EBiDANオタクに全力でおすすめしたい舞台、「ハイスクール・ハイ・ライフ」を紹介します。
先日、舞台「ハイスクール・ハイ・ライフ」の公式Twitterが、以下のようなツイートを出していました。
https://twitter.com/hshl2022/status/1648299656353570817?s=20
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【配信チケット発売開始】
— 舞台「ハイスクール・ハイ・ライフ」 (@hshl2022) 2023年4月18日
GWにじっくりたっぷりぜひ🕺#舞台ハイライhttps://t.co/h1n7AeijR5 pic.twitter.com/O5DQYUlJG1
この舞台、今までブログでは書いてこなかったものの、大好きな舞台でして。
第1弾が上演されたのは昨年8月とかなり前ですが、第2弾はつい先月のこと。もちろんどちらも見に行きました。
そんな舞台が、なんと今度のGW期間中に2,000~3,000円というお安い値段で配信されるとのこと。
これはもう、布教せねば…!と今キーボードを叩いている次第です。
え、誰に布教せねばって?
もちろん興味を持ってくれる人なら誰にでも布教したいんですが、普段EBiDANのオタクをしている身としては、やっぱりEBiDANオタクに是非とも見てほしい。
ちなみに最初に言っておくと、この舞台はEBiDANメンバーがたくさん出ている舞台ではもちろんありません。そんな舞台だったらわざわざEBiDANオタクに布教するまでもないですしね。
一応、第1弾のほうは、当時ZeBRA☆STARのメンバーだった桑原柊くんと新井洸聖くんが主役級で出ていますが、そのくらいです。
…はい、私はこの2人がきっかけでこの舞台のファンになりました。
でも、それでもこの舞台は、見終わった頃には出演者全員まるっと愛しくなるくらい惹き込まれたし、面白かった。
内容も、昔のEBiDANが大事にしてて、しかし今のEBiDANが忘れてしまっているものが詰め込まれていた感じがしたんですよね。
本当に、EBiDANメンバーはあまり出ていないとは言えど、騙されたと思って見てほしい。
こういうこと言うとまたなんか「比べるな!」とか言われそうだけど、正直あの某卓球プロジェクトのドラマより全然面白かった。
なんでこんなこと言うか一応言うと、この舞台って結構小規模な、見るからに低予算の舞台なんですよ*1。少なくとも某卓球プロジェクトほど金はかけてないと思います。それでもすごく良いと思えた作品だったから。EBiDANなら金かけてもっと良いの作れるだろ、という思いも込めて言ってます。
限られた界隈の身内向けに作られてない分、比較的万人受けするストーリーになっていたと思うし*2、でもすごくユーモア溢れるストーリーとキャラクターたちで、しかし真面目なところは真面目に決める、良い作品でした。
EBiDANにも是非ともこういう舞台をやってほしいと思いましたね。昔はやってたのかな。
というわけで、今回はこの「ハイスクール・ハイ・ライフ」という舞台が具体的にどんな作品なのか、ストーリーのネタバレにならない程度にざっくりと紹介したいと思います。
まずはこのシリーズの元祖、「ハイスクール・ハイ・ライフ」について。
あらすじの引用を以下に載せます。
すべては、いつもいた放課後の
あのクイズ研究部の教室で起きた―とある男子高が舞台。モテないサエない目立たない
クイズ研究部の4人が、文化祭でダンス大会が行われることを知る。
そこで、いつも馬鹿にしている生徒たちを見返そうと参加することを決意。
しかしそこは、ダンスが上手くなるまで何度も繰り返す謎のタイムリープの世界だった。
彼らは無事にダンス大会で結果を残すことができるのか―
ストーリーの内容としてはだいたい上記のとおりです。もうちょっと踏み込んだ内容については後述。
次に、登場人物は以下の通り。ちなみにシリーズ共通ですが、この舞台では役名は基本的に役者の名前と同じになります。
ちょうど役柄ごとに写真の段が分かれているし、名前も空白行でわかりやすく区切られていますね。
最上段の4人がクイズ研究部員です。本作の主役は彼らになります。
ただし、いちばん右の西野入流佳くんは特殊な立ち位置のキャラクターであり、基本的に主役的立ち回りをするのはその左の3人、桑原柊くん、新井洸聖くん、野口友輔くんのみです。本作はこの3人の成長物語と捉えて差し支えなく、タイムスリップ先でダンスに必要なものを身につけるため、修行を積んでいく物語になります。*3
3人ともどう見ても爽やか系イケメン*4ですが、女性に耐性がない、しかしモテたい欲は強いド陰キャの設定。多分普通にしてたらモテると思うよあんたら
柊くんは、叶○妹のお姉さんみたいな女性が好みの男子高校生。好みの女性が近くにいると言われると、キモオタのごとくキョドりまくり、そして超陽キャ相手にもしゃべる時はどもるレベルの陰キャ。たまに突っ込みに回ることもあるが基本的にボケ。
洸聖くんもまた、柊くんと同じ類の陰キャで、好みの女性は阿佐○谷姉妹の妹さん*5。思春期に入って急にイケメンになったタイプらしく、本人もその自覚があるのか鏡を見てることが多い。恐らく主役陣ではいちばんのボケ。
友輔くんは3人の中では比較的常識人で突っ込み役を多く担うほどではあるものの、超陽キャを目の前にしただけで気絶するレベルのド陰キャ。ちなみに髪色を派手にしているのは女子にモテたくて形から入ろうとした結果らしい。見た目いちばん派手なのにいちばん陰キャって…
そして流佳くん。彼は突然現れては突然消えるを繰り返す、ミステリアスキャラ。本作のキーマンと言っても過言ではない存在かもしれない。
あ、いけない、これ以上言うとネタバレになるので控えます。
2段目の3人がダンス部員(レギュラー)です。
上のあらすじで出ていた「いつも馬鹿にしている生徒たち」とは主に彼らのこと。つまるところライバル役ですね。
クイズ研究部員たちとは真反対の超陽キャ集団で、ダンスに励みつつ女子校の生徒たちを誘って合コンに行くなど、なかなか充実した生活を送っている様子。
部長の優太くんを始め、A.rikくん、山田恭くんの3人で「カイザーフェニックス」*6というダンスチームを組んでいるらしく、普段散々馬鹿にしているクイズ研究部員に「名前がダサい」と馬鹿にされていました()
また後述のダンス部補欠からも遠回しに馬鹿にされているシーンがあったり、癖の強い顧問の先生の指導にノリノリになるシーンがあるなど、ライバル役ながらところどころ憎めないところがあります。
誰とは言わないけど、この3人のうちのある1人は確実にこの舞台でファン増やしていたと思う。それが誰かは実際に見てたしかめてみてほしいです。
3段目の3人がダンス部員(補欠)です。
生徒役の中では比較的癖もなく脇役扱いの立ち位置ですが、実は何気に出番が多い。(その理由については後述)
同じダンス部のレギュラー部員からはパシリに使われるなど酷い扱いを受けているが、逆らえないのか何なのか、その様子を見ていたクイズ研究部員がレギュラー部員をたしなめた時は感謝するどころか罵倒すらする始末。(酷い)
しかしその後レギュラー部員をかばう際、褒めてると見せかけて8割方貶してた()ので100%逆らえないわけではなさそう。(というかレギュラー部員が大して気にしていなければセーフ?)
