星男祭2018に行ってきて思ったこと②
先日、投稿したこのブログ↓
前回のブログでは、星男祭にメインで出演したユニット組(スタメンKiDS、ZeBRA☆STAR、EDAMAME BEANS、AMEZARI -RED STARS-)に関して思ったことを書きました。
今回は、彼らと共にメインで出演したBATTLE BOYS(以下、バトボ)を見ていて思ったことを書きたいと思います。
前回と同じように今回も、批判多めです。
ライブ自体の感想はほぼなく、ライブに行ったことで思ったことを書き連ねています。
できれば前回のブログも読んだうえで、読んでいただけたらと思います。
まず、私はバトボについて、KiDSグループなどのユニット組より推されまくっていることに関しては気に入りませんが、そのような運営の姿勢が気に入らないだけであり、バトボのメンバー自体に恨みはありませんし嫌悪感もありません。*1
むしろ、与えられたチャンスをものにしようと、プレッシャーも多い中みんな頑張ってるな、と好意的にとらえています。メンバーによっては不憫だと思う部分もあり、同情することもあります。
前回のブログでスタメンKiDSとZeBRA☆REDのステージのとき、客席には立つ人が少なかったことを書きましたが、同時にバトボ福岡&沖縄のステージでも立つ人が少なかった(それでもスタメンとゼブラより多かったあたりはバトボパワーなのでしょうか)ことも書きました。
福岡と沖縄の子たちは2nd STAGEからの参戦だったんですよね。
バトボって最初は東京の子たちだけの企画だったと思うんですが、最初は今ほどの勢いはなかったと思います。
仙台、名古屋、大阪の子たちが加わって、1st選抜メンバーが決まる前後くらいからすごい勢いを増していったような印象があり、そうやってだいぶ勢いづいているところにポンと入れられたんですよね、福岡と沖縄の子たちは…
これ、本当に不憫だったと思います。
福岡の子たちはそもそも活動してたかどうか怪しい子たちだし、沖縄の子たちはなんと「Nextage」というシングルを出した5人組*2がそのまま入ってきたし…
それぞれ別の意味で不憫だったなあと。
福岡の子たちはおそらくほとんど活動していなかったところからのスタートだったので、ファンはほぼ0に等しいってくらいにいないところからのスタートだったと思います*3。ただでさえそんな最悪なスタートなのに、すでにそれなりのファンがついているライバルがたくさんいる集団の中にぶち込まれたわけです。
ただ新人が入ってきたということなら、東京の子でもたくさんいますが、EBiDANはやはり東京拠点ですし、ファンはほとんど関東圏住まいです。つまり、彼らに会える機会はファンにとってかなり少ないですし、東京の子たちに比べればどうしても注目度は下がってしまいます。
まあ…今さら入れられたところで埋もれるだろ、と思いましたね。結果案の定でしたし…
今はメンバーによってはそこそこ上位にいる子もいますし、3rd STAGEでは報われてほしいですが。
そして沖縄の子たち、彼らがバトボに入ったのを見たときは唖然としました。
あの「EBiDAN OKiNAWA」として「Nextage」というシングルを出し、そのシングルを引っ提げて東京まではるばるやってきて、他のKiDSグループたちと同じイベントに出演し、もはやユニットのような活動をしていた彼らがユニットとして独立せずバトボに入ったんですから。
沖縄の子たちは福岡の子たちと比べて活動は活発にしていましたが、それでも注目度はさほど高くはなかったと思いますし、何よりほとんどユニットとして活動していた彼らをバラバラにするつもりなのかと、そこは考えられていなかったのかと疑問です。
いやだって…バトボの中にアメザリの子たちが入れられるようなものじゃないですか…?*4
「Nextage」や「Chim Don Beats」*5をやってるの、あの5人しか見たことないんですが…他にも沖縄に研究生いますけどやってませんよね?もはやユニットだと思っていたんですが…
そして案の定、彼らもまたバトボの中に入ればすっかり埋もれてしまいましたよね。固定メンバーでCDまで出した彼らをどうして埋もれさせるんだ…
彼らを埋もれさせるくらいなら他の沖縄の研究生たちを入れて、どちらにせよ埋もれるだろうけどバトボという形で露出の機会を少しでも多くの子に与えたほうがよかったのではないかと、2nd STAGEが終わった今でも思います。
と、こんなことを考えていてふと思ったのですが、今のEBiDAN、研究生増やしすぎじゃありませんか?
