原因は自分にある。の歌割りや「歌の核」について思うことを語る。~M!LKとの兼オタが思うこと~
以前、最近の原因は自分にある。のメンバーの歌声が魅力的に聴こえない要因として、メンバーの声に馴染みすぎた曲をやっていることを挙げた記事を出しましたが↓
keebidan.hatenablog.comもちろん他にも要因はあって、それについてはまたの機会にお話ししたいということで締めくくらせていただきました。
今回はその「他の要因」について語りたいと思っているのですが、その「他の要因」とは何かというと。
タイトルにも書きましたが、歌割りや、「歌の核」の設定です。
わかりやすく言えば役割分担というところですかね。
最近のアイドルファンは役割分担を嫌う人が多いと思います。
全員に歌わせて全員に平等にソロパート与えてほしいと言う人もいますし、決まったセンターがいないのを称賛する人すらいます。
これは一見メンバー全員の魅力を引き出せる意見のように見えます。でも、本当にそんなのが正義なんでしょうか?
今回はそんなことを語っていきたいと思います。
それではまず、最近の原因は自分にある。の曲の歌割りや「歌の核」の設定について、どのような構成をしているかを考えたいと思います。
まずは歌割りについて。
歌割りは、最近の原因は自分にある。の曲を聞いた感じだと、わりと全員平等に割り振られている印象が強いです。
これといってこのメンバーが特に多いというような印象もなく、何か役割分担をされている感じもありません。
良くも悪くも偏りがないですよね。
次に、「歌の核」について。
語る前に、ここで言う「歌の核」とは何なのかを説明したいと思います。
私がこの記事で言う「歌の核」は、単純にいちばん歌割りをもらっているとか、いちばん歌が上手いとか、そんなメンバーのことではありません。
その曲の雰囲気を作り上げている核となっているメンバーです。
いわばその曲の主役といいますか、「このメンバーがいるからこそこういう曲ができるんだな」と思わせてくるメンバーのように思っていただければと思います。
で、その「歌の核」は誰なのかというところなのですが。
最近の原因は自分にある。の曲を聴いた感じだと、小泉光咲くんだと思うんですよね。
「青、その他」はわかりやすい最たる例だけど、2ndアルバム収録曲以降の曲は全体的に彼の曲だなって感じがするし、少なくともMVが出るくらいに推されてる曲はそうだと思う。
何なら「幽かな夜の夢」とか、「犬と猫とミルクにシュガー」とか、そのあたりも彼が核なんじゃないかなって気がしますね。
それで、この歌割りのしかたや「歌の核」の設定が、私はよくないと思うわけです。
じゃあどうすればいいのか。結論から言います。
原因は自分にある。の場合、全員に平等に歌わせるとかしないで、はっきりした役割分担をつけたほうがいい。
そして、「歌の核」は武藤潤くんや長野凌大くんにしたほうがいい。
勘のいい方は、「え、それBATTLE STREET時代~初期のやり方じゃん」と思ったかもしれません。
その通りです。結局彼らは当時のやり方でパフォーマンスしてたときのほうが輝いていたんです。
つまりざっくり言うと、昔のやり方に戻したほうがいい*1ってことなんですよね。
こういうことを言うと、「歌割り全然もらえない子がいてもいいのか!」と憤るファンもいるかもしれません。
でも、私は「その通りです」と返します。冷たい言い方になってしまいますが。
正直、原因は自分にある。は全員が全員推されるべきと言えるほどの歌声はしていないし、いい声している一部のメンバー、つまり潤くんと凌大くんに歌の多くを担ってもらったほうが、普通に魅力出ると思うんですよね。
絶対そのほうが「原因は自分にある。らしい」世界観を作れるから。
潤くんと凌大くん以外のメンバーのファンには怒られそうですが、一応言っておくと私は別に彼らのアンチではありません。むしろみんな大好きです。
でも、彼らがより輝くためには、ということを考えるとやっぱりこういう考えに行きつく。
なぜそのように思うのかをここから詳しく語ります。
まず語りたいのは、原因は自分にある。メンバーの声質について。
以前の記事でも少し触れましたが、原因は自分にある。のメンバーって、全体的にしっとりした色気のある声をしている子が多く、言ってしまうと全体的に暗めです。
私が上で「歌の核」にしたほうがいいと言った2名は、そんな中で逆にそこまで声が暗くないメンバーであります。
潤くんは最近の歌ってみた動画見てても思ったけど、
www.youtube.com彼は「そこまで声が暗くない」というか、普通にまあまあ明るい声ですよね。