癖がないと見せかけてわりと癖の強さが隠しきれてない人たちで、彼らもまた魅力的なキャラクターたちです。個人的にこの中に1人結構好きなキャラの人いたりする。
ちなみにいちばん右の椿原慧くんはEBiDANではありませんがスタダの子です。2003年生まれだそうなので、池田彪馬くんや長野凌大くんや吉澤要人くんあたりと同い年ですね。
そして、最下段の3人、彼らは学校の大人たちです。また、彼らに限っては役者さんの名前と別の役名がつけられています。
生徒たちを見守り、時には励ましてくれる頼れる存在…であると同時にそのキャラの濃さで舞台の笑いの大半を作ってくださる方々。
鈴木翔音さん演じるクイズ研究部顧問の六条先生、重松直樹さん演じるダンス部顧問の団先生、みょーちゃんさん演じる用務員のみょさん。
六条先生はド陰キャ集団のクイズ研究部員たちを叱咤激励し、ダンス大会に出ることを勧めるも、自身はダンスセンス0らしい方。子どもの頃は周りに「ペ○パーくん」というあだ名をつけられていたほどらしい。*7
団先生は先生陣の中でいちばんキャラが濃いです。登場するたびにあまりにも独特すぎるレッスン*8を課そうとし、A.rikくんや恭くんにはそれなりに好評であるものの、部長の優太くんにはかなりウザがられてたりする。
みょさんは本編のストーリーには登場しませんが、後述のように幕の合間にちょこちょこ出てくる方。先生という立場ではないためか、生徒と気軽に雑談できる気のいいおじさんという感じです。
しかし、後述のようにこの舞台は主役陣以外1人何役かこなしているのですが、重松さんの演じるキャラクターはもう1つの役柄のほうが印象深いかもです。それについてはみょーちゃんさんが演じるキャラクターもそうかも。
それも含めてこの舞台のコミカルさの土台を作ってくださる、ありがたい存在です。
…とまあ、ここまでざっくりと登場人物について語ってきましたが、なんとなくこの舞台の雰囲気がどんなものかはわかったのではないでしょうか。
そうです、ギャグコメディーです。
ここまで振り切ってギャグな作品、EBiDANでも最近は出してないのではないでしょうか。某卓球ドラマは中途半端にシリアスでトンチキだったり、重すぎて笑えなかったりしたからな…
わかりやすく「笑って見てください!」と言われてるのがわかる作品で、本当に素直に笑って見れるし、でもただバカばっかりやってる作品というわけでもない。
ちゃんとストーリー性もあり、最後は綺麗に感動のハッピーエンドで終わる、物語もよくできた作品でした。
こういうのこそ、EBiDANにはやってほしいんだよなあ…と個人的に思ってるところ。
しかし、私が「こういう舞台をEBiDANにやってほしい」と思った理由は、それだけではありません。
この舞台は、単なる演劇だけでなく、様々な要素から構成されており、それもまたEBiDANがやったら面白いであろう要素が詰まっていました。
例えば、ダンス。例えば、幕間トーク。例えば、技能系のチャレンジコーナー。例えば、胸キュンセリフ大会…
え、完全にドルオタ向けの舞台じゃん。と思いましたよね。ドルオタ大好きでしょ、こういうの。*9
ダンスは舞台のオープニング、エンディングの立ち位置で披露されましたが、曲もダンスもかっこよかったし、オープニングのほうは演出もすごかったですね。
まるでドラマやアニメのオープニング演出のよう。こんなのが舞台で表現できるんだと驚きました。
一度最後まで見てからまたこのオープニングを見返すと、流佳くんの存在感には泣きそうになったり…(これ以上言うと危ない)
ちなみにオープニング曲は少しだけTwitterでも公開されてます↓
【曲紹介】オープニングは前回同様「Take back my life」となります。 #舞台ハイライ のテーマ曲、11人みんなで踊ります。 pic.twitter.com/WKP2S5HEzZ
— 舞台「ハイスクール・ハイ・ライフ」 (@hshl2022) 2023年3月10日
また、踊ってるのは先生ですが振り付けも少々↓
本格的なダンスレッスンをこっそりと🕺 #舞台ハイライ#WESINTERNATIONAL#ICE pic.twitter.com/VMMAabaLi9
— 舞台「ハイスクール・ハイ・ライフ」 (@hshl2022) 2022年7月29日
幕間トークはゆるっとした雰囲気でした。物語の節目節目で挟まれるのですが、本当に雑談のような雰囲気で繰り広げられるトークには、ちょっとした癒しを感じたり。その時によっては舞台裏エピソードなんかも話してくれたりしてました。
ちなみにこの幕間トークに参加するのは固定で決まっており、学校の用務員のみょさんと、ダンス部補欠の3名。ダンス部補欠の出番が何気に多いのはこのため。
ベテランであるみょーちゃんさんがトークを引っ張り、若手の3名がそれに乗っかる形でゆるゆると雑談するこのシーンは、間違いなくハイライの名物の1つでしょう。
チャレンジコーナー、胸キュンセリフ大会では、主役陣以外の役者さんたちが学校での役柄とは完全なる別人として登場し、1人1人技を披露したり、胸キュンセリフを囁いたりしていました。
一応、物語に沿って出てくるシーンではあるのですが、このコーナーの時は役者さんみんなわりと素が出ていましたね(笑)
結構難しい技に挑戦していたりもしたので、そんな場面では観客たちもみんな息をのみ、エールを送りながら見守っていました。
舞台上の役者さん同士でもそんなコミュニケーションが見られ、役者さん同士の仲の良さも垣間見えた、良い場面でしたね。
これほどまでにいろんな要素を詰め込み、しかし物語にもちゃんと沿わせてバランスよくまとめた作品、他にあるでしょうか?
いや、きっとなかなかない。(保険かけた言い方)
もしかしたら昔のEBiDANはやっていたのかもしれませんけどね。
舞台を中心にやっていたという時期、私はEBiDANを追っていなかったので詳しくは存じ上げませんが。
でも、出演者のアイドル率がわりと高いとはいえ、別にアイドル界隈内の身内向けというわけでもない舞台で、ここまでドルオタが好きになりそうな舞台を作り上げたのってすごいと思う。それもちゃんと内容のクオリティーも落とさずに。
あえて微妙だった点を言えば、見るからに低予算舞台なので、衣装や舞台セットにはそこまで凝っていないところや、出演者のアイドル率が高いわりに(男子高校生ノリレベルとはいえ)下ネタがバンバン出てくるところ、また、みょーちゃんさんが芸人としてのリアルの持ちネタを披露するシーンがあるのですが、これがちょっと好き嫌い分かれるかもしれない*10*11ところなどが挙げられる*12と思いますが、正直そんなの気にならないレベルで他が良すぎた。
本当に、これを2,000円から見れると思えば安いです。
皆さん、是非とも興味を持っていただけたら、カンフェティに会員登録して配信を購入していただければ…
…え、まだ「ハイスクール・ハイ・ライフ2」の話をしてないだろって?
