KEebidan’s diary

EBiDANオタクによる戯言ブログ。現在はM!LK一強。ZeBRA☆STAR大好きでした。

M!LK 有料配信ライブ「M!LK ONLINE CHU!? SUMMER -Around The World-」感想

 

 

 

 

 

6月27日にM!LK初の有料配信ライブ「M!LK ONLINE CHU」を成功させたM!LK。

ブログにも書いた通り、とても素晴らしいライブを見せてくれましたが↓

keebidan.hatenablog.com

そんなM!LKが8月2日に2回目の有料配信ライブを開催しました。

 

リアルタイムで見ていましたが、今回もまた素晴らしかった。

今回もアーカイブ何度も見返してますが、5回は見たと思います。またアーカイブ配信期間ギリギリまで見返したいと思います!

 

ここで、記者の方々が書いてくださったライブレポを置いておきまして↓

natalie.mu

www.m-on-music.jp

news.mynavi.jp

 

ここからは私の感想を書いていきたいと思います。

 

 

 

 

まず、今回はライブハウスではなく、LED大画面のついたステージセットCG映像が演出の中心に使われており、前回とは違ったワクワク感を感じさせてくれました。

演出の中で一貫して出てきたのは、オープニング映像で出てきた木になった白い林檎。この林檎が落ちるところから物語は始まり、宇宙を飛び、世界を旅して、時には赤く染まって食べられ、最後には新たなる冒険へと出かけていきます。

林檎の冒険的なコンセプトだったのかな?今回はMCは少なめで、序盤の自己紹介MC以降はアンコールで再登場したときまで一切MCがなく、今回のライブのコンセプトについては説明もあまりありませんでした。

メンバーの塩﨑太智くんが終演後のブログで「たくさん考察してね」と言っていた*1ことから、そこまでかっちりと決めないといけないものではなく、受け手に解釈をゆだねるもののようです。

 

セトリのほうは、今回は全部で14曲パフォーマンスし、そのうち前回も披露した曲は2曲のみ、つまり前回からほとんどガラリと変えたセトリで行われました。

特に印象的だったものをいくつか書いていきたいと思います。

 

 

 

 

まず、2番目に披露された「Gotta Get Up」

これはライブで披露されたのは今回が初ですが、9thシングル「かすかに、君だった。」のType-B収録のカップリング曲で、音源では卒業メンバーである板垣瑞生くんと宮世琉弥くんも参加した曲でした。

9thシングル収録曲の中では唯一披露されたことがなかった曲だったのもあり、ようやくこの曲のパフォーマンスを見れて嬉しかったです。お洒落なEDM調の曲でありながらノりやすいキャッチーな曲で、ダンスもすごくノリノリで可愛らしかったですね。

ただ、欲を言えば7人のうちに披露してほしかった…

良いパフォーマンスだっただけに、瑞生くんと琉弥くんもこの中に参加してたらどんなパフォーマンスしてたんだろう…と想像してしまいました。特にこの曲は歌い出しの担当が本来琉弥くんであり、サビのソロも琉弥くんだけ2回担当していたりと琉弥くんメインな感じで作られた曲だったので、せめて琉弥くんだけでも見たかったですね…

でもやっぱり良い曲でした。これは今後ライブの定番曲になってほしい。エビライとか、他のEBiDANグループのファンがいる場でも積極的にやってほしいなあと思ったりもします。

www.youtube.com

 

次に、5番目に披露された「パッパラ・シュビドゥ・ヴァァァァァァァ」

これは和風バージョンの「サラブレッド御曹司CITY BOY」のイントロ、アウトロをBGMに和風な映像が流された後に披露されたものですが、その流れを汲んでこの曲も和風バージョンに編曲されたものが披露されました。もちろんメンバーの衣装も和風です。

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金髪の推しの和装は神です。

前回のライブでも和風衣装が披露されており、このときは「着物」って感じのものでしたが、今回は大正浪漫な軍服にメンバーカラーの入った羽織を組み合わせたもの

また豪華な衣装見せてくれましたね…今回のライブでいちばん好きなのはこの衣装です。

正直曲のほうは前回の「サラブレッド御曹司CITY BOY」と比べると和風アレンジが雑というか、しっかり和風の曲になってる感じがせず、適当に和楽器の音加えただけな感じがしたというか、そのあたりは残念に思いましたが、衣装が良かったのでもうなんでもいいです←

衣装部門大優勝曲でした。

 

