M!LKの初期メンバーと追加メンバーの関係の尊さを語る
M!LKの追加メンバーが途中加入してから1年半ほどが経過しました。
今ではすっかり一人前のメンバーとして馴染んでおり、M!LKの公式YouTubeチャンネルから定期的に投稿されるM!LK LABO+を見ていても、初期メンバーと対等に会話しているところが見れます。
ぶっちゃけ今さら感はありますが、M!LKの5年ちょっとの歴史の中、追加メンバーの1年半ほどの活動期間は、初期メンバーと比べればまだまだな長さ。そんな両者が対等に接するなんて、普通に考えればそう簡単にできることではないと思うし、だからこそ、未だに私はこういったところに尊さを感じるのです。
今回はこの尊さについてもう少し掘り下げ、語っていきたいと思います。
まず、M!LKの初期メンバーと追加メンバーは具体的にどれほどのキャリアの差があるかを計算してみると。
初期メンバーは、M!LK結成日の2014年11月24日、追加メンバーは、加入が発表された2018年8月28日をデビュー日として計算します。
すると、EBiDANのデビューメンバーとしては1373日*1のキャリアの差があることになります。
これ、実は結構な差です。
これだけではこのすごさがわからない方もいると思いますが、参考までに以下の例を出しておきます。
EBiDANのトップグループで、EBiDANから最初にデビューしたグループである、超特急とDISH//のデビュー日は、2011年12月25日。
ここで、超特急やDISH//と、M!LKの初期メンバーのキャリア日数の差を計算すると、なんと1065日*2。
意外にもこちらのほうが差が小さいんです。*3
ちなみに、DISH//の最年少メンバーである北村匠海くんと矢部昌暉くんと、M!LKの最年長メンバーである佐野勇斗くんは同い年ですが、佐野くんは匠海くんや昌暉くんのことを当然先輩だと思っており、ずっと敬語で話しかけているそうです。
「同い年なんだからタメ口でいいよ」と言われたこともあるけども、なかなか取れないのだとか。
キャリア差1065日で同い年の、DISH//とM!LK初期メンバーですらこんな間柄なのに、1373日も差があり、全員初期メンバーより年下であるM!LKの追加メンバーが初期メンバーに対して対等に接するのがどれだけ大変だったか、想像に難くないでしょう。
佐野くんを筆頭に初期メンバーが「これから一緒に活動していくんだから」と敬語禁止令を発令し、徐々に敬語が取れていった追加メンバーでしたが、最初は大変だったと思います。*4
初期メンバーから見て超特急、DISH//は大先輩ですが、追加メンバーから見て初期メンバーはそれと同等以上の大先輩だったでしょうから。
宮世琉弥くんなんかは加入したばかりの頃に行われた「焼きM!LKパーティー」*5の時点で少し取れ始めていたけれども、山中柔太朗くんなんかは礼節を重んじそうな雰囲気があり、なかなか取れなさそうだなあ…と見ていて思った覚えがあります。曽野舜太くんはこの2人の間くらい。
それでも、追加メンバーのデビューシングル「Over The Storm」のリリースイベントが終わる頃には、3人ともすっかりグループに馴染んでいい意味で後輩っぽさがなくなり、初期メンバーとも対等に話すことができるようになっていました。
まだ追加メンバーが研究生のときで、もう2年半ほど前のものになるこの動画。
「僕たちも一緒に、M!LKのポーズをさせていただきたいです!」と当時のM!LKにお願いする柔太朗くんがいます。
彼のM!LKへの加入を知ったとき、真っ先にこれが思い浮かびましたが、このときは当然、「すごい先輩を相手にしている」感がすごいです。
そんな彼が今では、
初期メンバーに対してこんな口きくようになりました。すごい。
この動画の0:47からの部分について。
舜太くんも、加入当初は「少しでも早く先輩方に追いつけるように、頑張っていきます!」なんて言っていた「後輩」だったのに、
初期メンバーにもグイグイ絡みに行き、なかなか言う子になりましたよね。*6
ここに至るまで、追加メンバーはたくさん努力したと思います。
いつまでも後輩の気持ちでいては敬語なんて取れないだろうし、自分たちより3年半も長く活動している初期メンバーと並べるようになろうと努力したと思います。
元々完成されたグループに馴染もうと努力したと思います。
それと同時に、初期メンバーもたくさん努力したと思います。
3年半も同じメンバーで活動してきて、1人のメンバーとの悲しい別れを経験した直後でも、新しいメンバーを歓迎し受け入れようと努力したと思います。
追加メンバーが馴染めるような環境づくりができるよう、努力したと思います。
それがあってこその、今の関係なのだと。
双方の努力があったからこそ、今こうして同じユニットのメンバーとして対等にやれてるんだと思うと、両者の関係が尊いなあと思ってしまうのです。
上っ面だけではなく、ちゃんと心からお互いのことを尊重していて、仲良くなっている。それも義務感で嫌々なったわけではなく、本気で仲間になろうとして歩み寄ってなった。
M!LKのメンバーは当たり前のようにやってのけたけど、よく考えれば当たり前にはいかないことも多いと思うんです。
だから、私はそんなM!LKがますます好きになったし、追加メンバーが入った時も応援し続けようと思えました。
つい最近、瑞生くんと琉弥くん、つまり初期メンバーと追加メンバーが1人ずつ卒業していったけれども、これを受けても両者の関係が険悪なムードになることもありませんでしたし、ますます団結しようとしています。
M!LKのそんなところも、また好き。
初期体制の頃から追っているし、初期体制の頃のM!LKが好きではないというわけではないけど、メンバー同士の関係の面では今のM!LKのほうが私は好きです。
これからもその良好な関係を保って、「みんなでM!LK」の精神で、上を目指して頑張ってほしいなと思います。
*1:約3年9ヶ月
*2:約2年11ヶ月
*3:ちなみにまた参考までに、グループとしてはM!LKの後輩になるSUPER★DRAGONの結成日である2015年9月27日から、M!LK追加メンバーのデビュー日2018年8月28日までの日数を数えると、1066日。キャリア差的には、M!LKの追加メンバーから見たSUPER★DRAGONが、M!LK初期メンバーから見た超特急とDISH//と同等と言えます
*4:敬語禁止令といえば、SUPER★DRAGONの結成当初、年上メンバーであるファイヤードラゴンが年下メンバーのサンダードラゴンに対して発令したというエピソードもありますね。しかし、SUPER★DRAGONはあくまでデビューしたのは両者同時でしたし、そこがM!LKとの大きな違いだと思います
*5:M!LKのファンクラブ「PREMIUM MILK」で公開された動画内で行われたパーティー。8月に行われたらしく、もしかすると加入が発表される前に行われたものの可能性もあり