伸びやかでよく響く、聴いてて元気になる声だと思います。M!LKの吉田仁人くん系統の声と言いましょうか。
凌大くんは潤くんほど爽やかな伸びのいい声とまではいきませんが、
youtu.be彼はこれまた独特の声質をしてますよね。色っぽくはあるんだけど、湿っぽいとまではいかず、不思議な響き方をする声という印象。
この独特の感じが彼の声の魅力だなあと私は思います。
そんな2人が「歌の核」となるべき理由は、そういうところなんですよね。
この2人の歌声には、他のメンバーとは一線を画した魅力がある。
「一線を画した」って言い方をすると誤解を生みそうなので補足しますが、他のメンバーの歌声が魅力ないとかそういうことではなくて、他のメンバーが持ってない魅力をこの2人のメンバーは持っているということなんです。
他のメンバーが持ってない魅力とは何かというとそれは、存在感のある明るい声質になります。
実際他の5人のメンバーの歌声を想像してみていただくと、わかると思います。
小泉光咲くん、吉澤要人くん、杢代和人くんなんかはわかりやすくしっとりした声ですよね。
和人くんは普段のしゃべり声はそんな感じしないけど、歌うと本当にアンニュイな雰囲気全開になりますよね。「ジュトゥブ」みたいな明るく可愛い曲歌っても結構しっとりしているから、意外に彼って声は暗い分類に入ったりする。
大倉空人くんと桜木雅哉くんは、上で出した3人のメンバーと比べると「ザ・色気」ってほどの歌声ではないけども、やっぱりどちらかというとこもりやすい感じの声質だし、そんなに明るくはないと思う。
だから、潤くんと凌大くんはボーカルとして特別な存在なんですよ。
そんな特別な存在を核にしないで誰を核にするんだ、と私は思うわけです。
でも実際、最近の原因は自分にある。は光咲くんを核にしているような印象を受けますよね。
じゃあ、なぜそれがダメなのかというと。
特別でもない声質のメンバーが核になったところで、誰も映えないから。
これってちょっと考えれば「そりゃそうだ」ってなると思います。
上にも貼りましたが、以前書いたこの記事↓
ここで語ったことも関係してくる話です。
原因は自分にある。の場合、7人中5人がわりと暗めの声質をしているわけだから、暗めの声質が多数派なんですよね。
それで、そのうちの1人である光咲くんを核として曲作りをしたら、どうなると思いますか?
光咲くんが核のように感じられる曲って、光咲くんの雰囲気そのままを反映している曲ということだから、儚さ、切なさが前面に出た曲になりがちなんですが、これを原因は自分にある。が歌ったら、どうなるでしょうか?
そう、多くのメンバーの声が曲に馴染みすぎちゃうんです。
馴染みすぎちゃうってことは、メンバーの声の個性が映えない。
メンバーの声の個性が映えていないんだから、そりゃ当然それぞれの魅力なんてものも感じられません。
このパートはこのメンバーじゃないとダメだな、っていうのも全くありませんしね。
少なくとも全員そういうのがあるかと言われたらないです。
では、上でお話したような、特別な声質をしているメンバーが核になったら、メンバーの声の個性が映えるようになるの?なんで?と言われると。
他のメンバーの声が絶妙に曲に馴染まなくなるからです。
絶妙に馴染まないってことは、それぞれの個性が映えるってことですよね。
メンバーによっては自分の声にあまり合わないその曲調に合わせに行ける子もいるかもしれないし、どんな曲調だろうがいつも同じ声で歌う子もいるでしょう。
そういったところでも個性が生まれ、それぞれの声の良さが出てくるのです。
武藤潤くんや長野凌大くんが「歌の核」になった場合、「原因は自分にある。」とか「嗜好に関する世論調査」、「Joy to the World」のような、どこかおかしさがありつつも怪しげでかっこいい曲や、「シェイクスピアに学ぶ恋愛定理」、「夢に唄えば」みたな美しくファンタジックな曲が自然と出来上がるでしょう。
この2人がいなければまずやらないような曲だと思いますが、それをやるからいいんですよね。
原因は自分にある。の場合、あまりメンバーの声の個性が分かれていないからこそ、こういったところに気を付けるべきだと思います。
そうしたら結局、武藤潤くんや長野凌大くんが核を担ったほうがいい、となると思うんですよね。
あとは、役割分担について。
最近の原因は自分にある。は上でもお話した通り、比較的平等なパート振りをされているように思いますが、昔からそうかと言われるとそういうわけではありませんでした。
