KEebidan’s diary

EBiDANオタクによる戯言ブログ。現在はM!LK一強。ZeBRA☆STAR大好きでした。

運営はいつになったらわかってくれるのだろう。メンバーは危機感を持っているのだろうか。〜原因は自分にある。配信ライブ「仮想げんじぶ空間:case.3-多世界解釈-」感想〜

 

 

 

 

 

1月23日、原因は自分にある。が配信ライブ「仮想げんじぶ空間:case.3-多世界解釈-」を開催しました。

okmusic.jp

 

2021年最初の配信ライブということで、メンバーもすごく張り切っていましたし、今回は前回の配信の2倍の金額である3,000円というげんじぶ史上最高金額で開催されたライブということで、私自身半分くらいは期待していました。

 

とはいえ今までやってきたライブの酷さからしてあまり期待しないほうがいいかもな…とは思っていましたし、ライブ当日が近づくにつれて公式LINEで投稿された写真を見ていても

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もう事前収録映像を見せられるだけという予感しかしなくて寒気がしました。

「仮想げんじぶ空間:case.2」のときも動画という形ではありましたが同じようなものを事前に出しており、あのときと同じなのではないか…と恐怖したのです。

 

そして、私の嫌な予感は見事に的中しました

 

もうこの時点でこのライブを総評としてプラスに評価することはありません。

ここからは良かったところも少しは話しつつも、基本的にボロクソにダメだったところをたくさん話していくと思うので、そういうのが苦手な方はここでお戻りください。

タイトルからしてあまり良いことは言っていないとわかるとも思いますが、念の為、よろしくお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まず、私の嫌な予感が的中したということは、このライブ配信生放送ではなく、事前収録映像を流したものだったということ。

何をもってそんなことを言っているのか、根拠はあるのかと思われるかもしれませんが、むしろあれを生配信と思うほうが無理だと思います。

 

生配信で見せるには細かすぎてかつ的確すぎるカメラワーク。

メンバーのそばにイラストや歌詞を表示させる演出。

余韻、間というものが一切ない無駄のなさすぎる配信。

 

生配信でここまでのことができるのは少し無理があると思います。

 

そして、他にもこれは事前収録であるということを決定づけるものが配信外に存在します。

この動画の最初で「ただいまライブ終わりました!」とメンバーみんなが拍手している中、メンバーの武藤潤くんが「撮影終わりましたね」と発言しています。

 

生配信だったら「撮影」という言い方はしないはず。

これはもう事前に配信するためのライブ映像を「撮影」していると公式自ら暴露しているようなものであり、こんな動画を平気で上げているあたり、公式は事前収録映像を流したという事実を隠す気もないようです。

 

他にもライブ前の日に上がったメンバーの写真の髪型、衣装がライブ当日と全く同じだったり、それが1人2人ではなく何人もなのだから、そのライブ映像を収録した日に撮った写真なのではないかとも思えますよね?

公式Twitterにもメンバーのブログにも、そのような写真が投稿されているため、運営もメンバーも深く考えず写真を上げたか、もしくは確信犯です。

どちらにしても今後が心配になります。ファンからの信用を失う行為をしている自覚はあるのでしょうか…

 

 

 

これだけ「このライブ映像は事前収録だ」と思わせるものがたくさん出されているので、そのように考えるのが妥当だと思います。

そして、その時点でこのライブの評価はマイナスから始まることになります。

 

そもそもこのグループの運営、メンバーは「ライブ」の意味をちゃんと知っているのでしょうか?

「ライブ」は生放送、生演奏じゃないと「ライブ」とは言えません

事前収録したものは生放送でも生演奏でもないため、「仮想げんじぶ空間:case.3-多世界解釈-」は「ライブ」とは言えないことになります。

そもそも「ライブ」ですらないものを「ライブ」として評価することが無理な話であり、また「ライブ」だと告知しておきながら「ライブ」じゃないものを堂々と配信しているところからしても高評価なんてできるはずがありません。

 

運営はそれをいつになったらわかってくれるのでしょうか。

今まで3回も配信イベントやってきて、「生配信じゃないとまずいのではないか?」という話は全く出なかったのでしょうか

先輩や後輩がどんな配信をやっているのか見たりしなかったのでしょうか。

 

特に「仮想げんじぶ空間:case.2」なんてM!LKが「M!LK ONLINE CHU!? SUMMER -Around The World-」をやったところと同じ会場でしたよね?

M!LKのほうが先にやっていたと思いますが、M!LKがどれだけ工夫に富んだ素晴らしいライブをやったか、どれだけカメラの向こうにいる私たちに向かって全力のパフォーマンスを見せてくれたか、どれだけファンの声を拾っていたか、見なかったのでしょうか?

見比べると、同じ会場で同じようなセット演出をもっても、生配信と事前収録ではこんなにも違うんだ、とよくわかったし、素人のファンですら気づくことに運営が気づかないはずがないのですが、何も思わなかったのでしょうか?