…はい、ではここからはシリーズ第2弾である「ハイスクール・ハイ・ライフ2」について語ろうと思います。
あらすじはこちら↓
すべては、新学期はじめて入った
あの演劇部の部室で起きたーとある男子高が舞台。
高校でも演劇部に入ろうとした3人が、実は廃部寸前だったことを知る。そこで、廃部になった原因を探ろうと決意。しかしそこは、解決するまで何度も繰り返す謎のタイムリープの世界だった。彼らは無事に演劇部を復活させることができるのかー
あらすじを読めばなんとなく察するでしょうが、こちらは第1弾の「ハイスクール・ハイ・ライフ」とは世界観の共有もない、まったくの別作品です。
というか、第1弾みたいな舞台を期待して見るとがっかりする作品だと思います。
第1弾の要素をいくらか引き継いでいたものの、正直全然違う作品だった。
割り切って見れる人におすすめできる作品だと思います。
登場人物は以下の通り。
今作もだいたい役柄ごとに写真の位置や名前の行が分かれてますね。
まず最上段3人が演劇部新入部員。本作の主役です。
中学時代に演劇部員として活躍し、最優秀俳優賞を争った実力派新人の富樫慧士くんと鈴々木響くん、そして響くんの幼馴染の野口友輔くん*13。
高校でもその演技の腕を磨こうと、名門演劇部に入部することを決意した3人でしたが、入ろうとした演劇部は荒れ果てており、かつての名門の影もありませんでした。
そこで、2年前の過去にタイムスリップし、この演劇部の過去に何があったかを探り、元の名門演劇部を取り戻そうと奮闘するというのが今回の物語になります。
慧士くんは中学時代の最優秀俳優賞受賞者。温厚で賢く、正義感の強いキャラクターという印象。響くんからライバル視されており、全く意に介していないように見えつつ、実は彼も響くんをライバル視しているという熱い性格。
響くんは中学時代の優秀俳優賞受賞者で、最優秀賞を取られたことから慧士くんのことをバチバチにライバル視しています。しかし、正々堂々と自分の実力で勝ちに行きたいという、真面目な一面も。ある経緯から演劇に対する想いは人一倍熱く、いつもピリピリして見えるところあり。
友輔くんは響くんの幼馴染という立ち位置。目立った実績はないものの、昔から響くんと一緒に演劇をやっていた、響くんの理解者。少しおバカの気があり、おとぼけな一面が垣間見える可愛らしさがあったりする。また唯一の続投者ゆえか今作でいちばん出番が多いです。*14
前作と比べるとギャグっぽさは少なく、わりと真面目な雰囲気のキャラクターが主役として活躍することになります。
次に、2段目の4人が演劇部現3年生かつ、過去編での1年生。
恐らく本作のいちばんのギャグ要員。そんでもって過去の出来事が原因ですごい荒れてる。
特にギャグっぽさが強いのが水野智貴くん、佐藤淳くん、三浦永夢くんの3人。
後者2人は後輩の頭をつかんで土下座させ、「後輩なら先輩に跪けよ!」と言いつつも、自分たちも膝をついてしまっているので「って、なんで俺らが跪いてんだ!クソ!」って言ったりする。何がしたいんだあんたら
前者はいちばんオラついているものの、ケンカには滅法弱かったり、ガーガーチキンの鳴き声にびっくりしたりとへなちょこな面が目立つ人。ただ自分を驚かしたガーガーチキンとなぜか友達になり、「一緒にチキン食べに行こうか」とか話すシーンもあった。もはや怖い、ってかサイコパスかあんた
明田幸大くんは穏やかそうな外見をしていながら、過去に受けた仕打ちからその原因となったある人物を恨み続けているというキャラクター。穏やかそうな外見とふわふわしたしゃべり方も相まって、いちばん怖いかもしれない。
一体、彼らの過去に何が…?
最後に最下段の4人が、演劇部の過去編での3年生。
察せられると思うのでもう言ってしまうと、前述の現3年生が荒れた原因を作った張本人たち。
ほとんどは演劇に対する想いが強いからこそ起こした行動が原因だったので、根っからの悪人というわけではないものの、それでも擁護しきれないレベルのことやってる人もいるので本作の胸糞要員と言っても過言ではないかもしれない。まあ卓球ドラマ2期ほどの胸糞はいないけど…
とはいえ本編外では面白いキャラを全面に出してた役者さんもいるので、そこに注目されたしというところ。
メンバーは、当時の部長の山本主税くん、主税くんの親友である夏川陽向くん、大家族の長男という設定の蒔木瑠人くん、デンマークのハーフで時々英語が出る宍戸利樹くんの4人。
彼らが何をしたかまで言ってしまうと完全にネタバレになるので、そこは実際に見てたしかめてみてほしいです。
と、ここまで読んでてなんとなくわかったと思います。
この作品は、第1弾とは一変してシリアスコメディー作品となっています。
正直第1弾ほどは笑って見れない。ただまあ、上述の通りギャグ要員って感じのキャラクターもいるし、暗い過去シーンが出てくると言えど、一応誰かが死んだくらいのレベルの重い過去はない*15ので、まあギャグシーンは普通に笑えるかな、というくらい。
個人的には第1弾ほどはおすすめしないけど、そもそも第1弾みたいな舞台が好みドンピシャすぎるからこそなので、こういうシリアスさもあった物語のほうが好き、という方にはおすすめできるかなと思います。
また、「ハイスクール・ハイ・ライフ」のタイトルを冠するだけあって、前作にもあった演劇以外の要素もいくらか引き継いでいます。
オープニングには前作のオープニングと同じ曲が使われ、ダンスシーンも健在。*16
幕間コーナーもあり、今作はここでミニ企画が行われています。演劇部という設定を生かし、声出し練習という名の大声選手権、セリフ練習という名の胸キュンセリフ大会が行われていました。こういうところで過去の3年生陣が良いキャラ出してたりしたので、なんだか憎みきれなかったり。
ただ今作はこういった要素は前作と比べると内容も量も控えめでした。
演劇部という設定なので本編の演劇に重きを置いたのかもしれません。
とまあ、舞台の内容の紹介はこんなところでしょうか。
さて、こちらの舞台ですが、冒頭にも書いたように、GW期間である4/28 19:00~5/8 23:59まで配信にて視聴することができるそうです。
視聴するには、以下のサイトにて視聴チケットを購入する必要があります。
販売期間は、4/17 19:00~5/8 19:59まで。もうすでに購入可能なので、興味のある方はお早めに。ちなみにカンフェティ会員登録も必須です。
一応それぞれ単品で購入することも可能ですが、両方見たい場合はセットで買ったほうがお得。
単品は2,000円、セットだと3,000円になります。
個人的おすすめは第1弾単品か、セットですね。初見さんだったら両方気になるだろうし、単品で買って後からもう片方をまた単品で買うくらいなら、最初から1,000円だけ多く払ってセットのほうがいいかも。
せっかくのGWです。どうせなら笑えるものを見て、普段の疲れを吹き飛ばしましょう。
そんでもってEBiDAN運営さん、こういう舞台やりませんか?
是非ともご検討をば…()
ps://twitter.com/hshl2022/status/1648299656353570817?s=20
*1:上演された会場はキャパ200人もない小さな会場でしたがそんなにチケット争奪戦ってほどでもなかったので、知名度もかなり低いと思う
*2:ただ男子高校生ノリの下ネタは多めだったので、下ネタ苦手な人には向かないかもしれない
*3:ちなみにこの3人の役者は全員ダンス&ボーカルユニットでの活動経験があり、後述のオープニングですでにバキバキダンスを見せてくれるのでぶっちゃけ修行いらないんじゃね?と思わなくもないけどそこは突っ込んではいけない
*4:実際劇中での会話を聞いても顔は普通にいいという設定らしい
*5:ちなみに柊くんもこの姉妹だと妹派らしい
*6:うろ覚えなので違うかもしれない
*7:そして柊くんに「先生が子どもの頃はペ○パーくんいなかったでしょ!」と突っ込まれている
*8:あの某赤井先生とタメ張れるレベル…いやさすがにそうでもないか?