特に1stシングルを出した頃は、武藤潤くん、小泉光咲くん、長野凌大くんの3人がメインボーカルで、他はサブボーカル的立ち位置だったと思います。
カップリングの1つである「Up and Down」はこの3人しか歌わないし、
「ギミギミラブ」「ラベンダー」はAメロBメロ担当がサブボーカルメンバー、サビ担当がメインボーカルメンバーと明確に分けられていますし、*2
表題曲の「原因は自分にある。」は、サビ担当は武藤潤くん(一部パートは長野凌大くん)で固定されている他、桜木雅哉くんは途中途中の合いの手的パートを担当するのみにとどまっている等、明確に役割分担がなされています。
私的には、これでいいと思うんですよ。
なぜかというと、上でも少し言いましたが、彼らはあまりメンバーの声の個性が分かれていないから。
これだけ人数いるなら1人はアニメ声とかいてもよさそうなものですが、原因は自分にある。っていませんよね。普通に声が綺麗な子ばっかりで。
これは、ぶっちゃけアイドルとしては弱みだと思います。
とはいえ声質は生まれ持ったものですし、このメンバーで活動すると決めたからには今持っているものでどうにかするしかない。
その手段として、明確な役割分担を設けるのは理にかなっていると思います。
最近の曲を聴いていると特に思うのが、毎曲全員に無理にソロパート持たせようとしすぎ。*3
特に桜木雅哉くんに対して思いますね。
はっきり言って、彼って特別歌が上手い子でもないし、特別印象に残る声をしているわけでもないし、彼にそこまでしてソロパート与える意味ある?と思うところがあるんですよね。
それよりも、彼は「原因は自分にある。」のような合いの手担当にしたほうがいい気がして。
合いの手というか、メインのメロディーとは外れるけど結構目立つパートをやるポジションというか。
彼は、特別声に個性を感じない分、そういうイロモノポジションといいますか、そういう役割を与えたほうが、普通にメロディーを歌わせるより映えると思うんですよね。彼のキャラ的にも合いそうだし。
その上で、ファンにしか知られないようなカップリング曲で、時々ソロパートをもらう、っていうのはいいと思いますが。
初期体制時代のM!LKの塩﨑太智くん的な感じですね。
7人時代のM!LKでいえば、曽野舜太くんくらいの扱いってところでしょうか。*4
あとは、小泉光咲くんの扱いに関して思うこと。
彼は、他の多くのメンバーよりソロパートをもらうのはいいんだけども、武藤潤くんと長野凌大くんを超越するほどもらうべきかというと、そうは思わないんですよね。
上でも言ったように、原因は自分にある。の歌の核は潤くんと凌大くんであるべきだと思っているし、彼にそんなに歌わせると結局彼が主役みたいになってしまうと思うから。
じゃあどうしたほうがいいと思うか、というと、表現力が試されるソロパートを少し渡すくらいでいいのではないかと思います。
具体例で言うと、7人時代のM!LKの板垣瑞生くんくらいの扱い。
MV見ていただくとなんとなくわかりますかね。
板垣瑞生くんって、初期体制時代は実は言うほどソロパートをもらっておらず*5、それなりにソロパートをもらえるようになったのは7人体制になってからです。昔からいい声はしていたけど、安定感には欠けるところがあったからか、メインボーカルとまでは行けなかったんですよね。
そんな彼はボーカルとしてどんなポジションを築いていたかというと、情緒あふれる表現が求められるパートを歌う役割を担っていて、曲中で多くのパートを担うまでは行ってなかったものの、彼がいるからこそ曲に深みが出るなって思わせてくるメンバーだったんです。
光咲くんは多分、そういう役割できると思うんですよね。
あくまで主役は長野凌大くんであるべきなんだけど、でも彼じゃ上手く表現しきれないパートを光咲くんにやってほしい。
所謂スーパーサブ的なポジション。
光咲くんのファンは「もったいない」と嘆くかもしれないけど、多分そうしたほうが彼の良さがより映えると思うし、バランスもとれて一石二鳥なのではないかと私は思います。
他にもたとえば、サビに入る直前とか、ここ!というところでの一言ソロ的なパートは杢代和人くんに担当させるとか、低音ボイスでやってほしいところは吉澤要人くんに担当させるとか*6、勢いのあるパートやラップは主に大倉空人くんに担当させるとか、ある程度役割を固定しちゃっていいのではないかと。
杢代和人くんと桜木雅哉くんは毎曲ソロパートなくてもいいと思うんですよね。たまーにそういう役割が必要になった時にやるくらいでも。
そのほうがむしろ映える気がします。毎曲無理にソロパートもらうよりも、決められた役割こなすほうが「この役割はこのメンバーしか勝たん!」って空気が出来上がると思うし、メンバーも「これだけは!」って強みができてモチベ上がりそうだし。
