SUPER★DRAGONが本格的に落ち目になったと感じた話
今回はタイトルを見ていただければわかる通り、あまり明るくない話題です。
SUPER★DRAGONの元ファンという目線からのブログになります。
ここ最近深くは追っていないので、知識も浅く、元ファンゆえの偏見まみれの記事にもなると思いますが、それを了承した上で読んでいただけたらと思います。
タイトルの内容に全く同意できないという方は読まないほうがいいです。すぐにお戻りください。
戻る方は戻られましたか?それでは始めます。
まず、私は昨年の春に行われた7th ONEMAN LIVE TOUR『Emotions』を見に行って失望し*1、このライブを最後に現場を降り、その後ブログやSNSなどはしばらく追っていたものの、3rdアルバムのリード曲にまた失望して完全に降りた元SUPER★DRAGONファンです。
なぜ失望したかというと、一言で言えば見てて楽しいグループじゃなくなったから。
4thシングルの「SWEET DEVIL」や、収録されたアルバムの情報より先行してMVが配信された「Untouchable MAX」あたりまでは、ダブステップとヘビーロックの融合という独特な音楽性もありつつ、ポップで親しみやすい要素もあり、聞いてて楽しかった。メンバーもすごく楽しそうにパフォーマンスするから見てるこっちも楽しかった。
そういう意味でも2ndシングルの「ワチャ-ガチャ!」はSUPER★DRAGON史上最高傑作CDだったと思っています。収録曲全部面白かったCDってこれだけな気がする。
それが、2ndアルバムを出してリード曲を「WARNING」にし、この曲のMVを出したあたりからなんかおかしい方向に行き始めたわけです。
言ってしまえばただのK-POPの真似事グループになってしまったというか。
そもそも、この時期のEBiDANは全体的に、EBiSSHとさとり少年団の合同ユニットONE N' ONLYの音楽性といい、BATTLE BOYSの一企画、BATTLE SONG企画で作られた曲といい、新体制になったPRIZMAXが一発目に出したCDの音楽性といい、みんながみんなK-POPに染まってる感じがしてすごく気持ち悪かった覚えがあります。*2
K-POPっぽいのが悪いのではなくて、みんながみんなそうなってるのが気持ち悪かった。*3*4
SUPER★DRAGONもその波にまんまと乗っかりましたし、面白さもなくなるわダサいわ、何を勘違いしたのかスカした顔でパフォーマンスするようになって見てて気持ちもしらけるわで、そういうことを嬉々としてやってるメンバーを見るのもしんどいくらいになって、完全に降りました。
まあしかし、これは私の個人的な意見であり、私のように失望せず追い続けたファンの人たちもたくさんいたと思います。
事務所にはすごく推されてるしきっと人気グループとしてやっていき続けるんだろうな~と思いながら、情報が流れてくれば軽く目を通すくらいのことはしていた*5のですが。
昨年は3rdアルバム発売後、東阪で野音ライブをやったり、ファイヤーとサンダーに別れてミニアルバムを出したり、各ユニットのライブツアーをやったりといろいろやったようで。
なんか、野音までは順調そうな雰囲気を感じたのですが、ユニットライブツアーはそうでもなかったというような情報を見ましたし、ライブの雰囲気は何とも言えませんが毎回のように当日券情報が入ってきていたので確実に集客力は落ちたようですね。
そして昨年最後の仕事は、事務所の先輩グループであるももいろクローバーZが主催のももいろ歌合戦だったそうですが。
なんとSUPER★DRAGONはももクロ先輩のメジャーデビュー曲「行くぜっ!怪盗少女」をカバーしたそうで。
私はリアルタイムでは見ませんでしたが、このツイートを見てちょっと興味を持ってリンク先の動画を見ました↓
#ももクロ#えびぞりジャンプ #このジャンプがアイドル史を更新する。#スタダ #後輩 #SUPERDRAGON #ももいろ歌合戦 #スパドラ
— EBiDAN 39&KiDS (@ebi_dan) 2019年12月31日
SUPER★DRAGON /「♪行くぜっ!怪盗少女」 #Abemaビデオ 無料配信中!https://t.co/jW3QFmwPTQ
やっぱりモノノフさんが凄い。そしてアツイ。
何度も観てるなうです。 pic.twitter.com/X8mj4uw5iJ
久々に彼らのパフォーマンスを面白いと思いました。
私の中での「これぞSUPER★DRAGON」というような音のアレンジがされていたし、そんなアレンジをしつつもももクロのポップな曲を全力で歌って踊るなんて、ここ最近の彼らじゃ考えられなかったし見てて楽しかったです。
ただ、一方で引っかかることも結構ありました。
私は最初、これはももクロの曲を他のアーティスト、または後輩グループがカバーしようのコーナーみたいな、そういう場で披露されたもので、おそらく別で自分たちの曲も何かやったんだろうなと思っていました。
しかし、セットリストを調べてみたら、SUPER★DRAGONはマジでこれしかやらなかったらしいですね。
衝撃すぎて笑っちゃいましたよ。これ、今のファンから見てどうだったんだろう…
こういう、いろんなアーティストも集まっていてそのファンも集まっているだろうという場で、アピールのチャンスでもあるのに自分たちの曲はやらせてもらえず先輩の曲のカバーしかやらせてもらえないって、結構な扱いでは?