 

メンバーもまだまだ新人扱いで運営に意見するのも難しいかもしれませんが、少なくとも自分たちがやってることは良くない、と危機感を持っていてほしいな…と思います。

生配信でパフォーマンスできてない時点で、原因は自分にある。より格下扱いを受けているZeBRA☆STARよりも劣っていると言っても過言ではありません。

ZeBRA☆STARはクオリティーの高い演出をやったりだとか、数曲パフォーマンスをしたりだとかそのようなことはまだ全然できていませんが、パフォーマンスもトークも全部生配信だったし、やはり生配信ゆえのリアルタイム感は感じられて普通に面白い配信ができていました。

 

原因は自分にある。はその最低限のことすらできていないのです。

事前収録映像にリアルタイム感なんてまったくありませんからね?PV見せられてるのと同じような感じしかしません。そりゃそうです、メンバーはカメラに向かってパフォーマンスしているだけでその奥にいる私たちのことは全く意識できていないのだから。

本人たちは意識できているつもりでいるかもしれませんが、「この奥で見てもらうんだな〜」という気持ちでやるのと、「この奥から今、見られてるんだ…」という気持ちでやるのとではやはり全く違って見えますよ。

伝わってくる緊張感が全く違います。その違いもわからないような運営にはもう少しファン目線で見えるものを勉強していただきたい。

 

 

 

そして、どうせ事前収録映像なのに口パクをしていた曲があったのも最低。

それもダンスが激しい曲ではなく、最後に披露した「ラベンダー(piano ver.)」という、ほとんど踊らず椅子に座ってじっくり歌い込むような曲でやったので、それまでは事前収録という点を除けばしっかりパフォーマンスはしていたし面白い演出もあったし、まあ頑張っているな〜と思っていたのに、最後の最後で台無しにしてきました。

事前収録なら歌が多少酷くても修正入れれば聴けるものにはなるはずですよね?もし酷いものを出したくないみたいな理由でやったのなら、それを配信すればよかったのに、なぜ音源そのままを配信してしまうのですか?

それもほとんど踊っていない曲、また最後の曲でやってきたあたり、運営は私たちファンを幻滅させたくて今回のイベントを開催したのですか?

本当に運営の思考回路がよくわかりません。

 

口パクをしていたと書きましたが、この曲、全員が全員口パクをしていたわけではないんです。

長野凌大くんと武藤潤くんの2人だけはちゃんと歌っていました。他の5人は口パクです。

アーカイブで見れる方は改めて聴いていただきたいのですが、この2人と5人の声の響き方、声の音質が全く違うのがわかると思います。凌大くんと潤くんはちゃんとその場で出した生声をマイクにのせて歌っている感じがしますが、他の5人はあまりにも声がクリアすぎる。

小泉光咲くんは特に、歌い終わりの部分で口からマイクを離しても声が同じ音量で残っているシーンもあるので、口パクなのがわかりやすいです。

 

また、できる方にはやってみてほしいのですが、このライブと音源の「ラベンダー(piano ver.)」をピッタリ同時再生し、イヤホン片耳ずつで聴いてみると、ちゃんと歌ってる凌大くんと潤くんのパートはそれぞれの耳からそれぞれの歌声が聴こえてくるのですが、他5人のメンバーのパートはそれぞれの耳から違う音源を聴いているとわからなくなるレベルできれ〜〜〜〜〜いに重なります

ちゃんとその場で歌った声を配信していたらこんなに綺麗に重なるわけないじゃないですか。

本当に音源そのままを流したんだな、ともはや笑えてきました。

 

7人中1人2人くらいなら、マイクの不調でもあってこのメンバーだけ音源ということにしたのかな…と思えなくもないですが*1、7人中5人ですからね。ほとんどのメンバーが音源ですからね。

数少ないちゃんと歌っていたメンバーである長野凌大くんも、落ちサビという大事な部分のソロパートは音源でしたし。*2

パフォーマーとしてはプロ意識が高いイメージのある大倉空人くんや小泉光咲くんまでも音源だったところを見ると、運営が悪意をもってやったとしか思えませんし、それが本当に許せません。

 

こんなパフォーマンスで締められて、どんな気持ちになれと言うのですか。

「すごく良かった…感動した…」と言うとでも思いましたか?

そんなことが言える人はあなたたちのパフォーマンスにさほど興味を持っていない人ですよ。

そんな人ばかりがファンに残るなんてことになったら嬉しいですか?

