BATTLE BOYSのファンはなぜZeBRA☆STARの柊くんに興味を持たないのか不思議だと思う話
今回は雑談のような記事になりますが、語っていきたいことはタイトルの通りのことです。
「そんなのBATTLE BOYSのこのメンバーが好きで応援してるだけなんだから、ZeBRA☆STARはどうでもいい」って言われたらまあそれまでになるのですが、私が抱いている印象として、BATTLE BOYSのファンってやたらと「実力」というものを重視しているように言う人が多いイメージがあります。
最近はBATTLE BOYSも大きな動きがあったようで、人気のあるメンバーのほとんどがごっそり抜けていったみたいですが、まさにその層を推している人に対して特にそういうイメージがあります。紀田直哉くんとか特に歌上手い子でしたしね。「彼のような『実力』のあるメンバーがデビューできないなんておかしい!報われない!」みたいな、そういうことを言って騒いでるイメージが強いです。
それで、そういう人たちに対して、「それだったらなんでZeBRA☆STARには興味持たないの?」というのが私の疑問です。
もっと言えば、「なんでZeBRA☆STARの柊くんには興味持たないの?」ですね。
これから、なぜこのような疑問を持ったのか、詳しく語っていきたいと思います。
まず、私が上であげたZeBRA☆STARの柊くんのことを知らない方のために、以前私が書いた柊くんの紹介記事を下に貼りますが↓
改めて簡単に彼を紹介すると、元々ミュージカル俳優として活動していた*1子で、なんやかんやでスタダに入って、ZeBRA☆STARに加入してきた子です。
ZeBRA☆STARの中ではいちばん後輩ってくらいの歴の長さですが、それでも加入してからもう2年は経っており、そう考えるともう結構前からEBiDANにいる子なんですよね。
所謂03line*2世代なので、現在高校3年生。アイドルとしてもまさに売りどきの年齢です。
経歴もあって歌もダンスも文句なしに高い実力を持っており、ZeBRA☆STARの中ではいちばん後輩*3という立場にもかかわらず、最近出したCDの曲では堂々のセンターを務める活躍っぷり。それどころか、今はもはやZeBRA☆STARは柊くんのグループであると言っても過言ではないくらいになっています。
↑見ていただければわかると思いますが、あんまりZeBRA☆STARを知らない人でも「このチェック柄のジャケットの子(柊くん)がこのグループのエースなんだな」となんとなくわかるでしょう*4し、またなんとなく納得もできると思います。
SUPER★DRAGONの池田彪馬くんを少し思い起こさせる歌声ですが、彼の歌声よりは爽やかでストレートに響いてくる、良い歌声をしていますよね。途中途中で見せる表情もとても良いですし。
周りのメンバーが酷すぎて柊くんが引き立ってるってわけでもなくて、周りのメンバーだって普通に歌もダンスも上手いんですよ。
でも、そんな中でも柊くんの存在感ってすごいし、多分BATTLE BOYSの中でパフォーマンスさせても彼だったらそれなりに存在感放つことできたと思います。
それこそ紀田直哉くんとかと並んでパフォーマンスしても負けないというか、むしろ直哉くんのほうが負けてしまうのではないかと私は思いますけど、そのくらいの力が彼にはあると思うんです。
パフォーマンス力もそうだけど、キャラもかなり面白いですしね。
本当に感性が常人のそれじゃなさすぎて面白いですし、それは彼のTwitterとか、あとたまに書くブログとか見ていただければなんとなくわかると思いますが↓
EBiDANの他のメンバーでたとえるなら、BUDDiiSの森英寿くんに近いかもしれない。*5
「ふくらはぎの筋肉で思い当たるものは?」と聞かれて「アキレス腱!」と自信満々に答えたり、またマジカルバナナでは「バナナといったらフィリピン!」と斜め上すぎる変換をして周りを爆笑の渦に巻き込むなど、エピソードが尽きません。
パフォーマンス中はその実力も高くてすごくかっこいいし、パフォーマンスしていないときはめちゃくちゃ面白い子だし、こんなの、どう考えても天才じゃないですか。
ここまでの力を持つ子が、EBiDANの中でどんな扱いを受けているかといったらですよ?