*9:ちなみに生徒役出演者10人のうち、5人がアイドルグループ、ダンス&ボーカルユニットで活動してるorしてたメンバーだったりする
*10:ちなみに私は結構好き
*11:参考までに、気になる方はこちらの動画をどうぞ→https://www.youtube.com/watch?v=RoWHPVeMK5c&pp=ygUS44G_44KH44O844Gh44KD44KT
*12:ぶっちゃけ、今のEBiDANは全体的に上品な雰囲気が強くなってる印象があるので、そのまま再現しようとすると下品すぎるというのはある気がする
*13:第1弾のほうに出ていた野口友輔くんと同一人物です。役柄的には別人ですが
*14:1回しか見てないので、私が見た日程の回がたまたまそうだっただけかもしれませんが
*15:未遂ならあるけど…
*16:ただ、今作は物語にダンスが全く絡んでない上、役者さんも見た感じほとんどダンス素人だったので見応えもなく、ぶっちゃけなくてもよかったとは思った
私がM!LKを絶賛し、原因は自分にある。を批判することが多い理由~それぞれのグループの良さがあると認識しているからこそ、私は意見しています~
先日、以下の記事にコメントをいただきました。
いただいたコメントは以下のようなものでした。
紺咲みらんさん、コメントありがとうございました。
正直上記の記事にこんな噛みつかれ方するとは思ってませんでしたがね。
だって「それぞれの推しグルに違った特徴があって面白いですよね~」って語ってる記事なんですから。
それに「比べる必要なくないですか?」って、どんだけ「比較」ってワードにアレルギー持ってるんだと思いましたよね(笑)
嫌いな曲についてはあれですかね、この方が好きな曲を否定されたんでキレたんですかね。
ここは私のブログなんだから、好きに感想語るくらい、文句言われる筋合いはないと思いますが。
根拠のない噂を吹聴したり、メンバーに必要以上の暴言を吐いたりしてるわけでもあるまいし。
まあそんなわけで面白いコメントが来たのだけども、このコメントがきっかけで、私の中で少し整理しておきたいなと思うことが出てきました。
それとは、なぜ私はM!LKを上げてばかりで、原因は自分にある。を下げてばかりいるのか、についてです。
とはいえ、M!LKを上げに上げて原因は自分にある。を下げに下げるようになったのって結構最近の話なんですけどね。最初からそうだったわけではありません。*1
一応、何の理由もなくそういう記事ばかりを書いているわけではない、ということを今回は強調してお伝えしたい。
というわけで、ここからそのことについて詳しく語っていきたいと思います。
まず始めに言っておきます。
わかってくださっている方もいらっしゃるとは思いますが、私はM!LKを上げたくて原因は自分にある。を下げてるわけではないし、逆に原因は自分にある。を下げたくてM!LKを上げているわけではないんですよね。
シンプルに、M!LKは良いものを出し続けているから褒めているだけだし、原因は自分にある。は全然良いものを出せていないから貶してるってだけなんです。
M!LKも微妙なものを出せば貶すこともあるし↓
原因は自分にある。も良いものを出せていれば普通に褒めてます。↓
貶すときも、一応ある程度は気を使っているんですよ。
M!LKが新曲出したとき、「これは原因は自分にある。が出すべきだろ!」ってな神曲を出したときは、純粋なM!LKの作品感想記事と、原因は自分にある。に対して訴える記事を分けて出したりしていますし、↓
keebidan.hatenablog.comkeebidan.hatenablog.com
これがたとえば、M!LKの作品感想記事で原因は自分にある。に対する文句までも入れてしまったら、原因は自分にある。を貶す目的でM!LKを褒めているように見えてしまうだろうと予想がつきます。
そうはならないようにと一応気を使っていて、そういう話をしたいときは別記事で語るようにしています。
でもじゃあ、M!LKが良いものを出し続けている、原因は自分にある。が全然良いものを出せていないって何基準で言ってるの?と思う方もいらっしゃるかもしれません。
結論から言ってしまえば私の主観です。
…え?と思ったそこのあなた。はい、そうです。私の主観ですよ。それは認めます。
個人的な感想を書いているんですから、当然です。
でも、ちょっと待っていただきたい。
「主観」という言い方をすると、ただ好みの路線を褒めて好みじゃない路線を貶しているだけ、つまり、M!LKの路線が好みだから褒めていて、原因は自分にある。の路線が好みじゃないから貶しているのでは?と思う方もいるでしょう。
それに関しては、否定します。
M!LKの路線、原因は自分にある。の路線、どちらも好きだし大切にしてほしいからこそ言っています。
それぞれの路線の良さの解釈が、私の主観から来ているものである、ということです。
というか、端から原因は自分にある。の路線が嫌いとかそんなんだったら、最初からこんなブログ記事で語ったりしないんですよ。
だって、私このブログでONE N' ONLYやBUDDiiSを長々と批判したことないですよね?*2
なんでかって言ったら、そもそも最初から受け付けない路線で興味がないからです。
そんなグループをいちいち記事で取り上げて長々と批判するほど私も暇じゃないし、記事書くための知識を蓄えるなんて面倒なことやりたくありません。
SUPER★DRAGONなんかももう最近は諦めてるし、どうでもよくなり全く追ってないので、最近は全然話題に出しませんしね。
そのあたりは一応わかっていただきたい。
というわけで、M!LK、原因は自分にある。、それぞれの良さがあるからこそと言いましたが、どういうことか、というのをここから語りたいと思います。
たとえば、この記事。↓
私はこの記事で原因は自分にある。の「チョコループ」をわりとボロクソに評価しているんですが、じゃあこの曲が本当に曲として酷すぎる曲なのか?と言われると、別にそこまで酷い曲ではないんですよ。
曲として、音楽としてフラットに見れば、普通にお洒落で可愛い曲ではある。
じゃあなぜ私はこの曲をボロクソに評価したのか。
この曲を出したのが原因は自分にある。だからです。
原因は自分にある。の路線だったりコンセプトを考えたら、彼らが出すような曲ではないんですよ、「チョコループ」って。
出すとしたらM!LKでしょ、どう考えても。
だって、「普通に」お洒落で「普通に」可愛い曲なんですから。こんな「普通すぎる」可愛さはM!LKにやらせればいいんです。
原因は自分にある。がわざわざやるようなものではない。
それこそ上の記事でも書いたけど、原因は自分にある。が出すならM!LKが出した「テレパシー」くらい振り切ったものを出すべきだった。
考えてみてください。
どっちの曲も知らない人に、「チョコループ」と「テレパシー」を両方聴かせてみて、聴く人を「え!?」と驚かせることができる曲はどっちだと思いますか?
どう考えても「テレパシー」なんですよね。
で、そういう驚かせられる曲を、なんで原因は自分にある。が出さずにM!LKが出しちゃってるのよ、という話ですよ。
「インパクト」ってそういうことじゃないんですか?