こうやって考えると、役割分担って言うほど悪いものでもないですよね。
ただ、ソロで何をやるかという役割分担以前に、私が「そもそも…」と思うことがあります。
それは何かというと、どう考えても曲全編ソロパート構成は向いてない。
EBiDANで「全員が歌って踊る」グループといえば、デビューグループに限ればM!LKと原因は自分にある。です。
これら両グループは、どちらも全員が歌って踊るグループでありながら、歌割りの構成の仕方に大きな違いがあります。
M!LKはサビはユニゾンであることが多く、AメロBメロでもデュエットパートがそれなりに入ったりする。
対して原因は自分にある。はデュエットパート含めユニゾンで歌うことが少なく、曲全編通して誰か1人しか歌っていないという構成が基本になっている。
でも、ぶっちゃけた話、向いているのはどう考えても逆なんですよね。
M!LKは、曲全編ソロパート構成にしても問題ないグループ。
原因は自分にある。は、曲全編ソロパート構成が致命的に向いてないグループ。
なぜそのように思うのかというと。
上でも少し触れましたが、メンバーの声の個性の強さからです。
原因は自分にある。は、メンバーの声質の個性がそこまで強くないグループだと思います。
だから、そんないろんな声が集まってるわけでもないグループが、全編ソロパートで歌ったところで大して面白くなるわけないんですよね。
だったら、ユニゾンも多めに入れてソロパートを少なめにしたほうが、ソロのレア感が出て映えるでしょう。
でも、M!LKはその点個性豊かですよね。特に初期と現在の5人体制に対して思います。
両体制共通メンバーに関して言えば、佐野勇斗くんという太くて力強い声がいたり、吉田仁人くんという明るく爽やかな声がいたり、塩﨑太智くんというアニメっぽい可愛い声がいたりするわけで。
初期体制では、この3人に山﨑悠稀くんというダイナミックさと可愛さが共存する声と、板垣瑞生くんという男の色気を感じる甘い声が加わります。
現体制では、山中柔太朗くんという儚く色っぽい声と、曽野舜太くんというふわふわとした可愛らしい少年声が加わります。
こうやって、全員「こういう声だよな」と特徴を具体的に言い表せるというか、本当にパッと聴いてもわかるくらい個性がはっきりしてるんですよね。
そういうグループだったら、曲全編ソロパートでできていても、曲中いろんな声が出てくるのがすぐわかるから、面白い。
だから彼らなら全編ソロパートでもバランスよく成り立つわけです。
でも、実際はM!LKはユニゾン多めで売ることが多いし、原因は自分にある。はソロパート多めで売ることが多い。
M!LKは現体制だと今までの体制に比べてソロパート多めになっているし、今のままでいいと思いますが、原因は自分にある。はまずそこから見直したほうがいいのではないでしょうか。
「そんなことしてソロパートの数も減らしちゃったら、いよいよソロ歌えなくなるメンバー出てくるじゃん」と言われるかもしれません。
はい、そうです。それでいいんです。実際M!LKはそれで魅力を作っていたグループでした。
上でも少し話しましたが、M!LKって全員が歌って踊るグループながら、歌割りは意外に平等でもありませんでした。本当に平等になったのは現体制になってからのように思います。*7
初期体制だとほとんど山﨑悠稀くん一強扱いで、本当に初期の曲では悠稀くんがいなければ曲が成り立たないレベルの偏った歌割りがなされていましたし、
全体的にデュエットパートがほとんどを占める曲が多く、その分ソロパートの存在感が大きく感じられたんですよね。
大抵は悠稀くん、佐野勇斗くん、吉田仁人くんの3人がソロパートを割り振られることが多く、板垣瑞生くんや塩﨑太智くんのソロパートは稀でした。
特に太智くんは、サビの全員で歌うパートしか歌わないこともあったほどです。
7人体制では、ソロパートを毎回しっかりもらっていたメンバーは佐野勇斗くん、吉田仁人くん、板垣瑞生くん、宮世琉弥くんの4人だけです。
他の3人の中で、山中柔太朗くんはちょくちょくソロパートを与えられていたほうでしたが、「My Treasure」のように全く見せ場がない曲もありましたし、塩﨑太智くんも前体制に比べればソロパートをもらえるようになってきていたものの、やはりしっかりもらっていたとは言えない状態でしたし、曽野舜太くんに至ってはこの2人よりもソロパートと縁がないメンバーでした。*8
でも、だからこそこの3人がソロパートをもらっているとより感動があったんですよね。