まず、彼がZeBRA☆STARに加入して数ヶ月後に行われたEBiDAN THE LIVEでは、ZeBRA☆STARと同列に当たるEBiDANのKiDSグループ*6や、DAN⇄JYO、またBATTLE BOYSは「CHALLENGE STAGE 〜壁の向こうへ〜」というイベントに参加し、EBiDAN THE LIVEのオープニングアクトを務める権利を勝ち取るべくパフォーマンスをしていましたが、ZeBRA☆STARはなぜかこのイベントに参加しませんでした。
ちなみにその数日前にはZeBRA☆BLACK*7のイベントがありましたが、メンバーの話を聞いた感じだとメンバー本人の意向で出演しなかったというわけではなさそうであり、これはもう悪意しか感じない扱いです。
さらに、星男祭2020には参加予定だったようですが、新型コロナウイルスの影響で中止になってしまい、その後配信ライブという形で「EBiDAN Smile Fes」というライブが行われていましたが、これはBATTLE BOYS 5thG選抜、AMEZARI -RED STARS-、スタメンKiDS、EDAMAME BEANS、えびポン、DAN⇄JYOといったグループが出演したようですが、ここにも呼ばれないという酷い扱い。なんでDAN⇄JYOが出れるのにZeBRA☆STARが出れないんだよおかしいだろ。
そんなわけで、柊くんはEBiDANのイベントに全く参加したことがなく、もはや存在にすらあまり気づいてもらえていないと言っていいほどで、本当にすごい子なのにそれに見合うほどの知名度がない状態となってしまっています。*8
最近はZeBRA☆STAR運営もすごく頑張っていて、柊くんをエースとして売り出そうと頑張っているけども、多分もう事務所がZeBRA☆STARの存在を忘れていると思うし、そんな中で活動しているゆえに注目もされず、売り出しもされないという立場にいるわけです。
ここまでの話を聞いて、よくBATTLE BOYSメンバーのことを「こんなに実力あるのにデビューさせてもらえないなんて!報われない!」って言っている人たちは、柊くんみたいな子に関してはなんとも思わないのかな?というのが私が最初に言った疑問です。
そりゃ中には柊くんのことも知っている上でBATTLE BOYSを応援している人もいるでしょうが、BATTLE BOYSが好きな人の大半はZeBRA☆STARのことなんて興味なくて、柊くんのことも知らないと思います。そんなことなかったら柊くんのTwitterのフォロワー数が3桁なはずがないと思うから。
それに、BATTLE BOYSファンのKiDSグループに対する態度の酷さは自分の目でもしっかり見ていますからね。柊くんが加入してくるより前のエピソードですが、こんな人たちは絶対に柊くんなんて眼中にも入れていないでしょう。↓
私はBATTLE BOYSは特別追っていないのであまりイベントも行ったことありませんが、一度だけ、BATTLE BOYS OSAKAがAMEZARI -RED STARS-と一緒に合同シングル出したときのイベントには行ったことがあって、その当時だとBATTLE BOYSの主要メンバーはほとんど大阪のメンバーだったし、まさに当時の研究生トップ層を見たわけです。
でも、正直言って、そんな持ち上げられるほどの子たちではないと思ったし、何ならAMEZARIのほうは安藤夢叶くんとかジェイくんとか、パフォーマンスやMC等で印象深い子いましたけど、BATTLE BOYS OSAKAのほうは誰ひとりとして印象に残った子いませんでしたからね。まあ、いい子たちなんだろうな〜くらい。
それでもなぜかAMEZARIよりBATTLE BOYS OSAKAのほうが人気でしたし、「実力がある子が推されるべき!」とか言ってる人は、その事実について気にも留めなかったのかな?と不思議です。
「本当に実力がある子が推されるべきだと思ってるの?自分の推しが推されてほしいだけじゃないの?」と。
別に、自分の推しが推されてほしいと思うこと自体は、ファンとして当然抱く思いだと思うのでいいんですけどね。
でも、よくよく見ればAMEZARIとかZeBRA☆STARとかのほうが普通に実力高い子いて、かつ彼らのほうが事務所からぞんざいな扱いを受けていて、BATTLE BOYSの子たちなんてむしろ恵まれまくっている*9ほうなのに、「実力あるのに!報われない!!」って騒いでるから「ちょっと何言ってるんだろうこの人たち」ってなるんですよね。