私はそういうことだと思っているんですけども。
ただ、M!LKの「テレパシー」って結構見事な曲で、原因は自分にある。っぽい雰囲気を感じる曲ではあるんだけども、歌詞の雰囲気とかはわりと従来のM!LKの恋愛ソングっぽさが普通にあって、普通にM!LKらしさもしっかりある曲なんですよね。
だから、単純に原因は自分にある。をパクってるのではなく、それっぽい良さを取り入れてM!LKらしさに昇華させた感じがちゃんとあって、普通にM!LKの曲として受け入れられる曲なんですよ。
つまり、原因は自分にある。は全然彼ららしい曲を出せていないけど、M!LKは原因は自分にある。のようなクオリティーの高い曲を出しつつもちゃんと自分たちらしい曲を出してるということで、評価が分かれたんですよね。
これがたとえば、M!LKが「チョコループ」を出して、原因は自分にある。が「テレパシー」を出していたら私は両方褒めていたと思いますよ。
M!LKだったら「チョコループ」みたいな曲でも十分だし、今までにないお洒落さが良いと言えるから。
原因は自分にある。だったら「テレパシー」くらいのすごい曲作って驚かせてほしいから。
それが実際は逆だったから私は批判したんです。
おわかりいただけますでしょうか。
こういうことを言うと、「『テレパシー』みたいなめちゃくちゃ明るい曲が、原因は自分にある。が出すような曲なわけないじゃん!」とか言い出すような人もいるかもしれませんが、忘れてしまったのですか?
原因は自分にある。は過去に「ジュトゥブ」という曲を出してるんですよ?
私がこの曲を初めてイベントで聴いたときは、「M!LKの『Milky Snow』を超える『カワイイ』曲ができるグループが現れるとは…」と感銘を受けました。
原因は自分にある。だって、このくらい振り切って明るくカワイイ曲をやることはできます。むしろ、そのくらいやってこそ原因は自分にある。です。
「ジュトゥブ」が原因は自分にある。の曲として成り立っている理由の1つとして、そういうところもあると思うんですよね。
男性アイドルがそこまで可愛い曲やっちゃうの!?という意外性。意外性とはある意味「インパクト」です。
過去にはこんなに面白い曲を出していたのに、最近になってようやく出した可愛い曲が今度は「Milky Snow」と同レベルの可愛さという中途半端な曲だったからつまらないんですよ。
M!LKがこのレベルの可愛さ出すのは全然いいんですよ?
M!LKは別に「インパクト」を売りにしてないから。
「王道」を売りにしているから、王道アイドルらしいキラキラ感が出ていれば十分彼ららしい曲は出来上がる。
でも原因は自分にある。は、もっと攻めるべきだろと。
可愛い曲を出すならもっと「カワイイ」を追求した究極的な曲を出すべきだろうと。
可愛い曲に限りません。どんな雰囲気の曲でも究極を目指すべきです。
それこそ「原因は自分にある。」や「嗜好に関する世論調査」は原因は自分にある。なりの「トンチキ」を追求してできた曲だと思います。
今までのEBiDANにない曲調で、なかなかかっこいいというところで注目されたけども、これらの曲の本質は結局「トンチキ」なんですよね。
EBiDANなら誰もが通る道ですが。
考えてみてください。
EBiDANで「トンチキ」の権化といえば超特急ですが、超特急だったら同じ歌詞でもっとダサい雰囲気の強い曲出してそうじゃありません?
よくよく読み込んでみればそういう曲出せそうな歌詞じゃないですか。
だけど、原因は自分にある。はわかりやすい「トンチキ」にしませんでした。
「トンチキをもっとかっこよく表現できないか?」としっかり突き詰めた結果、できた曲だと思うんですよね。
こうして、「実はトンチキなのにあまりダサくない」が彼らの強みとなりました。
でも、曲調もやっぱりどこか、絶妙にダサいというのもまた彼らの良さで。
というか、そのダサさがあるから「インパクト」が作れるわけで。
だから、原因は自分にある。は「え、かっこいい…」と思われるような曲ではなく、どこかほんのりと「何これw面白いww」と思われるような曲を作ることを目指すべきなんですよね。
ちなみに「どこかほんのりと」がポイントです。
超特急みたいにわかりやすく面白さ全開で行ってしまうと、それは超特急の二番煎じになってしまうので、そうではなく、ほんのりと感じさせる、でもちゃんと面白い「トンチキ」を目指すべき。
自分で言ってても難しいとは思うけども…
でもそういう「表現の究極を探究し続けるグループ」としてできたグループだと思っているので、そのくらいは頑張ってやってほしかったなあと思います。
最近は3Dアバターモデルとかライブの映像演出とか、そういうのをやたら凝ってて、あといつの間に「二次元と三次元を行き来する存在」というコンセプトが追加されたみたいなんだけども、どうでもいい設定増やしたり凝ったりしなくていいからとりあえず良い曲作ってくれません?って感じですね。
曲作りもちゃんとやってる上でやるなら何の問題もないんですけどね。そこをおろそかにしていて無駄に演出に凝ろうとしているのが問題。金かける優先順位を明らかに間違えてる。ここに関しては曲作りに全力を注ぎすぎてその他がおろそかになったZeBRA☆STAR運営を半分くらい見習ってほしい。*3
それに「映像演出でインパクトを与える」と言ったって、ライブなんてそもそも原因は自分にある。が大好きな人*4しか行かないんですよ?
そんな人たちしか見ないような場だけで「インパクト」出してどうする。
ライト層でも聴ける曲で「インパクト」狙わないでどうすんねんと。
「映像演出」でようやく「インパクト」を与えられるようなグループになってる時点で終わってますからね。
曲で「インパクト」を与えられないのなら、2回目になるけど改名したらどうでしょうか。
どう考えても「原因は自分にある。」の名にふさわしくないから。
…とまあ、最後は毒が強くなりましたが、ここまで読んでいて、私は「原因は自分にある。には原因は自分にある。の良さがある」と理解していないと感じる方は、まだいらっしゃるのでしょうか。
人それぞれ解釈違いはあれど、私は私なりに彼らの良さがあると思っているからこそ、このような意見を持っていることくらいはわかっていただけたらなと思います。
私の意見が気に食わないという方もいるでしょう。
でもそれならそれで理路整然と反論をしていただきたい。
議論するのは好きなので、理屈の通った反論なら私は歓迎します。
もちろん共感のコメントも嬉しいので、もし共感してくださった方がいらっしゃればしていただけると嬉しいです。
P.S.