ここで、EBiDANと同じ事務所で対を成す存在(?)、STARDUST PLANET(以下、スタプラ)を挙げたいと思います。*6
おそらく同じスターダストプロモーション所属のアイドル集団としては、世間的にはスタプラのほうが断然有名だと思います。
あの天下のももいろクローバーZがトップにいますから。
EBiDANのトップである超特急やDISH//が彼女らに比べてどのくらい知名度が高いか考えたとき、ももクロ姉さんは言うまでもないし、おそらく私立恵比寿中学にも及ばないと思います。
TEAM SHACHIあたりならギリギリ勝てるか…下手すりゃ彼女らにも負けるんじゃないでしょうか。
そんなスタプラがEBiDANよりも勢いがあることは明白なわけですが、実はスタプラ、EBiDANに比べてメンバーが全然いないんです。
まずグループ数が12組*7、この時点でEBiDANを下回っていますね。しかも、この12組には研究生グループも含まれています。研究生も含めてこれで全部なわけです。*8
そして人数を数えると、68人。結構少ない人数で成り立っていると思いませんか?
それに対して、EBiDANはというと。
グループ数は13組*9。このグループに所属するメンバーの人数だけを数えても、72人。研究生を入れずにすでにこの人数です。
そして、バトボの現在の人数を数えると、78人*10。バトボに参加できていない研究生もいることを考えると、研究生だけで下手すりゃ100人超えるのではないでしょうか…
EBiDANより有名であるスタプラですら、ここまでの少人数でやっていて、EBiDANほど研究生をバンバン新しく入れることもしていないんです。
つまりはそもそもそんなに大人数のアイドルを育てることに慣れてる事務所だとはいえません。*11
前回のブログでも触れたKiDSグループのひどい扱いを考えれば、もうすでにその面がはっきり現れていると思います。
バトボを見ていても、ただでさえすでに存在するユニットの扱いがおざなりになっているのにデビューを目指して頑張ろうだの何だの…いや、すでに運営しきれてないグループあるのにこれ以上グループ作ったところで運営できんのか?というのが正直な感想です。
しょっちゅう途中参加メンバー入ってるのも見るけど、同じくらい抜ける子もいて、それだけ激しいメンバーの入れ替えしてるってことはそれだけの人数の子たちが不幸になっているわけですよ。
そんなにたくさんの子どもたちを不幸にして楽しいか?と思うわけです。
勝負の世界なんてそんなものだと言われてしまえばそれまでですが、結局そうやって落としまくるんだったら最初からEBiDANの研究生に入れるなと言いたいんです。
本当にとことん見極めて、「この子は絶対デビューさせたほうがいい」と自信を持って言える子だけを入れるくらいのシビアさでもいいと思います。
そのくらいしないと、ただデビューできずに終わる子が溢れかえるだけだし、正直運営負担のレッスン代も無駄になるのではないかと思います。*12
ただ、運営も多くの研究生を抱えすぎていることを自覚しているようにも思えます。
その結果、今のバトボのプロジェクトが進められているのだと思います。
ユニットとしてデビューさせないまま、研究生を売り出す方法としては画期的ですよね。
ただし、本当に肝心のデビューはしばらくさせないと思います。ユニットとして独立させたところで運営できないから。だから現状、既存ユニットに途中加入という形でデビューしたメンバーがいるだけにとどまっているのでしょう。
そんな中でBATTLE STREET(以下、バトスト)には少しだけ本気が見えますが、あの田原さんが関わっているとなると、また怪しい気もします…*13
売れるか売れないか次第かな…と思いますね。売れなければあっさり解散を言い渡されるでしょう。
売れて独立が決まったところで、メンバーのほとんどが東京の子ですし、結局東京の子じゃないとデビューは厳しいんだという現実を地方の子たちに見せつけることにもなりかねませんし、どちらに転んでも後味はよろしくなさそうです。
そういえば、あの男女混合グループであるDAN⇄JYOのDANチームの子たちも、まだバトボに名を連ねていますよね?*14
え、DAN⇄JYOでデビューすること決めたんじゃないの?って思ったのは私だけでしょうか…
理事長があれだけプッシュしていますし、正直バトストより本気度高く見えるのですが…
単なる理事長のお遊び目的で結成された一時的なグループなのでしょうか?