デビューの定義もいろいろありますが、「CDデビュー」に関しては何ならBATTLE BOYSのほうが先越してますからね。
BATTLE BOYSは少なくとも4thシングル「NEXT ZONE」を出したときからSDRに所属しており*10、ある意味「デビュー」はすでに果たしているんです。これが2019年9月25日の話ですね。*11
それに対して、AMEZARIやZeBRA☆STARは、前からCDはいくつか出していたものの、その当時はSDRには所属しておらず、スターダスト音楽出版からほとんど限定盤のような形で売っていました。そのため当時の在庫が残っていない限り、彼らの過去のCDは入手することができなくなっています。
そんな中で、AMEZARIはBATTLE BOYS OSAKAと合同シングルを出した時に初めてSDRからCDを出します。このときは2020年2月12日ですね。今はSDRにプロフィールも載っていますが、彼らがここから単独で出したCDはまだ1枚もありません。
でもSDRに所属できたAMEZARIはまだいいです。ZeBRA☆STARなんて、SDRに拒否されたのか何なのか知りませんが、自分たちのレーベルをタワーレコード内に作って、それに所属しましたからね。つまり超インディーズですよ。そこから初めてCDを出したのがついこの間、2021年4月20日です。
私は、こういう行動を起こしたZeBRA☆STARのことはかっこいいと思っているけど、AMEZARIとか、あとはずっと路上ライブと手売りシングルでやってたEDAMAME BEANSだって最近ようやくSDRに所属できたのに、彼らはこんな行動に出たということは、「本当に事務所からないもの扱いされているんだろうな」と思えて悲しくなったし、こんなグループも存在する中、BATTLE BOYSの扱いなんて恵まれているにも程があります。実際そんな大したこともないのに、グループも組んでない研究生が、どれだけ恵まれているんだと。
BATTLE BOYSのほうがすごく恵まれているということ自体は百歩譲っていい*12んですけど、ファンがそれを自覚していないのがなんだかなあ、と思います。
だから、BATTLE BOYSより普通に実力も高いのにぞんざいな扱いを受けているグループには無関心で、それでいて自分の推しに関しては「実力あるのに報われない!」って意味不明なことが言えるんだろうなと。
結局大半のBATTLE BOYSのファンは、実力がある子ではなく、運営が切ないストーリー付きでゴリ押しした子に注目しているだけだと自覚していないんですよね。
弓木大和くんや紀田直哉くんとか、早い段階からBATTLE BOYSの全国選抜メンバーに選ばれてきたのに、全然デビューできないで長いことBATTLE BOYSの活動を続けていて、このストーリーに泣くファンは多いけども、結局それにのせられているだけでしょと。
特に弓木大和くんなんて1stから選ばれてる子ですけど、1st選抜当時からめちゃくちゃ人気があったってわけでもなくて、全国選抜に選ばれて推されたことで人気が出たわけじゃないですか。*13
それプラス、ここ最近は「1st選抜に選ばれたメンバーで唯一デビューできていないかわいそうな子」として推されて、ファンの同情を集めて得た人気って感じで、それ以上のものが彼にあるかと言われると、ぶっちゃけこれといったものはファンですらも答えられないっていうのが正直なところだと思うんですよね。*14*15
もうこの時点でわかりますよね。大半のファンは推されている子をミーハー的に推しているだけです。
それ自体は悪くないけど、それを自覚せずに「自分は実力でメンバーを見て判断しているんだ!」みたいな態度を取っている人が多いから気持ち悪いんです。
本当に実力あるのに全然注目されなくてかわいそうな子を応援したいと思っているなら、BATTLE BOYSのゴリ押しされているメンバーになんか目を向けないで、ZeBRA☆STARの柊くんとか、他のメンバーも出すならAMEZARIのジェイくんとか、EDAMAME BEANSの直哉くん、喜穏くんとか、そっちに目を向けると思うんですよね。*16
ここまで話を聞いても、こういった子たちには興味が持てないというならば、それはもう「実力のある子に報われてほしい」わけではなくて、ただ「自分の推しを売り出してほしい」だけだということを自覚したほうがいいのではないかな、と思います。