「逢い」の太智くん、「My Treasure」の舜太くん、「かすかに、君だった。」の柔太朗くん。この3人はM!LKの名脇役だと思います。
必ずしも毎回全員が主役である必要はない。脇役だからこそ時に輝けるメンバーもいる。
原因は自分にある。にも、それは当てはまると思います。
結論、原因は自分にある。は、ユニゾンを基本としつつ、長野凌大くんや武藤潤くんを歌の核に据えて、他のメンバーもそれぞれ役割を持たせてやったほうが全員映えるということです。
ユニゾンの使い方も含め、歌割りの仕方は初期~7人のM!LKを参考にしたほうがいいと思います。
同じ人数だから7人体制のM!LKがわかりやすいと思いますが、私的にはだいたい以下のような役割が合っていると思います。
大倉空人くん→宮世琉弥くん
小泉光咲くん→板垣瑞生くん
桜木雅哉くん→曽野舜太くん
長野凌大くん→吉田仁人くん
武藤潤くん→佐野勇斗くん
杢代和人くん→塩﨑太智くん
吉澤要人くん→山中柔太朗くん
空人くんと光咲くん、雅哉くんと和人くんは逆でもいいかもしれないけど。
ざっくり言えば、潤くんと凌大くんは確実に決めたいパートをだいたい担当する役割、空人くんと光咲くんは安定と「色」がほしいところを担当する役割、要人くん、和人くん、雅哉くんは影は薄めだけど時々装飾的に歌う役割、というところですね。
上の割り振りでそのまま歌っていると考えて、以下の曲を聴いてみてください。
どうでしょう。ソロパートがより映えていると思いませんか?
わりと役割がかっちり決まっているのわかりますかね。このフレーズは絶対このメンバーしか担当しないとか、Aメロは誰が担当してBメロは誰が担当するかとか、わりと固定されているんですよね。だからこそ、それぞれの役割で映えることができている。
役割での出番が少ないメンバーも、数少ないソロパートを披露するとその希少さで映えたりするんですよね。
改めて聴いてても思ったけど、M!LK運営は本当にメンバーの声の使い方が上手い。
仁人くんと佐野くんが軸であると本当にわかりやすい割り振り方だし、他のメンバーの声もバランスよく使っているし。
原因は自分にある。運営もこういうセンスを身に着けてほしいものです。
あとは、デュエットパートの魅力も再確認できましたね。
全員で歌うのとはまた違う、このメンバーとこのメンバーが一緒に歌うからこその響きというものが。
せっかく7人もいるんだから、いろんな組み合わせを試してもいいと思いますけどね。
またそういうところで新しい魅力が生まれるなら、使わない手はないでしょう。
運営の方々にはいろいろ考えてほしいですね。
…と、ここまでいろいろ語ってきましたが。
最近の原因は自分にある。の曲を聴いていると、思うことがもう1つあります。
後ろの音楽が大きすぎてメンバーの声が聴こえない。
これを考えると、運営はそもそもメンバーの声を聴かせようとは全く思ってないかもしれません。
アイドルとしてそれってどうなのと思わなくもないですが、ここまでいろいろズレたことやっているのを見ると、まあ改善の見込みは薄いだろうな…とほとんど諦めている自分がいます。
もっと彼らの魅力は出せるはずなんだけどな…本当にもったいない。
こんな魅力を潰された状態が続いていて、私は今の原因は自分にある。には大して興味を抱けないけど、メンバーにはまあ強く生きてほしいなと思うばかりです。
↑ぶっちゃけ、この曲は原因は自分にある。に出してほしかった感ある。
*1:ただし、完全にではありません。それについては後述
*2:「ギミギミラブ」に至ってはAメロBメロがラップ、サビが歌という構成の曲だったのもあり、ラップ担当と歌担当に分かれていたという見方もできる
*3:ここで言うソロパートとは、それなりの長さがある歌のソロパートです
*4:舜太くんは当時の体制では下記の「My Treasure」ですら「ソロの見せ場をもらっているほう」レベルで、あまり見せ場らしい見せ場を作られていませんでした。「MAGIC CARPET」はそんな舜太くんの見せ場をこれでもかというくらい多く作られた、かなり珍しい曲です。
*5:デュエットパートでの出番はそれなりにあった
*6:まあこれはすでにやってるか
*7:まあ、現体制は現体制で佐野くんのゴリ押しがすごい気もするので、結局不平等な気もしますが、他の4人は比較的平等のように思いますし、前の体制だと2人くらいまともに歌割りもらえないとか普通にあったことを考えれば、これでも平等になったほうです。
*8:舜太くんだけソロパートがないという曲もあったりします。「ERA」って言うんですけど。