この記事は数日かけて書いているのですが、書いている途中で以下の記事に以下のようなコメントをいただきました。↓
まず、なぜか私のアカウントからコメントされてるのが軽く恐怖。*5
これ、何の現象ですか?コメ主さんに何の非もないバグみたいなものならあれだけども。
もし対処が必要なら有識者の方に教えていただきたい。
本当に自作自演じゃないので、お願いします。
まあそれは一旦置いておいて、コメントの内容ですよ。
一応このコメントをいただいた記事内で返信もしているのだけども、こちらでもちょっと触れたいと思います。
このコメント、丁寧に長々といろいろ書いていただいてるのですが、結局この人が私に言いたいことってこうですよね。
「今のげんじぶの良さが理解できないなら失せろカス」
まあ「カス」は適当に付け足したけども(笑)
いやー、本当に盲目オタクって怖い。
話題に出すならなんでも全肯定しないといけないんですね。
というか、「あなたは本当に彼らや彼らの曲の良さを理解できているのでしょうか。」って言ってるけども、そう思うなら「彼らの良さはこうこうこういうものだと思いますよ」くらい言ってくれればいいじゃないですか。
そういう反論もできないあたり、ただただ「彼らのことを理解できる私は善良オタク!お前は理解しようともしない害悪!」って謎のマウント取ってるだけにしか見えないという。
というか、「シアワシェイク」にげんじぶみを感じられないのはまだわからなくもないけど、「テレパシー」にそれを感じられないのは、この人は原因は自分にある。らしさとは何だと思ってるんですかね。
あの暗いメンヘラ感が「らしさ」だと思ってるのかな。だったら初期に出してた「ギミギミラブ」とか「ジュトゥブ」をどう説明するんだと思いますけど。
今の原因は自分にある。に良さがちゃんとあるんだとするなら、何が良さなのか具体的に教えてほしい。
それを説明もできないなら、結局そんなものはないということになりますよ。
「早めにしっかり降りて情報も追わない方が楽だと思いますよ」とか言ってるけど、「青、その他」以降曲の感想記事とか書いてない時点で察しろよ、と思うし。
実際追ってないけど、あとでM!LKが原因は自分にある。っぽい曲を出して悔しかったから記事にしたんだろうと。そうやって悔しいと思うくらいには私も原因は自分にある。が好きだったということですよ。
あと、「今のげんじぶの曲の良さを理解できる人はちゃんとついていけるので」とか言ってますけども、あの、現実見えてますか?
とりあえず、MVの再生回数を見てみてください。*6↓
まずは初期にして全盛期のMV。
そして、完全に方向性がおかしくなって以降のMV。
このレベルはさすがに言い逃れできないでしょう。
再生回数ショボくなりすぎ。
もちろん再生回数いいのもあるはありますが↓
でもこれも「原因は自分にある。」の二番煎じ曲だからな…
デビュー曲の二番煎じを出してようやく昔の良さを取り戻せたって時点で終わってる。
これに関しては、出た当時久々の本人映像MVだったから再生されたっていうのが大きいだけだろうし。
他にも載せてないのいくつかあるけども、良くても20万台でやっぱり初期に比べるとショボめ。
まあ上に載せたように数十万どころか数万レベルのショボい回数しか再生されないような曲ばっかり出してるという事実はあります。出した時期で言い訳できるレベルでもないし。一応全部表題曲なんですけどね。
これを見て何も思わないのでしょうか?
まあもちろん、私がブログで語ってきたような「原因は自分にある。はもっとこうすべきだ!」という意見は、100%すべてが正しいとは限りません。
でも、上の有様からして、今の原因は自分にある。は全然良い曲を出せていないということは断言してもいいのではないでしょうか。
そこそこの人気を誇るEBiDANグループだったら、MVなんて1ヶ月もあれば20~30万は大体再生されますよ?
その程度の回数も再生されてない曲がこれだけあるって、さすがに危機感覚えるべきでしょう。
冗談抜きで「今のげんじぶの曲の良さを理解できる人はちゃんとついていけるので」とか悠長なこと言ってる場合じゃありません。
どう見てもついていけてない人のほうが大多数ですから、この減りようは。
つまり、ここ最近で明らかに大量のオタクが降りている。
ちょっと現実が見えていない脳内お花畑コメントだなあ、と思いました。
ちなみに参考までに、M!LKの再生回数ショボいMVランキングTOP5を出しておきます。
こっちもショボいはショボいけども、原因は自分にある。に比べたら全然再生されている。いちばん再生されてないのなんてカップリングのリリックビデオだし。
表題曲に限れば21万回以上は再生されているわけで。つまりそうなればTOP5に30万台40万台が食い込んでくるんですよね。
原因は自分にある。は表題曲だけでも10万台以下でTOP5作ってしまってましたが…
ちなみにM!LKのMVでいちばん再生されているのは191万回であり、原因は自分にある。の184万回とそう大差はありません。
最多再生回数を比べてみた時、M!LKのほうがそもそもMVを特別再生されるグループであるというわけではないということです。
原因は自分にある。の再生回数の減り方の異常さがよくわかるのではないでしょうか。
私1人が降りただけでこんな減るわけないじゃないですか。
多分、こういうブログだったりSNSだったりでわざわざ言わないだけで、今の原因は自分にある。に失望してる人は結構多いと思います。
絶対私1人の感性がおかしいだけではないです。
そのことは認識すべきだと思います。
こういうことを言うと、「MVの再生回数がすべてではない!」って言われるかもしれないけども、もしそんなことを言ってしまうと、「原因は自分にある。の曲なんてどうでもいい」と言ってるのと同義なんですよね。
「アイドルだからと舐められたくない」とまで言ったことのある彼らが、そんな態度で応援してほしいと思っていると思いますか?
世界に通用するアーティストとして精進したいというような目標を持つ彼らだからこそ、全力で良い曲を作るべきなんですよ。
それができていないことを証明しているのが上記の再生回数。
どう考えても、少なくともこのままでいいわけがないでしょう。
本当に原因は自分にある。のことを愛しているなら、そこのところも考えるべきです。
脳内お花畑で出されたものを全肯定していればいいというものではない。
落ちに落ちまくったら解散もあり得ますよ。
まあ、「今応援できればそれでいい。明日にでも解散になっても構わない」精神なんだったら脳内お花畑のままでもいいと思いますけどね。
とりあえず、今の原因は自分にある。を擁護する方は、これほどまでに再生回数が落ちている理由を何だとお考えなのでしょうか。
世の中は「原因は自分にある。の良さ」を理解できない人ばかりということでしょうか。
最初から少なかったんならともかく、最初は多かったのに最近少ないって、どう考えても「原因は自分にある。の良さ」を理解できていないのは運営や盲目オタクのほうだと思いますけどね。
運営や盲目オタクの方々こそ、「原因は自分にある。らしさ」について考え直すべき時が来ていると思います。
いや、数万回しか再生されてないような曲があれだけある時点でオタクの原因は自分にある。への関心はだいぶ薄まっていると思うし、今さら考えても手遅れかな。
まあ、悲惨な終わりを迎えないようにせいぜい頑張れ、と思います。
M!LK 3rdシングル「STARS」感想 ~全EBiDANオタクに聴いてほしい名作が来ました~
11月30日、M!LKが3rdシングル*1、「STARS」を発売しました。
2ndシングル「奇跡が空に恋を響かせた」を発売してから約3か月半後。正直こんな短いスパンでこんな良い作品を出してくるとは、と驚いています。
12月12日付のオリコンウィークリーランキングでは4位を獲得したそうですね。おめでとうございます。
今回の作品は、本当に他のEBiDANグループのファンにも自慢したくなるような、素晴らしい作品でした。
早速詳しく感想を語っていきたいと思います。
まず、今回出された楽曲のタイトルを出しましょう。
表題曲の「STARS」、
初回限定盤カップリング曲の「INFINITY TRY」、
通常盤カップリング曲の「テレパシー」、
この3つです。
総合的な結論から言うと、全体的にすごくM!LKの成長を感じた作品でした。
メンバーの表現力的な意味でもそうだし、楽曲制作チームもすごい成長してるというか、「こんな曲作れるようになったのか!」みたいな。
