【推し語りブログ】鹿児島生まれのきらめきアイドル、その名もM!LK 吉田仁人
今回は前回に続き推し語りブログということで、M!LKの吉田仁人くんについて語りたいと思います。
私が現在EBiDANの中で強く推しているグループで、唯一メジャーなベテラングループである、M!LK。
以前は超特急やSUPER★DRAGONなども推していましたが今はもうそれほど推さなくなっており、そんな中でずっとM!LKを推し続けられているのは、グループ自体がとても魅力的なのもありますが、仁人くんの存在もかなり大きいです。
そんな彼の魅力を今日はたくさん語っていきます。
それではまず、仁人くんの簡単な紹介から。
名前:吉田仁人(よしだ・じんと)
生年月日:1999年12月15日
出身:鹿児島県
メンバーカラー:きらめきイエロー
現在20歳で、少し前に成人式を迎えたばかり。同世代にはSUPER★DRAGONの古川毅くん、ONE N' ONLYのEIKUくん、KENSHINくん、HAYATOくんがあげられます*1
2012年の頭にEBiDANのオーディションの合格を経て加入し、研究生として経験を積んだ上で、2014年11月24日にM!LKのメンバーとしてお披露目され、デビュー。
2018年8月28日に新メンバーを加えた体制へと変わってからは、M!LKのリーダーも務めています。
初期体制時代はライブに行ってもペンライトの数が圧倒的に少なく、個人特典会の抽選も当たりやすいほどには注目度はさほど高くありませんでしたが、リーダーを務めるようになってから注目度が一気に上がった印象があり、歌やダンスのパフォーマンス力、全体のトークをまとめるMC力も抜きんでていることから、もはや「彼なしでM!LKは成り立たない」と言っても過言ではないほどの存在になっています。
そのような現在の姿も本当に素敵だと思うし、大好きです。
でも、私が彼を推しているのはそれだけでなく、そこまで上り詰めるまでのドラマが素晴らしいから。
では、具体的にどのように素晴らしいのか?
まず、上にも書いた通り、仁人くんの出身は鹿児島県です。
鹿児島県といえば、九州の最南端にある県で、東京からはかなり遠いところ。
仁人くんは小学6年生でEBiDANに入りましたが、当時はEBiDANの拠点は東京にしか存在せず、彼は東京の研究生として活動していました。
しかし、彼が東京に引っ越したのは高校入学を控えた中学3年生のとき。
つまり、彼はEBiDAN加入当初は、実家のある鹿児島から東京へ通って活動していたのです。
それも毎週末、飛行機を使って。
もちろんこれは本人だけがすごいわけではなく、ご家族もすごいと思います。
鹿児島から飛行機で毎週末東京まで通わせるなんて、大抵の家庭はできないと思う。仁人くん自身も自分が東京に通うための飛行機代を見たとき、子供心に泣いたという話をしていたし。
仁人くんが家族に頭を下げて東京に引っ越したいと頼んだ時も、家族みんなが了承してみんなで東京に引っ越してきたようだし、ここまで息子1人のために行動できるご家族もなかなかいないと思います。*2
でも、ご家族がここまで協力するその前に、仁人くん自身がそれほどの熱意を持って活動していたのも事実。
だからこそ、ご家族も協力してくれたんだろうし、リスクが大きいことだってわかっていただろうに、中学生の年齢でそこまでの覚悟ができるなんて本当にすごいと思います。
今のEBiDANの地方研究生に、ここまでの熱意を持って活動している子がいったいどれだけいるだろうか。*3
あまり今の研究生に「吉田仁人くんに憧れています」と言う子がいる印象はないけれども、ぜひとも彼らには仁人くんの活動に対する姿勢を学んでもらいたい。特に彼の出身地に近い拠点のEBiDAN FUKUOKAの子たちには。
地方出身メンバーとして、こういう人が成功するんだ、といういいロールモデルだと思います。
そして、飛行機でのレッスン通い、東京への引っ越しを経てM!LKのメンバーとして本格的な活動を始めた仁人くんですが、彼は当初、パフォーマーとしてはダンサーという扱いがなされており、ハンドマイクではなくヘッドセットをつけてパフォーマンスしていました。
