebidan’s diary

EBiDANオタクによる戯言ブログ。現在はM!LK一強。ZeBRA☆STAR大好きでした。

【初期のユーモアはどこへ】最近の原因は自分にある。の退化が酷い件について【SUPER★DRAGONより酷い】

 

 

 

3月12日、「青、その他」をリリースしてから、3月21日に「結末のトラフィックライト」、そして4月6日に「キミヲナクシテ」をリリースした原因は自分にある。。

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ここ最近のこの動きを見て、私は怒りを通り越して呆れを感じ始めました。

 

私の中でクソ駄作認定された2ndアルバム「虚像と実像」のほぼリード曲として推されていた、「豪雨」と「半分相合傘」。

それに続いて、この3作が続けてリリースされたわけです。

私が言いたいことがわかる方もいるのではないでしょうか。

 

悲恋、悲恋、悲恋、悲恋、悲恋…もう悲恋しかネタないのかこのグループは。

 

3Dアバターモデルを使ったMVとか、ぶっちゃけどうでもいいところばっかり独自のこだわり見せてて、肝心の曲の中身に全くこだわりが見えない。

なんかもう、「良い曲を作りたい」って気概が全く見えないんですよね。

とりあえず悲恋曲作っとけば原因は自分にある。らしいだろうから、くらいの精神で曲作りしてるんじゃないかな、って気がします。

そんな「らしさ」いりませんけど…

 

私は何度もこのブログで語っていますが、別に悲恋曲、というより、暗い雰囲気の曲が「原因は自分にある。らしい」曲ってわけじゃないと思います。実際初期は言うほど暗い曲が表題曲として出されていたわけではありませんでした。悲恋曲が全く収録されないCDもありました。

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つまり初期時代はもっと違う良さがあって、それがウケて人気になったのに、運営はなんか勘違いしてるんですよね。まだ勘違いしたままのようで、本当に残念です。

 

そんな状態だから、最近の原因は自分にある。はアーティストとして退化の一途をたどっています

正直、もう結構前にアーティストとして質が落ちたために降りたSUPER★DRAGONより酷い

SUPER★DRAGONに冷めて降りた直後くらいから原因は自分にある。に感銘を受け、推し始めた私ですが、そう思います。

 

どうしてそう思うのかを、これからお話ししたいと思います。

 

 

 

 

 

まず、今回あえて比較対象として出したSUPER★DRAGONについて、どういうところに惹かれてどういうところに冷めたのかをざっくりお話したいと思います。

 

私がSUPER★DRAGONを知ったきっかけは、まず超特急から入ってEBiDANの他グループにも興味を持ち始めたこと。

YouTubeでMVを見ているとおすすめに出てくるようにもなり、1stシングル表題曲の「Pendulum Beat!」、また1stアルバムリード曲の「BROTHERHOOD」を聴いてドハマりしました。

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私がSUPER★DRAGONにハマった頃は2ndシングル「ワチャ-ガチャ!」のリリースイベントが行われていた時期でもあり、この曲もとてもいい曲だな、と思いました。

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今でもSUPER★DRAGONの最高傑作CDは2ndシングルだと思っています。表題曲もさることながら、カップリング曲3つも良曲揃いだった。

この頃のSUPER★DRAGONは、持ち味であるヘビーロックをメインとしつつも、大衆受けも狙えるような上手い曲作りがなされていた印象で、今後どんどんいい感じにアイドルらしくなっていくんだろうなあ…と思っていたところだったんですよね。*1

 

しかし、SUPER★DRAGONは活動を続けていくうちに「世界に認められるアーティスト」を目指すようになり、私が予想していた方向とは真逆の方向を行き始めました。

3rdシングルの「Monster!」はその典型的な例ですし、4thシングルの「SWEET DEVIL」はカップリング曲がそんな感じでした。

でも3rdシングルには「SOUL FLAG」のような曲がありましたし、

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4thシングルも表題曲はいい曲でしたし、

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他の収録曲もまあそこまで酷いというほどの曲はなかったので、まだ一応彼らの良さはある程度保たれてはいたんですよね。

 

それから4thシングルと2ndアルバムの間には「Untouchable MAX」というこれまた神曲のMVが出されており、

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ここまでは彼らの良さが保たれていたんです。

 

酷くなり始めたのは、2ndアルバム

このアルバムは、良い曲は良いんだけどクソ曲はクソ、というかなり内容が二極化したアルバムで、それでいてリード曲として推されたのはクソ曲のほう、というかなり裏切られた気分になったアルバムでした。

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ちなみに、このアルバムで初めて出た新曲の中では、「LRL -Left Right Left-」「Bring Back」「Song For You」「BADASS」「What a day」は好き。

逆に、シングル表題曲アレンジ全般と、「WARNING」「Set It Off」「BLOODDY LOVE」は微妙だと思ってます。特にアレンジは元の曲の良さぶち壊しで本当に許せなかった。

その他挙げてない曲はライブなどではもっと前から披露されてた曲ですが、だいたい好きなので、このアルバムって実は全体的にはわりと良い曲が多い作品だったんですが、逆に言えば運営はその数少ないクソ曲をリード曲として推していたんですよね。

このあたりで私はSUPER★DRAGONに冷め始めました。

 

それでも次の作品でどうにか軌道修正してくれるかな…と思ったら、次に出した3rdアルバムはこの有様↓

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SUPER★DRAGONといえば、ヘビーロック調の曲にのせて熱く歌い踊るのがあなたたちらしさだったんじゃないの?