特に、表題曲の「STARS」は前者、カップリング2曲は後者ですね。
メンバーの表現力の高さにも、こんな曲出せるんだ!という意味でも感動できるので、本当にこの作品は他のEBiDANグループのファンにも全曲聴いてほしい。
というわけで、ここからは1曲ずつ感想を語りたいと思います。
ではまず、表題曲「STARS」から。
まず曲調に着目すると、表題曲ではド王道攻めてきたな、と思いましたね。
最初にティザーを見た時は「またジャニーズと間違われそうな曲来たな」とちょっと思いました。まあ、最近はジャニーズも逆にあんまり王道やってない印象もあるので、そういう意味では逆に新鮮な路線なのかなとも思ったり。
でも、これは聴き込むと感動するんですよね。メンバーの歌唱力の上がり方がエグくて。
フェイクみたいな技法も使っているし、裏メロ歌唱なんかもやってたりしてて、冷静に見たらもう全員が歌上手いグループですよね、これ。全員歌上手い上に声質もそれぞれ魅力たっぷりだから、これは多くの人の目に留まったら「なんだ、このグループは!」と驚かれるのではないでしょうか。これを見せるために作った曲だと思えば、大正解の曲だったと思います。
MVを見ると少しダンスも見れますが、曲と同様にゆったりとしたダンスで、一見ゆるいダンスに見えるものの、実は結構難しい振りだと思います。歌とか楽器演奏にも言えることなんだけども、テンポが遅い曲って、テンポが速い曲よりも実は結構難しかったりするんですよね。ごまかしがきかないし、もろに実力が現れやすいので。
でも、そんなダンスをここまで美しく踊れているあたり、やっぱりさすがだなと。特にサビで見せてくるターン。これ美しすぎて私は感動しました。
あとは、歌詞が意外に深いんですよね。
インタビュー記事で曽野舜太くんが特に語っていたことなんですが*2、この曲は「STARS」という曲名でありながら、「Under the starless sky」というフレーズで締めくくられます。
つまり、「星たち」という曲名なのに、「星のない空の下で」の物語を終始歌っているいうことです。
これにはメンバーも「どういうこと?」と最初は思ったようですが、この曲は「星」をモチーフにしたウィンターラブソング。つまり、「想い人を照らす『星』のような存在でありたい」という願いを歌った曲であり、本物の星については特に触れていないんですよね。
別に星空の下で歌っているという世界観でもいいだろうに、わざわざ星のない空の下での物語にしているということは、「君にとってのたった1つの存在」というのを強調したいからでしょうか。それを歌っているのがM!LKの5人であるため、「STARS」というタイトル付けがされているのかもしれません。
そういう考察のし甲斐があるのもまた、面白い曲でした。
メジャーデビュー以降の表題曲でいちばん好きな曲かもしれない。
次に、初回限定盤カップリング曲「INFINITY TRY」について。
これは、今回出された曲の中ではいちばん挑戦が見えた曲でした。
王道アイドル路線を突き進んでいるM!LKが出すには珍しいEDM系。EDM系って、K-POPとかでよくあるジャンルなのもあり、気を付けないとK-POPの真似事をしているだけにしか見えなくなってしまうこともあるんですが、M!LKって不思議とそういうことあんまり起きないんですよね。今回の曲も、新しさもありつつしっかりM!LKらしさのある爽やかなアイドル曲に仕上がっていたと思います。
この曲の特に面白いと思うところは、まさに「『音』を『楽』しむ」という意味の「音楽」な曲であるところ。音だけでメリハリがすごくつけられているというか、歌がなくても聴いてて楽しい曲ですよね。
最初は音少なめでおとなしく始まって、だんだん音が増えていって、サビで音が最上級に多く、激しくなる、といった変化。そして最後は最初と同様におとなしくなって終わるという、この変化が聴いててワクワクします。
この曲に関してはインスト音源が欲しいかも。普段こういうことあまり思わないのですが、この曲はそのくらい、音がめちゃくちゃ面白いと思いました。
歌詞も普通にかっこいいですしね。「無限の挑戦」という意味のタイトルなだけあって、「やってやるぜ!」というM!LKの熱い思いが伝わりますし、曲調も相まってかどこか壮大に聴こえます。
「We can TRY さあ We can TRY」あたりの歌詞は、みんなでペンライト高く掲げて振る様が思い浮かびます。*3
最後の締めが最年少の曽野舜太くんというのもまた、熱い。
この曲は来年のエビライでやってほしいかも。最後の最後で舜太くんセンターでかっこよく締めて、「M!LKもこれだけかっこいいのやれるんだぞ、加入メンバーでもこんな堂々とかっこよくやれるんだぞ!」っていうのを見せてほしいなと思ったり。
ファンだけでなく、他のEBiDANメンバー*4にも見せつけてほしいですね。
最後に、通常盤カップリング曲「テレパシー」について。
これは、神曲来ましたね。
以前のブログでも先行して少し触れましたが↓
こうやって先行して触れたくなるくらいの神曲だった。
この時はまだ感想がまとまっていなかったのと、単なる感想とは別の切り口で語りたかったのもあり、このような別記事を書かせていただきましたが。
改めて感想を言わせていただきますと、最高の一言に尽きる。
歌詞の内容的には昔ながらのM!LKのラブソング的な感じ。所謂、密かに片想いしている恋情を歌った曲で、主人公は告白する勇気もない初心な男の子のような人物像として描かれています。
そういった昔ながらの可愛らしさも残しつつ、でも曲調はすごい勝負に出てるという、なんともバランス感覚のいい作品という印象。
テンポの速さもそうだし、この曲もまた「音楽」してますよね。
佐野くんがインタビュー記事で「サウンドのテーマが『おもちゃ箱をひっくり返した音』」であると語っていましたが*5、たしかに言われてみればそんな感じがするサウンド。特に歌のない間奏部分はそんな感じしますよね。ちょっとごちゃごちゃしたような音というか、いろんな音が交錯し合ってワーッ!となっている感じというか…(語彙力)
もしかすると、恋をして感情がぐちゃぐちゃになっている様をこのサウンドで表現しているのでしょうか。そのあたりもいろいろな解釈ができそうですね。
この曲はまだライブでの披露はされていませんが、サビのダンスは早速公開されており、↓
www.tiktok.com公式でも何度か「踊ってみた」動画が出されていることから、運営の力の入れようをこれまた感じます。
実際ファンからの受けもよく、特に公式からTikTokキャンペーンの告知が行われたわけではないにもかかわらず*6、今日までにこの曲を使った300以上の動画が投稿されており、本当にそうなるのもわかるくらい、良い曲出してきたな、と思います。
ちなみに、この曲を使った動画は「踊ってみた」動画もありますが、中には推しへの愛を語る系の動画もあり、それを見ていると「あ、たしかにこの曲って単なる恋愛だけでなく、推しへの愛ソングとしても成り立つかもしれないな」という発見もあったり。
これはオタクの間で流行らせたいですね…全オタク、聴いてください。
というわけで語ってきましたが…
今回の作品、全部当たり曲だったと思う。
何なら、来年のエビライで披露するのはこの3曲でいいよ、と思うレベル。
まあ、さすがにもっと過去の曲を織り込むでしょうが、そのくらい良曲揃いの良い作品でしたね。
あと、今回の作品でのメンバーの歌声を聴いていて改めて思うのが、このメンバー全員に歌を歌わせて育てることを決めた過去のスタッフさん、グッジョブ。と。
特に初期メンの3人ですよね。彼らがデビューした当時って、歌とダンスの役割分担をしてデビューするグループが多かったから、運営次第では当時歌がそんなに上手くなかったメンバーは歌を育てられずにここまで来た可能性も全然あったわけで。
特に塩﨑太智くんと吉田仁人くんは、ダンスを売りにして事務所に入ったメンバーだったし、研究生当時はダンスはすごかったけど歌はそうでもありませんでしたしね。*7
でもそんな彼らにも歌を歌わせて、根気強く育てた結果が今なんだろうなと。
太智くんは特にその魅力が出るまで時間がかかったメンバーだと思いますが、彼に歌わせることを決めた運営、グッジョブ、と本当に思う。
根気強く歌い続けたらこんなに上手くなるんだなあ、って。↓
シンプルに作品も良かったし、こういうところにも感動できた作品でした。
メジャーデビューして以降のM!LK、本当に本気で作品づくりしてきていますね。
これは4thシングルも楽しみになります。いや、もしかしてそろそろアルバム来るのかしら?