次に、6番目に披露された「Amore~僕は君に愛を叫ぶ~」

「パッパラ・シュビドゥ・ヴァァァァァァァ」に続いて披露された曲ですが、この曲の衣装の軍帽と羽織を脱ぐとマタドール衣装に早変わり。

和服に身を包んだ美少年からマタドールに変身したM!LKは、激しいダンスと共に熱い愛を歌ってくれました。

前回はこの曲のダンスをあまり見れなかったのだけども、今回はがっつり踊ってくれたので、初めてこの曲のダンスをしっかり見れたと思います。

個人的にいちばん好きなところは、サビの入りのポーズ。あんなに深くかがむというか、脚伸ばすというか…あそこまでのポーズ取るとは思ってなかったので驚いたのもあるし、この部分での吉田仁人くんの姿勢の良さもまたいい。推しの脚の長さとか、ピンとした背筋とかに惚れる曲になりそう。

 

次に、8番目に披露された「MAGIC CARPET」

これは正直言うと、この曲のイントロが流れたときはズッコケました。

なぜかというと、この曲が披露される前には山中柔太朗くんと曽野舜太くんが蛇にそそのかされて赤い林檎を食べ、真っ白だった2人が真っ赤に染まるような演出の映像が流されていたからです。

この演出からして、私は最初「途中加入ゆえBLACK M!LK化したことがない*2この2人も、ついにBLACK M!LK化か…!?」と期待した*3のですが、結局やったのはこの曲という…

BLACK M!LKじゃないんかーい!*4

でも、この曲のイントロが流れた時にはステージに寝転がるメンバーが上方カメラで映し出されており、そのステージもLED画面となっていて魔法の絨毯が映し出され、メンバーが本当に魔法の絨毯の上で歌い踊る様が表現されていたのはよかったと思いました。

ちょっと個人的には変化球だったけども、流れ的に「パッパラ・シュビドゥ・ヴァァァァァァァ」の日本と「Amore~僕は君に愛を叫ぶ~」のスペインの次は、アラビアのほうに旅に出たととらえるのが妥当でしょうか。それを表現したのが、この曲だったのでしょうね。

 

次に、9番目に披露された「May」

この曲はすごくエモかった。元々曲自体がエモいんですが、ちょっとした小道具を使ったパフォーマンスがすごくエモかった。

その小道具というのは赤いリボンなんですが、1番Bメロあたりからこのリボンを出し始め、曲中で互いのリボンを引っ張り合って何かを形作ったりメンバーの誰かを縛るように見せたり自らの手首を縛られているように見せてもがいたり

儚げな白衣装も相まってとても胸を打たれる演出でした。

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ステージの上下運動もこの曲がいちばん激しかったと思います。

段状になってそれぞれのステージに立つメンバーのいる高さが変わったり、こうまで動くステージを使っていたとは…本当に、配信ではなく会場のライブを見ているような気分になって興奮しました。

 

次に、10番目に披露された「ジャングリズム」

この曲はここのところアレンジバージョンを披露することが多かったものの、今回は久しぶりにオリジナルバージョンが披露されたと思います。

アレンジバージョンではカットされがちだった2番サビ後の動物の鳴き真似パート、ここもしっかりやっていましたね。

この曲はリリース当時は7人体制で、メンバーが1人1つずつ動物の鳴き真似をしていたため、泣き声も7種類あるんですが、そこはどうなるかな…と思っていたら、瑞生くんパートは太智くんが、琉弥くんパートは舜太くんがやっていて、ちゃんと残してくれたようです。

現体制ではここのパートの扱いが難しくなるだろうな…と思っていたので、まさかちゃんとやるとは思っていませんでしたが、やってくれて嬉しかったです。

 

次に、11番目に披露された「Around The World」

今回のライブタイトルにもなった曲で、一旦の締めに使われた曲です。

今回初披露ではなく、2ndシングル「Time Capsule」に収録された曲なのでもう結構前からある曲ではあるものの、この曲で自分たちは世界中と繋がっているんだという物語を見せてくれました。

ステージ後ろのLED画面には、たくさんのファンの姿が映し出され*5、時々画面に映るファンを見て微笑みながら歌うメンバーの姿は本当に素敵でした。ファンは当然メンバーのことが大好きで応援していますが、メンバーも私たちファンのことを愛してくれているんだろうなと、そう思えたシーンで、改めてM!LKのことが大好きになれました。

 