もう少し詳しく言うと、山﨑悠稀くん、佐野勇斗くん、板垣瑞生くんの3人はハンドマイクを持ち、仁人くんと塩﨑太智くんはヘッドセットをつけていて、一応全員歌って踊るグループではあったものの、明確に歌唱メンバー、ダンサーの区別がなされ、仁人くんはダンサー扱いだったのです。
彼は元々4歳の頃からダンスを習っていて、そのため研究生時代からダンスの実力は他のメンバーと比べても抜きんでていました。一方で歌はダンスほど得意としておらず、実際研究生時代のオーディション映像*4を見てもダンスはすごいけど歌はさほど…といった印象。
言ってしまえば、M!LKの元メンバーである板垣瑞生くんとか、現在SUPER★DRAGONでダンサーを務めている志村玲於くんや飯島颯くんのほうが、当時は仁人くんより歌上手かったのではないか、と思うほど。
そのため、彼は「ダンス特化型」のイメージが強いメンバーでした。
しかし彼は、努力を積み重ね、歌のほうもめきめきと上達していきます。
6thシングル「テルネロファイター」を出した頃にはソロでフェイクを任されるほどになりましたし、
その後に出したCDの表題曲でも、結成時からM!LKのメインボーカルを務めていた山﨑悠稀くんと共に数少ないソロパートを担当したり、落ちサビを二分してそれぞれソロで担当したりと、悠稀くんと並ぶ歌唱メンバーに成長したのです。
そして、山﨑悠稀くんの卒業後は、
もうどう見てもM!LKのメインボーカル。
ここ最近は他のメンバーへもパートを回そうと努力しているようで、仁人くんのパートは逆に減少傾向にありますが、それでもやはり独特の存在感がありますし、「ここだ!」というところ*5ではしっかり彼の歌声が使われています。
特に高音パートは仁人くんに任せれば安心。そんな雰囲気ができているように思います。
もちろんダンサーとしての実力も落ちることはなく、健在。
仁人くんはこうしてM!LKの最強パフォーマーとなりましたが、ここに至るまで相当な苦労と努力があったのは明白*6で、まさに「努力の人」。
そんなところがとてもかっこいいと私は思うんです。
しかし彼のかっこよさはこれだけではありません。
彼はこういった努力を、努力だと、苦労だと思わないタイプの人間。
自分を表現する、魅せるということが昔から好きな、生粋のエンターテイナーで、自分の表現力を高めるためなら努力を努力とも思わず、やってのけてしまうような人間。
だから彼は、ファンの前ではいつでも明るい笑顔を見せ、裏での努力の辛さを見せることなく、最高のパフォーマンスを見せてくれるのです。
その姿は見る者を魅了し、見る者を元気づけてくれる、まさに「アイドル」。
EBiDAN界隈には「アイドル」という肩書きを嫌う人*7も多いですが、「アイドル」ってそもそも最初から自称できるものではないと思うんです。
「偶像」という意味を持つ言葉ですし、所謂「神」みたいなものですから、よくよく考えてみれば最初から積極的に自称したら結構イタい言葉ですよね…
だから、「アイドル」とは本来、見る人にそう認められて初めてなれるものだと思うし、私個人的にはメンバーを評すとき「アイドル」という言葉を使うのは最上級の誉め言葉です。
そういった意味を含めても、仁人くんは真の「アイドル」だと私は思います。
M!LKのファンは、EBiDANでは珍しくM!LKを肯定的な意味で「アイドル」だと捉えている人が多く、M!LKもそれを受け入れ、自称までしているグループで、仁人くんも例外なく「アイドル」を自称しています。
彼は「アイドル」という肩書きを嫌っているような様子はなく、というか、そもそもそういった肩書きにこだわっているような様子がありません。
彼は純粋に自分を表現するのが好き。
表現して、目の前にいる人たちに楽しんでもらうのが好き。ただそれだけなのです。
そして、その好きなことをやっていたら、いつの間にか「アイドル」になっていて、それを普通に受け入れた。
彼はそういうタイプだと思うし、つまり自ら目指したわけでもないのになってしまった、天性の「アイドル」と言える。
つまり彼は、最強のパフォーマーであり最強の「アイドル」。
めちゃくちゃかっこよくないですか?