あと、メンバーの池田彪馬くんがリハーサル中に体調不良で倒れて出演を見合わせ、本番は8人でのパフォーマンスになったということでしたが。
池田彪馬くんといえば、SUPER★DRAGONのメインボーカルの1人でメンバーの中でもパフォーマンスにおいて特に重要な存在。もし自分たちの曲をやることになっていたら彼の穴は大きく、その穴を埋めようと他のメンバーが頑張る姿などもっといいステージができたような気がしますが…ももクロのカバーだけってね…笑
自分たちの曲をやってないので、ぶっちゃけ彼1人いようがいまいが大して変わらないというステージになってしまったような…しかも8人って今のももクロの4人のちょうど2倍の人数なので、むしろ8人ステージのほうがやりやすそうに見えたくらいで。
それか、元々は自分たちの曲もやる予定だったけど、彪馬くんの出演見合わせの影響でそれが難しいと判断され、カバーだけになったとか?そんなことあったらさすがにひどすぎるな。
何より、ぶっちゃけカバーだけだったらSUPER★DRAGONにこだわって出す必要なかったですよね?
いやたしかに、SUPER★DRAGONがやるからこそのアレンジもあったし面白いステージではあったんですけど、カバーだけをやるというならEBiDANグループにこだわるにしても超特急とかDISH//とかM!LKあたりでも全然よかったですよね?*6
つまり、「ももクロの後輩グループだったらぶっちゃけ誰でもいい枠」としてSUPER★DRAGONは出演したわけで。
なんか、ずいぶんと扱いが雑になったなあと思いましたね。少なくとも前のような丁寧さはなくなっている。今や弟グループの原因は自分にある。のほうが丁寧に売り出されてる気がします。
もしかしたらモノノフを取り込むことを目的としてやったのかもしれないけど、だったらなおさら自分たちの曲をやったほうがいいと思うし、カバーだけやられても「先輩をリスペクトしてくれてありがとう!」で終わる人が大半だと思います。
というか後輩グループの立場で、もう4年以上も活動してきて、今さらモノノフを取り込もうと必死になる必要あるの?
そう思うと、そういう目的でやったんだとしても、やっぱりSUPER★DRAGONはそこまで落ちたんだなあと残念な気持ちになってくる。
自分が降りた直後あたりから下り坂に入った様子を見ていると滑稽でもありますが。ここまでだとさすがに同情しましたね。
まとめると、面白かったけど、グループとしてかなり落ちたのをすごく感じるステージでした。
降りた当時は単純に自分の好み、理想に合わなくなったという個人的感情が強かったけど、今冷静になって見ても、こんな様子を見ていると本格的に落ち目になってるとしか思えません。
それでもまだEBiDANの中じゃファンは多いほうに入るんでしょうが、今年はどうなるでしょうか。
原因は自分にある。は急激に伸びているし、最近は大阪の研究生がデビューしそうな雰囲気もあって今後どのような展開が起きるか注目したいところだし、SUPER★DRAGONも若い後輩グループたちに追い抜かれそうになる恐怖を結成5年目にしてようやく、本格的に味わうことになるかもしれませんね。
そんなとき、SUPER★DRAGONはどんな行動を取るか。それ次第でこのグループは伸びもするしさらに落ちもすると思います。
今はもう追ってないけど、元々ファンだった身として、これからも動向を軽く見守ろうかなと思います。
*1:2ndアルバムの内容を聞いた時点で冷め始めてはいた
*2:そもそもEBiDANの良さの1つとして、いろんな音楽性を持ったグループが集まっていてかぶらないというものがあったと思います。それが、某J事務所とのかぶりを防ぎかつ流行りを取り入れようとしすぎたせいでみんなK-POP化し出したのがすごく気持ち悪かったし、だからそんな中そのグループの味というものをなくさず自分たちらしさを貫いたグループはかっこいいと思っているし、M!LK、ZeBRA☆STAR、EDAMAME BEANSを推している理由の1つでもあります
*3:M!LKのファンをしていると「量産型アイドル」とバカにされることもしばしばありますが、もはやどっちが量産だよと言いたくなります。少なくともM!LKはEBiDAN内では独自性保ってると思いますが
*4:K-POPっぽいグループはEBiSSH1つだけで十分です。さとり少年団を巻き込んだONE N' ONLYを好きになることは一生ないと思う
*5:SUPER★DRAGON公式TwitterやメンバーのSNSなどは全部ブロックしたので、EBiDAN 39&KiDSのTwitterが軽く流してくる情報や、LINEでたまに流れてくる情報を見ていた程度で本当に深くまでは追っていません
*6:まあ、M!LKのファンとしてはこのSUPER★DRAGONの扱い見ててM!LKがこの枠で出なくてよかったと心底思いましたが