【観測者必聴】M!LKがまた原因は自分にある。っぽい神曲を出しました。【もう「インパクト」路線はM!LKに移った説】
11月30日、M!LKが3rdシングル*1「STARS」をリリースしました。
このシングルの感想については、また後日別で記事を書こうと思っていますが、今回はこのシングルのとある収録曲について特に語りたいことができたので、こうして記事を書いています。
そのとある曲とは、「テレパシー」のこと。
通常盤のカップリング曲になりますが、これがめちゃくちゃ良い曲だったんですよね。
めちゃくちゃ良い曲な上に、めちゃくちゃ原因は自分にある。っぽい。
あれ?前にも似たような話した覚えがあるのだけど…↓
しかし、また改めて語りたくなるくらい「テレパシー」はすごい曲だったわけです。
そんなわけで、前からの私のブログの読者様であれば、だいたい私が何を言いたいか察してくださった方もいらっしゃるかもしれませんが、ここからこのことについて詳しく話していきたいと思います。
では早速、「テレパシー」がどんな曲か知らない方もいらっしゃると思うので、一応ここに音源を置いておきます。↓
わかっていただけるでしょうか。
このすごい早口感。ちょいちょい入る独特の詩的な言い回し。ピアノとベースが核のお洒落な曲調。そしてほどよい電波感。
完全に「原因は自分にある。らしさ」を再現してるんですよね。特に今回目立つのは「早口感」だと思います。
2ndシングル収録曲の「シアワシェイク」も見事な曲でしたが↓
www.youtube.comこの曲も「原因は自分にある。らしさ」を感じたものの、歌詞の言葉選びだったり曲調の凝り方にそれを感じただけで、最近の原因は自分にある。が大事にしている印象のある「早口感」*2はありませんでした。
でも、今回出てきた「テレパシー」では、それすら再現してきた。
これを聴いてて思いました。
M!LK、原因は自分にある。の路線を完全に食うつもりだな、と。
つもりというか、もう「シアワシェイク」出した時点で食い始めてたと思いますが。
まあ、正直これに関しては原因は自分にある。の自業自得だな、と思います。
M!LKが「シアワシェイク」出した後に頑張って良曲作れば、こうはならなかったかもしれないのに。*3
「チョコループ」とか「Q」みたいな中途半端な曲出すような体たらくを見せるからこうなるんですよ。
もうぶっちゃけ再生回数にも現れてますよね。
「チョコループ」なんかはオタクの間では結構話題になってた印象だったけど、言うて2ヶ月前公開で20万回再生と、話題になってたわりには大したことないし。
「Q」もそこそこ前に公開されたみたいだけど10万回も再生されてないし。
「Q」はもう説明不要だと思うので何も言いませんが、「チョコループ」がなんでこんな言うほど振るわないのかと言ったら、「結局いつもと同じ」だからです。
一見いつもと違うことやってるように見えるけど、よくよく見ればここ最近のひたすら暗くて病んでる路線と大して変わらない。曲調も普通に切ないし。
つまりは、振り切ってないんですよ。「カワイイ」をやる覚悟が見えないというか。
なんか、恥じらいながら「カワイイ」をやってる感があってダサいんですよね。
ここで、原因は自分にある。のコンセプトのキーワードを思い出してみましょう。
何でしたっけ?
そう、「インパクト」です。
「常にインパクトを与える前衛的なユニット」とうたっておきながら、「カワイイ」路線をやるとなった時に「キャッ、恥ずかしい…」的なノリでやってる場合ですか?
そんなノリではやってないにしても、インパクトを与える、攻める、という姿勢でやるんだったら、もっと全力で「カワイイ」をやるべきなんですよ。
しかし、今の原因は自分にある。は、「ジュトゥブ」を出してた頃の「『カワイイ』を全力でやる姿勢」をすっかり忘れてしまっている。
そりゃM!LKも「これいらないの?じゃあもらうねー」ってなりますわ。
「変幻自在」がコンセプトのM!LKは、何でも自分たちのものにしてしまいますからね。
原因は自分にある。に限らずですが、EBiDANの他グループはM!LKのそういうところをもっと警戒し、自分たちの本来の良さをしっかり把握して、大事にしたほうがいいと思います。
「テレパシー」って、本当に原因は自分にある。の本来の良さもあり、わかりやすい特徴までもが詰め込まれていて、私はこの曲を初めて聴いたときに思いました。
これ、原因は自分にある。が「チョコループ」の枠で出すべきだった曲じゃね?と。
改めてまた音源置きますが↓
カワイイ系の恋愛ソングやるならこのくらい振り切るべきだったでしょう。
そうすれば、「M!LKの『シアワシェイク』も見事だったけど、やっぱり原因は自分にある。ってすごいな、さすがだな」って思えたのにね。*4
現実では、原因は自分にある。は中途半端な曲しか出せず、M!LKが自分で過去の曲を乗り越えただけという。
だから、他のグループにこんなレベルの高い曲ポンポン出されててどうするのよ、げんじぶ…
この有様を見てると、原因は自分にある。はもう初期のような面白いグループに戻ることはないだろうな、と確信が深まります。
上では「チョコループ」のことをボロクソに言ったものの、とはいえこの曲はここ最近の曲の中では比較的マシなほうではあった。
「原因は君にもある。」なんかもそうですが、つまりは彼らの限界はもうこの程度なわけです。
もう、「原因は君にもある。」「チョコループ」程度でオタクに騒がれる程度のレベルなんですよ、悪い言い方すれば。
そんなグループに未来を感じられるわけありませんよね。
もう今となっては、M!LKの曲を聴いたほうがよっぽどインパクトを感じるし、よっぽど攻めの姿勢を感じる。
初期の原因は自分にある。の良さを理解している人だったら、M!LKの曲を聴いたほうがよっぽど楽しめると思うので、こちらをおすすめします。
今回のシングルは、来年のエビライでは今回のシングル収録曲3本立て披露でいいんじゃないか、と思うくらいには感動できた作品でしたが、きっとM!LKだったら来年のエビライが始まる前に何曲かまた神曲出しますよね。
それもまた楽しみに思えた作品でした。
作品についての細かい感想は、また後ほど。