あなたたちもっとアイドルらしい良さあったよね?

まあ彼らはそう思ってないんだなということがこのMVを見てよくわかり、降りたわけですが…

 

この時点で2019年6月頃。SUPER★DRAGONの結成日は2015年9月27日とされているので、彼らが活動し始めてから4年弱くらいといったところでしょうか。

おかしくなり始めた2ndアルバムが発売されたのは2019年2月27日だったので、彼らの良さが保たれたのはおよそ3年半ほどと言っていいと思います。

 

少し長くなりましたが、これを踏まえた上で原因は自分にある。の実情の話をします。

 

 

 

 

 

上で語ったSUPER★DRAGONもだいぶ酷いと思っているんですが、原因は自分にある。はそれ以上に酷いと私は思っています。

なぜなら、まず原因は自分にある。の良さが保たれていたのはいつまでだったか、という点について。

 

原因は自分にある。において上記のSUPER★DRAGONの2ndアルバムにあたる作品は何かと言われたら、1stアルバムだと思います。

では1stアルバムが発売されたのはいつかというと、2021年1月13日。

原因は自分にある。として活動を始めたのは2019年8月7日なので、そこから1stアルバム発売までの期間を計算すると、1年半弱くらいでしょうか。

私が何が言いたいか察した方もいると思いますが、まあつまり、今ではあんなに酷いアーティストとなっているSUPER★DRAGONだって、一応3年半くらいは良さは保ててたんですよね。

原因は自分にある。はその程度の期間も保ててないと。

 

まあ、早々にネタ切れしたんでしょうね。

なんでそんなネタ切れするような路線に決めたのかってところですが…何の計画も立ててなかったんでしょうかね。

 

全然その必要性も感じないのに、よくわからない路線変更したという点では、両グループとも同じなんですが、SUPER★DRAGONの場合、ある程度グループの土台がしっかりしてきたところで、自分たちのやりたい音楽に挑戦する、という感じの変わり方だったと思うんです。所謂積極的な変化ですよね。

でも、原因は自分にある。の場合、最近は悲恋のような似たようなテーマの曲や、曲調的に何番煎じ的な曲ばかり作ってしまっているところからして、初期のような路線に関してはネタ切れしてしまってどうしようもないから、メインは悲恋路線を進むことにした、って感じの変わり方なんですよね。所謂消極的な変化と言いましょうか。

この感じもまたSUPER★DRAGONより酷いなと思うし。

 

もっと言うと、SUPER★DRAGONって、上ではあまり語らなかったけど1stアルバムはとてもいい作品だったんですよね。

一応良作といえるアルバムは持っているわけです。

でも、原因は自分にある。は、1stアルバムからして微妙だったし、2ndアルバムはもう全然ダメだったし、そんな人に勧められるレベルの良作と言えるアルバムがないんですよね。

この点もSUPER★DRAGONより酷い。

 

アルバムの中身も細かく言えば、見方によっては原因は自分にある。の1stアルバムってSUPER★DRAGONの2ndアルバムより駄作ですしね。

「これは良い曲だ!」って心から思えた新曲が1曲*2しかありませんでしたからね。「なんだこのクソ曲は」って曲はありませんでしたけど。

 

 

 

1点だけ、原因は自分にある。はピアノ調の曲が「らしい」曲だという認識はしっかり持ってるっぽくて、ここはある意味SUPER★DRAGONよりマシに思える点ではある。SUPER★DRAGONは平気でヘビーロックを捨てましたからね。

 

まあでも、SUPER★DRAGONの良くなかったところは今思うと、ヘビーロックを捨てたことというより、ヘビーロックだからこそ表現できた彼らの持ち味を捨てたことだと思うんですよね。

その彼らの持ち味というのは、「Pendulum Beat!」や「BROTHERHOOD」、「SOUL FLAG」によく現れてる、青春、ブロマンス的な熱さ

彼らをどうして好きになったのかをよくよく考えてみると、彼らの曲聴いてると少年漫画を読んでるような気分になったんですよね*3。それが好きだった。

 

そう考えると、サンダードラゴンの「Rock Tonight」が「なんかちげえ」ってなったのも納得できる。

これは一応激しいロック曲だけど、少年漫画的な曲ではありませんしね、これ。

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つまるところ、SUPER★DRAGONは、その少年漫画的な熱さが持ち味だという認識もなく、おそらく「アイドルっぽくなく、本格アーティストを目指していてパフォーマンス力が高いのが強みだ」くらいの認識だったんじゃないですかね、メンバーも運営も。

だから最近はメンバーが自分の好きなように曲作ってやったりもしてるみたいだけど、自分たちが何を求められているかとかそういうのを何も考えてない上に、センスも大したことないからコケるという現状に陥ってしまったのではないかと。