あまりにも完璧すぎて、もはや同じ人間ではないのではないかとすら思えてくるほどの存在。
彼のエンターテイナー精神は歌やダンスといったパフォーマンスだけにとどまらず、バラエティー面でも発揮されています。
先月投稿されたこの動画。
柔太朗くんと2人でやった企画動画でしたが、この動画の仁人くんは、辛いを通り越してかなり痛いらしい焼きそばを「柔太朗ができそうにないなら俺がやらねば」といった精神で見事完食しました。
一口目を食べたときのリアクションもなかなか面白く、そういう意味でも彼はすごいと思う。
この動画では佐野くんと交互にそれぞれの地元愛を語っていますが、その地元の魅力がよく伝わってくるトーク力の高さもさることながら、合間合間に見せる顔芸や佐野くんに対するツッコみも面白く、彼のセンスの高さが垣間見えます。
この動画では仁人くんによる「愛してる」無双が見れますが、演技力もなかなか高いです。
ジャンケンで先攻後攻決めるところとか、意気込み語ってるところの時点でスイッチ入ってるし。
ライブパフォーマンスだけでなく、バラエティーでもしっかり楽しませてくれる彼。
本当に何でもできるじゃんこの人。
そして、こんな彼こそがM!LKのリーダーであり、今やM!LKの象徴でもあるメンバーなのです。
そりゃM!LKが最強グループになるわけだわ。
彼がいる限り、彼がM!LKを率いる限り私はM!LKを降りないと思うし、降りられないと思います。
だってこんなに楽しませてくれるんだもの。魅了しようとしてくるんだもの。
彼を見ていると、「アイドル」の魅力を理解させられるし、やっぱり「アイドル」こそが最強だと思う。
つまらないプライドで「アイドル」という肩書きを蔑視する人よりずっとかっこいい。
彼はそれを見事に証明しているメンバーだと思います。
まあつまるところ、今回結論として言いたいことは1つだけです。
吉田仁人はいいぞ!!
*1:元メンバーを含めれば、同じM!LKで活動していた山﨑悠稀くんや、最近解散したPRIZMAXの森英寿くんも同世代です
*2:仁人くんが一人っ子ならまだしも、2人兄弟らしいですからね。弟さんもよく了承したなと思います
*3:後からEBiDANの地方拠点が作られたのも、当時から仁人くんや他にも数名地方から通ってくる逸材メンバーがおり、地方の逸材を積極的に発掘しようとしたのが大きいと思います。東京まで通うのは厳しいけど、少し足を伸ばせば届くところに拠点があれば通える、という逸材を集めて、最終的には東京でデビュー、という考えで作られたものだと思いますが、現状地方研究生を見ているとそこまでの野心を持って活動している子はほとんどいる印象がなく、ファンも望んでいなさそうで、地方拠点がそんな環境になってしまっているのが個人的に少し残念です
*4:https://stardust-ch.jp/movie/detail/505710 ※スターダストチャンネル会員限定映像
*5:落ちサビ、締めパートなど
*6:他のメンバーが努力していないというわけではもちろんないと思うけれども
*7:ファンの中にもそのような人は未だたくさん残っているし、メンバーにもそんな雰囲気の子がちらほらいる印象
*8:スターダストチャンネルの成人式企画で行われたもの。立つだけがやっとでほとんど腰が抜けており、危ないとの判断が下されたのか飛ばずに終わりました