原因は自分にある。 配信ライブ「仮想げんじぶ空間:case.2」感想
8月16日、原因は自分にある。が2回目の有料配信ライブ「仮想げんじぶ空間」を開催しました。
1回目の「仮想げんじぶ空間」を含め、ここ最近このグループに関してはいろいろ思うことがあり、ライブ前日にはこのような記事も出しましたが↓
今回の配信ライブは期待できそうだと思ったからこそ、モヤモヤしていたことを全て先に吐き出し、その上で「すごく良かった」「感動した」と感想を書こうと思っていました。
しかし実際に見てみたら…
この前置きで察してください。
そしてこの時点で嫌な予感がした方はブラウザバックお願いします。
前回も思ったけど、だからそうじゃないんだって…
解釈の違い?価値観の違い?
私がライブに求めたいことはこのグループに求めてはいけないのかな?と思い始めました。
でもそれで済むようなものだったかな…とも。
部分的に見れば良かったところももちろんあったんですが、それを上回るモヤモヤポイントがあったせいで、素直に楽しめなかったです。
でも貶すばかりでもあれなので、良かったところにも触れつつ感想を書いていこうと思います。
まず、曲の世界観を生かしたステージ演出、これは良かったと思います。
やはり今回の舞台はM!LKがこの前の配信ライブ*1でパフォーマンスしていたステージのようで、後ろの大画面や床の中央の画面を上手く使った豪華な演出がなされており、これは本当にすごかったと思います。
この写真のステージなんか、原因は自分にある。じゃなければできない演出ですよね。
また、曲によっては音楽に合わせてステージの上下運動をさせたり、ステージの下に降りてカメラにアピールしながらパフォーマンスしたり、小道具を使ったりと凝った演出もあり、どれも曲の世界観に合っていて良かったと思います。
「Up and Down」「In the nude」「ジュトゥブ」のことです。
これら3曲は特に楽しんで見れたかな。
この部分だけ見れば良かったんですが、この良さがかき消されるくらいモヤモヤしたので冒頭の感想になります。
そのモヤモヤした部分というのは…
まず、全編事前収録疑惑。
オープニング映像と途中挟んだメンバーイラストの使われたMCパートは、明らかに事前収録だとわかると思います。これは別にいいんだけども。
もしかして全編事前収録じゃない?と…
これは私の憶測の域を出ないので、そうと断定して批判はできないけれども、曲が終わってMCに入るまでの間の不自然な短さだったり、ティザー映像と全く同じメンバーのビジュアルだったり、メンバーのブログに載せられた写真の時系列を見ても、そうなのかな…と思ってしまいました。
一応、公式サイトには「事前収録である」との告知はなかったんですよね。*2
ただ、「生配信である」とも言ってないんですよね…
単にライブを名乗るなら生配信は最低限満たすべき条件だと思いますが、この件に関しては本当に単なる「疑惑」なので、これ以上は言わないでおきます。*3
でもこんな疑惑持ったところでモヤモヤするの、私だけなのかな…
もう1つは、これは言い逃れできないと思う、3D音響の件。
今回のライブの告知で公式サイトには以下のように書かれていました。
「今回は、ライブの一部で3D音響を使用し、イヤフォンで視聴すると立体的な音が楽しめる仕掛けがある、まさに“イヤフォン推奨ライブ”です!」*4
私はこの文を見て、「お、何だそれは?面白そう!」と思ってチケットを購入しました。
その特殊な音響で曲を聴けるのかと思ってすごく楽しみにしていたし、今回のライブはそれを売りにしている感じがしたので、もしかしてM!LKのライブ超えてくるのか!?と期待していました。
しかし、3D音響が使われたのは曲のパフォーマンス時ではなく、事前収録MCパート。
上にも少し書きましたが、メンバーのイラストと字幕がつけられたMCパートで、わちゃわちゃしたり甘い胸キュン台詞を言ったり、その様を立体的に感じられるコーナーとして使われていました。
そこかよ。
あれだけ「イヤフォン推奨ライブです!」と言っといて、推奨部分はパフォーマンスじゃなくて事前収録のMCなんですか…
「他のグループはやってないことをやります!」とすごく自信満々な様子でライブの告知をしていたメンバーもいたけども、そりゃ他のグループはやらないでしょうよ。
ライブじゃなくていいもん、これをやる場は。
もう、本当に期待を裏切られました。悪い意味で。
そりゃ3D音響が使われるのは曲中だなんて一言も言われてないし、勝手に期待してた私が悪いのかもしれません。
でも、さすがにあんまり。
言うほどの臨場感もライブ感もなかったし、本当にしなくていい期待をしてしまった。
ここまで期待しなければもう少しプラスに見れたかもしれない。
そんなライブでした。
モヤモヤした部分は他にもいろいろあります。
でもこれ以上言うとまだ新人グループである彼らには厳しすぎるかもしれないし、誹謗中傷にもなりかねないから、ここでは言わないでおきます。
とりあえず、良いと思ったところは全て語りました。
でもモヤモヤしたところは全ては語っていません。
そういうことなので、運営さん、どうか彼らの生かし方を間違えないで、よろしくお願いします。
8月29日には「a-nation online 2020」に出演することが決まっていますね。
最推しグループであるM!LKも出演しますし、オンラインで見れるので見るつもりでいますが、ここではどの曲をかましてくるのか、どんなパフォーマンスを見せてくれるのか、アウェーな場で魅せる原因は自分にある。を楽しみにしています。
*1:真夏のM!LKは配信ライブで“時空の旅”へ「でもやっぱり生で会いたいね!」(ライブレポート / 写真20枚) - 音楽ナタリー
*2:前回の「仮想げんじぶ空間」のときはパフォーマンスは事前収録との告知はあった
*3:もしメンバーがどこかで堂々と「事前収録」だと言っていたら教えていただきたいです。モチベ低下によりあまり追えてないので…