まとめると、純粋にそのメンバーのことが好きで、好きだから応援したい、幸せになってほしいという気持ちは別にBATTLE BOYSのメンバーだろうがなんだろうが否定はしませんが、「実力高いのに!報われない!」と騒ぐ行為は彼らの立場上ふさわしくないし恥ずかしいので、やめたほうがいいよ、というお話。
それと、本当に実力が高いのに報われない子を応援したいのなら、ZeBRA☆STARの柊くんみたいな子を応援してほしいというお話です。
↑これはこの前出したCDのカップリング曲になりますが、サビの歌声に注目です。それが本気を出した柊くんの歌声です。
もちろん他のパートを担当しているメンバーの歌声も素晴らしいんですが、そんな中でも柊くんは圧倒的存在感を放っているのがわかると思います。
最近ごっそり抜けたBATTLE BOYSの人気メンバーの子たちを見たって、ここまで魂に響くような歌声を出せる子はいましたかね。
こんな子が研究生以下どころか、インディーズの地下アイドルみたいな立場に甘んじるなんて、あってはいけないことでしょう。
はっきり言って、彼がBATTLE BOYSの4th以降の全国選抜より格下扱いを受けたことに関しては、私は未だに納得してません。
実力が高い子が報われるべき、それ自体は同意します。
だからこそ、同じような思いがあるならば、ZeBRA☆STARの柊くんを是非応援してください。よろしくお願いします。
*2:2004年1月3日生まれ
*3:より正確には数日差で来輝くんのほうが後輩なのはわかっていますが、私はその差は誤差だと思っており、この2人は同期ととらえています。なので、柊くんと来輝くんがいちばん後輩というのが私の考え方です
*4:これは私の推測ですが、実際そうわかりやすいように彼だけには柄物のジャケットを着せたというところもありそうです
*5:ぶっちゃけ森くんのこともよく知りませんが。スターダストチャンネルでの成人式企画動画や、EBiDAN LIVE SCHOOLで見た印象だけで言ってます
*6:スタメンKiDS、AMEZARI -RED STARS-、EDAMAME BEANS、えびポン
*7:ZeBRA☆STARの年上組ユニット。柊くんもこのユニットのメンバーでした
*8:EBiDANのイベントにあまり参加してない分、もっと外部への売り出しに力を入れているのかといったらそんなこともないですからね
*9:グループに所属していない研究生という立場であることを考えても恵まれすぎと言っていいと思う
*10:SDRの所属アーティストに載っている他、4thシングル以降のCDをディスコグラフィーとして載せています。ただ、CDの商品番号を見た感じ、普通に1stシングルからSDRから出していたようにも思います
*11:1stシングルで「デビュー」したと考えれば、2018年3月26日
*12:いやよくはないけど、ここまでBATTLE BOYSゴリ押しが長く続いてくればもう諦めしかないので
*13:まあこれは彼に限らず、わりとほとんどの歴代選抜メンバーに言えることだと思いますが。本当に1st選抜が行われる前から人気あった子というと山中柔太朗くん、長野凌大くん、宮世琉弥くんくらいな気がしますし
*14:今回ごっそり抜けたメンバーの中でも早い段階でEBiDANを辞めることを発表していたあたり、彼自身もそれを自覚していたと思います。大阪選抜の中ですらどセンターってタイプでもなかったし、憧れの先輩が佐野勇斗くんってところからしても、そもそもアイドル・アーティスト業よりも俳優業のほうが志向強かったんじゃないかな
*15:ファンですらも彼のことを「ずっと頑張ってるのに、なかなかデビューできないかわいそうな子」みたいなことしか言わない人ばっかり見るし、具体的に彼がどうすごいのかとか、なんでBATTLE BOYSのエースたらしめる存在なのか、彼自身がそういう器であると納得できるようなことを言う人がほぼいないんですよね。彼がなかなかデビューできないの、つまりそういうことじゃん、としか…
*16:まあジェイくんと直哉くんはもう辞めたみたいですけど。あんなに才能あふれるメンバーだったのに、もっとまともに売り出されていたら辞めなかったかもしれないと思うと悲しくなります。「このグループにいつまでもいたら将来生活できない」と思って抜けたのではないか、という推測がありえると思えてしまうくらいには彼らって干されていると思うので