「Around The World」で一旦締めると、メンバーによる癖の強い「もう一杯!」*6がしばらく流れ、その後は新曲「SDR」を披露。

この曲は7月25日に配信リリースされた曲で、太智くんと舜太くんがメインボーカル、他3人はコーラスとダンス担当としてパフォーマンスする曲です。

この2人は現体制でこそ歌の見せ場は増えてきたものの、前体制以前の曲ではほぼほぼ歌の見せ場を与えられない代表格メンバーでした。

そんな2人にメインボーカルを任せたという時点で結構な冒険曲ですが、この曲は80年代ハードロックを意識して作られたとのことで、また今までのM!LKになかったタイプのかっこいい曲といえます。

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これが不思議と2人にバチッとはまっていたんですよね…

可愛らしい声の印象が強い太智くんは、力を入れて歌うとなかなかロックだし、高めでふわふわした声で話す印象が強い舜太くんは、低音歌わせるとすごくダンディーだし。
この2人に80年代ハードロックというジャンルを選んだ人にお布施渡したい気分です。

本当にありがとうございます。

 

「SDR」が終わると、突然始まって突然終わった*7「HEADBANG!」という新曲が。

BLACK M!LKもヘドバンしていたけどM!LKもヘドバンするようになったんですね。だいぶ激しかったけど、ちゃんとM!LKらしい明るさもしっかりあって、メンバーのヘドバンのしかたもどことなくアイドル感が残っていて、すごく「M!LKのヘドバンだ!」って感じでした。伝わるかわかりませんが…(笑)

MCを挟んで最後の最後にはMy Treasureを披露し、舜太くんが最後の最後で「早く会いたいよー!」と絶叫。最年少で純粋少年な舜太くんが言うからこそ、感動のシーンでした。これでライブが締めくくられたのも大正解。感動で幕を閉じられました。

 

「いくつか」と言いつつほとんどの曲について長々と書いてきてしまいましたが、それだけ今回のライブもほとんどの曲が印象的で、とてもよかったです。

 

 

 

 

総括して思ったのは、今回のM!LKも配信だからこそできる演出を楽しんでいるなということ、また今までのM!LKのイメージを覆す方向で出してきたな、ということです。

いつものライブよりずっと安い料金で開催しており、かつ配信ライブとなれば、M!LKのことを知っていたけどライブに行くまでには至らなかったという人でも、今回のライブは見ていたという人は多かったと思います。そんな人たちのM!LKの固定観念を覆しに行くようなライブだったなと、私は感じました。

 

本当に、可愛くてトンチキだけじゃなくなってきています

もちろん可愛いもトンチキもできるけど、かっこいいやエモい、激しいも表現できるようになったのが今のM!LKです。

メンバーの入れ替えもありつつ、進化を止めずここまで来たのが今のM!LKです。

そんな彼らの魅力が存分に発揮されていたライブでした。

 

そんなM!LKですが、9月30日に4thアルバムを発売するそうです。

収録曲など中身の詳細はまだ不明ですが、きっとまたいい作品を作ってくれるだろうと期待が高まりますね。

約2ヶ月先になるので、すぐにいろいろと情報が解禁されていくと思います。情報解禁から発売まで、楽しみにしています。

 

今回も、素敵なライブをありがとうございました。

 

 

 

 

 

P.S.

今回のライブはやわしゅんが大優勝でしたね…

途中加入メンバーと言えども、きっと彼らはこれからもM!LKの立派な一員として活躍してくれるでしょう。

彼らの今後が、とても楽しみです。

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*1:https://lineblog.me/sd_milk/archives/8446902.html

*2:2人は実はFC会員限定イベントでBLACK M!LKの曲のパフォーマンスをしたことはあるのですが、あれでBLACK M!LK化したことがあるとは言えないと私は解釈しています

*3:BLACK M!LKといえば「会場を真っ赤に染めろ!」ですし…でもBLACK M!LK化するなら林檎じゃなくてブラックコーヒーですかね…柔太朗くん飲めないと思うけど(笑)

*4:今の5人のBLACK M!LKもわりと真面目に見たいです

*5:事前にFC会員を対象に映像で参加するファンを募集しており、それに申し込んで抽選に当たった人が参加したものです。ちなみに私は参加していません←

*6:突然ボイパを始めたり、それに合わせて歌い出したり、なぜか身内の名前を暴露するメンバーがいたり、なぜかサッカー日本代表の応援をし始めたりしていた

*7:Banzai」と同じく、短い曲として作られたようです