そんな心構えでやられたら困りますよね。特にJYOチームの子たち、彼女らは特にスタプラのメンバーというわけでもありません。彼女らからしたら「ふざけんな」だと思いますが。
こうやって考えだすと何もかも中途半端にしているように見えます…
ますます運営は何がしたいのかよくわからなくなってくる。
作ったユニット全てをまともに運営しない。
大量に入れた研究生を持て余し、なかなかデビューさせようとしない。
他のユニットのメンバーと言えるはずのメンバーもまだ研究生プロジェクトに参加させる。
やっぱりおかしいです。
2018年のEBiDANは、立て続けにユニットからの脱退や卒業がありました。
超特急、DISH//、PrizmaX、M!LK、MAGiC BOYZ、ZeBRA☆STARの6組ものグループからメンバーが脱退、卒業していったのです。
このことで「今年のEBiDANはおかしい」と言うファンもいましたが、これだけでなく、前回のブログと今回のブログで触れた部分についても、今年のEBiDANは明らかにおかしいです。
来年はそのおかしい部分をどうにかしていただきたい。
もうすでに入れてしまった子は仕方ないけれど、もう新しい研究生はしばらくいらないと思います。
特に中高生の年齢の子。すでにかなりの人数が在籍しているので、今から入れるとなると本当に有望株であるとか、「この子がメインのグループを作りたい」などと強く思わせるくらいのものを持っている子でなければ入れてもデビューできる確率はかなり低いでしょう*15。
歌やダンスにおいて圧倒的才能を持っているとか、ビジュアルやキャラクター性において他にないものを持っていて、独特な存在感を放っているとか…正直、今溢れかえるほどいるバトボのメンバーには、ここまで光る人材がそんなにいるようには見えません。
今いるメンバーだけでもそう思えるのに、これ以上メンバーを追加したら下手すればEBiDANの価値を下げることになりかねません。
とにかく2018年のEBiDANはいろいろ荒れて、迷走していたなと総合的に見て思います。
2019年はそうならないように、EBiDAN運営さん、頑張ってください。
とはいっても、くれぐれも間違った方向には頑張らないでください。
EBiDANを愛する者として、メンバーの幸せを何よりも願っています。
*1:実際、バトボからM!LKに3人の新メンバーが入ってきたときも、突然の加入発表に戸惑いはしましたが、バトボのメンバーだったからといって彼らに対する拒絶感情はわきませんでした
*2:アレックス、洸瑛、ジョシュア、響己、優輝
*3:「夢と涙のD7」の特典会でEDAMAME BEANSの握手会に参加したとき、同じフロアに彼らがいるのも見たんですが、本当に誰も彼らのところに行ってなくて見てて悲しくなりました。行ってない私が言えることでもないけど
*4:もちろん彼らにアメザリほどのキャリアとクォリティーがあるとは言いませんが
*5:EBiDAN OKiNAWAの1stシングル「Nextage」収録曲
*6:ちなみに私がEBiDANを好きになったきっかけの1つであるスタプラですが、EBiDANほど深く入り込むこともなくEBiDANに流れたのでにわか程度の知識しかありません、悪しからず
*7:ももいろクローバーZ、私立恵比寿中学、TEAM SHACHI、たこやきレインボー、ロッカジャポニカ、ばってん少女隊、ときめき宣伝部、はちみつロケット、アメフラっシ、いぎなり東北産、桜エビ～ず、CROWN POP
*8:EBiDANでの研究生の定義を考えれば、スタプラに研究生はいないという見方もできます
*9:超特急、DISH//、PrizmaX、M!LK、SUPER★DRAGON、EBiSSH、さくらしめじ、HONG¥O.JP、さとり少年団、スタメンKiDS、ZeBRA☆STAR、EDAMAME BEANS、AMEZARI -RED STARS-
*10:BATTLE BOYSとBATTLE KiDS両方を合わせた人数
*11:また活動拠点も見てみると、スタプラは12組中4組が地方グループであり、東京拠点グループは8組のみ。それに対してEBiDANは13組中地方グループは1組のみで、12組も東京拠点グループとして抱えています
*12:集団レッスンだから変わらないと言われればそうでしょうが
*13:彼にはSUPER★DRAGONの功績もありますが、DOQROダンスビリーの前科もあるので
*14:むしろ元々バトボじゃなかったのに入った子すらいるような
*15:というのも、現存するEBiDANグループのメンバーはほとんど高校生以下の時点でユニットを組んでおり、成人してからユニット入りしたメンバーは皆無なことを考えれば、入ったばかりでもタイムリミットがかなり短いからです