原因は自分にある。がどのようなアーティストを目指しているのか、本当によくわかりません。

 

 

 

貶してばかりなのもあれなので良かったところもお話しします。

「原因は自分にある。」の途中途中でやっていたオリジナルダンスは面白かったです。

メンバーのダンスパフォーマンス力の成長もよく見れたし、そこで流れたオリジナルダンスナンバーも最高でした。今回の配信の個人的ハイライトはここ。

 

また、途中でカメラがステージ上に上がり、客席からはなかなか見えない視点でパフォーマンスを見れたのもよかったし、ステージから離れたところに移動してのパフォーマンスをして視覚的に飽きさせない工夫をしていたのも良かった。

あとは「嘘から始まる自称系」の序盤ソロパートをトランシーバーで歌っていましたが、これも面白かったですね。

 

このあたりまでは事前収録である点を差し引いて見れば、悪くはありませんでした。最後の最後でぶち壊されましたが…

だから、あとはもう「生」にこだわってやってくれれば文句はありません

 

 

 

というか逆に聞きたいです。

なぜここまで頑なに生配信で見せてくれないのですか?

 

途中にあった映像演出のようなものをどうしてもつけたいから?

そんなのはこの前出した内容スッカスカなMV↓でやればよかったじゃんって話ですし

www.youtube.com

そういう独特な映像をつけないと原因は自分にある。のライブは表現できない、なんて言ってたら、この先コロナが収束しても一生ライブできませんよ?

 

メンバーのパフォーマンス力に不安が残るから?

言っときますが原因は自分にある。のメンバーの平均パフォーマンス力は高いほうですよ?

全員歌もダンスも平均レベル以上の実力はあります。M!LKなんて歌かダンスかの一極集中型がいるものだから原因は自分にある。メンバーより歌が酷いメンバーもいるし、ダンスが酷いメンバーもいるし。

そんなM!LKだってちゃんと生配信でそれなりのもの見せられているんだから、原因は自分にある。がちゃんとしたものを生で見せられないわけありません。

 

まず生配信をやってない時点でスタート地点にすら立ててないということを自覚していただきたい。

原因は自分にある。が今まで配信で見せてきたものは、スタート地点より後ろでなんかすごいことをやっている、というようなものです。

しかしファンが見たいのは、スタート地点に立ってそこから走ってくる姿なのです。

それなのに、スタート地点より後ろにずっといていつになっても走ってこないから、「何やってんの?」となるわけです。

「そんなところでやってないで、こっちに走ってきて見せてよ」と思っているのです。

それを運営は「彼らがやってるのが何か見たいんでしょ?見せてあげるよ」とそこで撮ったビデオを見せてくるんですが、「だからそうじゃないんだけど!?」となるのです。

本当にこのグループはファンが何を見たいのか、何も理解できていない。

 

 

 

 

このような内容で、1時間程度の長さと告知はあったものの、配信はたった40分で終了。

アンコールの演出もなく、私は3,000円をドブに捨てたんだなと思いました。

M!LKが最初にやった配信ライブ「M!LK ONLINE CHU!?」知ってます?2,500〜2,800円という値段で、アンコールありの90分ライブをやったんですよ?もちろん全編生配信。

M!LKのこのライブはプラスで3,000円は払いたくなるライブでしたが、原因は自分にある。の今回の配信ははっきり言って実際の視聴料の半分以下の価値しかありません。

 

同じ事務所でなぜこうも違うのでしょうか。

他のグループとも比べて値段相応のライブを見せようとは思わなかったのでしょうか。

最近のM!LKはニコニコ生放送でライブをしているからプレミアム会員の月額500円を払えば見れますし、さらに安くなってますよ。それでもクオリティーを落とさず、それどころかさらに工夫に富んだライブを見せてくれましたよ。

ZeBRA☆STARだって自粛前は地味に1,000〜1,500円くらい取るようなコアなファンしか呼び寄せないようなイベントばかりやっていたのに、自分たちのレーベルを作って所属し、今が売りどきと判断したからか配信ライブは無料でやりましたよ。それも会員登録とかしなくてもアーカイブで見れるようなシステムを使っていました。ちゃんと内容も面白かったし。

そんなグループも身近にある中で、3,000円もぼったくってよくあんな配信できますね。

 

お金を取るなら払うこっちが「これだけの金額払ってよかった!」と思えるようなものを作ってください。

それができないのならこれ以上幻滅したくないので一生「配信ライブ」やらなくていいです。一生PV配信していればいいと思います。

あ、PV配信のためだけにいちいちお金取るのはやめてくださいね。スターダストチャンネルという便利なサイトがあるのだからそれを活用しましょう。もしくは一定の需要はありそうだから円盤化するとか。

 

今回この記事に書いてきたこと、全てではありませんが、事務所の問い合わせフォームにも書いて送りました。

少しはこちらの声が届いていたら嬉しいです。

次、もし「仮想げんじぶ空間:case.4」をやるときが来たら、どうなっているか。

それ次第で、私がこのグループを追い続けるか否か、決まるかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*1:いやでもそれでもどうせ事前収録なら調子戻ってから撮り直せよと思いますけどね

*2:この部分は凌大くんも音源と同時再生すると超綺麗に重なります。また、口の位置がマイクからブレても声のブレがまったくないのがよく見るとわかります