 

2ndアルバムから出番が減り始めたYockeさんを捨てたのは本当に間違いでしたね。

運営もあとで気付いたのか、ファイヤーとサンダーのミニアルバムではYockeさん曲増やしてたけども、運営の認識やセンスがすでに終わっているせいか結局大していい曲作ってもらえてなかったし、時すでに遅しでしたね。

正直、センスのいい大人に従って活動してた頃のほうがメンバーは輝いてたと思います。

 

 

 

で、原因は自分にある。はこの点どうかというと。

でも、彼らも結局「ピアノ調の曲が『らしい』曲だ」程度の認識なんですよね。

結局その認識に中身がないという点ではSUPER★DRAGONと大差ないというか。

 

ピアノ調もたしかに大事ではあるんだけど、それ以上に大事なところあるじゃん、と。

もっとユーモアのセンスが高いグループだったじゃん、と。

何度も言うけど、「原因は自分にある。」と「嗜好に関する世論調査」がウケたのはそこだと思いますよ?ピアノ調の曲だからでは絶対ないです。

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そうやってわかってないから、「黄昏よりも早く疾走れ」に関してはいつもと違うことをやったということで「ピアノの音をなくしました!」ってドヤってたんだろうなとも。

ピアノの音なくしてもここ最近のいつもの感じの曲だな~って感じでクソつまらん曲でしたけどね。

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結局、両者とも良さの本質を何もわかってないという点では同じだし、そう考えると原因は自分にある。のほうがマシな点とは上で言ったけども、ぶっちゃけそんなマシって言えるほどの差はない。

しかも、SUPER★DRAGONと違ってメンバーが好き勝手やった結果というわけでもなく、メンバーを導く立場であるはずの運営が主導でやっててこれですからね。

 

総合的に見て結局、原因は自分にある。のほうが普通に酷いです。

なんか、SUPER★DRAGONに冷めた直後から興味持ち始めて、期待していたグループだけに、こんなことを思ってしまうのが本当に悲しい。

 

 

 

 

 

最近は昔を懐かしんでBATTLE STREETの曲もよく聴くんですが、これらの曲を聴いてて思うのが、「曲自体は原因は自分にある。になってからしばらくの曲のほうが好きだけど、メンバーがいちばん輝いていた時期はこの頃かもな…」ということ。

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当時ははっきりとした役割分担があったからというのもあると思うんですが、なんというか、メンバーの声もそれぞれしっかり映えてるし、個性がちゃんと出ていて面白かったなあ、と。

特に最近はあまりないラップパートが特徴的でしたよね。大倉空人くんと吉澤要人くんという、グループでいちばん地声が高いメンバーと低いメンバーの2人が両極端な雰囲気のラップをかましてたのが面白かった印象があります。

そういう意味でも「シェイクスピアに学ぶ恋愛定理」は神曲だったと思う。この2人のラッパーとしてのターンがありますから。*4

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まあそれは置いておくにしても、BATTLE STREET時代の彼らの持ち味も、なんだかんだ「ユーモア」だったと思うんですよね。

曲調自体は原因は自分にある。以降ほど凝ってないと思うんですが、この良さはこの頃から持ってたんだなあと。

だから、当時の曲が輝いて見えるのかもしれません。

最近は本当にこの良さが失われてしまった。

 

 

 

正直改名した当時は、ここまで落ちるとは思っていませんでした。

これからどんなグループになっていくんだろうと、期待に胸を膨らませていた。

今は、デビューからまだ2年半くらいしか経たずして結局これか…という気持ちです。

 

正直、2ndアルバム以降の最近の3曲の出し方を見ても、ここからちゃんと改善されるようには思えません。今でも運営は何もわかってないだろうから。

せめて3年は路線保ってほしかったなあ…コロナで曲作りも予定通りできてないだろうから、むしろ5年くらいもってもよさそうなものだったのに。

 

おそらく、この先は原因は自分にある。の出す曲の感想を語ることはないと思います。

もう、そこも距離置いてしまおうかなと。

メンバーの長野凌大くんは「僕たちは皆さんを置いていきません」って最近よく言ってるけど、多分1stアルバムを出したあたりから普通に置いてき始めてるから、そこは自覚してほしいな、と思ったり。

 

何ならもう、原因は自分にある。はもうどうでもいいから、ZeBRA☆STARもっと売れてくれとすら思いますね。

彼ら全然注目されてないけど、安定して良い曲出してるグループだし。もっと注目されてもいいと思うんですが…

 

何はともあれ、今後どうなっていくか知らないけど、まあ頑張れ、って気持ちです。

 

 

 

 

 

 

 

 

*1:初期のミュージックカード出してた頃の曲はあんまりアイドルアイドルしてない曲が多かったのもあり

*2:「夢に唄えば」

*3:元々私は「黒子のバスケ」「ハイキュー!!」「SOUL CATCHER(S)」などといった熱い少年漫画が好きな人間です

*4:まあ、だからといって2人のラップを復活させろということではないんですが、当時ほど2人の良さを最近は生かせてないなとは思いますよね