何にせよ、次回作が楽しみです。
今回も素晴らしい作品をありがとうございました。
*1:インディーズ時代から数えると通算14枚目のシングル
*2:M!LK「STARS」インタビュー|僕たちが“星”になる つかめそうな夢に手を伸ばして (2/3) - 音楽ナタリー 特集・インタビュー
*3:そういう感じの振りじゃなかったらゴメンナサイ
*4:特にM!LK加入メンバーのほぼ同期にあたる原因は自分にある。のメンバー
*5:M!LK「STARS」インタビュー|僕たちが“星”になる つかめそうな夢に手を伸ばして (3/3) - 音楽ナタリー 特集・インタビュー
*6:ただし、キャンペーンをやろうとしていたようには思える音源は用意されている
*7:当時のオーディション映像なんかを見てると、ぶっちゃけ仁人くんより現・SUPER★DRAGONのダンサーである志村玲於くんや飯島颯くんのほうが歌上手いかもしれないってレベルだったりする
EBiDAN NEXTの「Hug Hug Hug」について語る~正直ゴリ押しする価値は微塵もないと思う~
今回は、EBiDANの研究生、EBiDAN NEXTの話題です。
正直普段はあまり追っておらず、このブログでも大して話題にしてこなかった界隈ですが、どうして急に記事にしようかと考えたかというと。
先日、こんなツイートを見かけたからです。(一応、名前とアイコンは伏せさせていただきます)↓
え、マジで言ってる…?と思いましたよね。
あの、M!LKの神曲である「シアワシェイク」と「テレパシー」に、「Hug Hug Hug」が匹敵するとでも?
私は「シアワシェイク」と「テレパシー」は神曲だと思っていますが、「Hug Hug Hug」は全然神じゃない、前述2曲の足元にも及ばないと思ってるので、正直この2曲と並ぶと思われてること自体にものすごく腹が立ちましたね。
「Hug Hug Hug」は、元々M!LKのバックダンサーを務めていた研究生ユニット、Team M!の曲として作られた曲ということで、M!LKがお世話になったユニットの曲なので一応聴いていましたし、前から知ってはいました。この曲に限らず「Honest」や「カチカク」も聴いています。
ちなみに、「Honest」は普通に良い曲、「カチカク」は神曲だと思っています。
私が研究生界隈をあまり快く思ってないことを知っている方もいらっしゃると思いますが、だから無条件に嫌ってるというわけではないです。
「カチカク」は本当に、研究生が歌うべきアイドル曲として質が高いと思ってます。
作詞作曲がM!LKもよくお世話になってる園田健太郎さんらしいですね。園田さんは本当にアイドルとは何たるかをよくわかってらっしゃる。
これならゴリ押しされるのもわかるんですけどね。
でも見た感じだと「Hug Hug Hug」のほうが推されていて、私はこの曲はあんまり良い曲じゃないと思っているんです。
何なら、原因は自分にある。の「半分相逢傘」並みに酷いとすら思ってます。
なぜそう思うのか、ここから語っていきたいと思います。
まず、「Hug Hug Hug」の音源をこちらに↓
私のこの曲に対する印象を一言でいうならば。
超劣化版「愛と合図」です。超劇場版ケロロ軍曹みたいな言い方
劣化版という点は一旦おいておくにしても、この曲は間違いなく、M!LKの「愛と合図」のパクリだと思っています。
というのも、「愛と合図」はペット目線の恋愛ソングとして書かれている曲なのですが、「Hug Hug Hug」も聴いた感じそんな雰囲気の曲ですよね。
元々M!LKのバックダンサーを務めていたTeam M!の曲として作られたものだから、M!LKの曲から影響を受けたとしても何も不思議なことでもない。
これに関しては、この曲が好きという方でも「まあそうだな」と思っていただけると思います。
じゃあなぜさらに「劣化版」だと思うかというと。
この曲は、「愛と合図」をパクっておきながら、「愛と合図」の良さを何1つわかっていない曲だからです。
そのあたりまでしっかり理解した上で、良い曲作るならいいんですよ。
でも、「Hug Hug Hug」って、「ペット目線の恋愛ソングという可愛い曲が人気なんだ!よし、じゃあそれにしよう!」くらいのノリで作られたんだろうなーって思ってしまうくらい、「愛と合図」の良さを理解してない。
何なら何を血迷ったのか、酷い方向性に向かわせてる。
じゃあ具体的にどこが酷いのか?といいますと。
歌詞が下品なんですよ。サウンドはそこそこいいだけに本当にもったいない。
「可愛い」を狙いすぎてもはや「気持ち悪い」んですよね。
ショタコンオタクにめちゃくちゃ媚びてんなあ…って初めて聴いたときは思いました。
特に2Aの歌詞が酷いですね。
「ちょっぴり悲しそうな君 匂いで僕はわかるんだ」
「涙を消せなくたって ペロって拭いてあげるから」
気持ち悪くない…?
これ、もはやショタコン向けのエロ曲以外の何物でもない。
必死に特典会商法してショタコンおじさんおばさんに媚びまくってたZeBRA☆STAR運営ですら、ここまでショタコンに媚び売った曲作ってませんよ。
これを何も考えず「可愛い」と言って推してる人がいるんだと思うとすごいなと思う。
そういう人ってリアル恋人に匂いで機嫌察知されたり顔舐められたりしてるのかな。だとしても堂々と他人に言うことでもないと思うけど。
ましてやアイドルが曲にして歌うことでは絶対ない。
こういうことを言うと、
「いや、ペット目線の曲なんだからそのくらいの表現は別におかしくないでしょ」
「ペット目線という前提があるのだから人間の恋人のように考えるのがおかしい」
と言う人がいるかもしれません。
それはまあ、その通りではあるんですけどね。
じゃあ、同じくペット目線の曲として作られた「愛と合図」も同等に歌詞が気持ち悪いのか?という話ですよ。
全然気持ち悪くないでしょ?
ペット目線でも気持ち悪くない曲はこの通り作れるはずなんですよ。
じゃあなぜ気持ち悪くないか、生々しい表現がないからです。
たしかにペットっぽい可愛さを感じるとはいえ、この曲はちょっと甘えん坊な年下彼氏目線だとしてもエロにはならない程度の表現になっている。人間目線でもそんなにおかしくないということです。
そうやっていろんな解釈をしたとしてもおかしくならないように、繊細に作られてるんです。ペット目線という斬新な目線から描いた、しかし王道な恋愛ソングなんですよね。
しかし、「Hug Hug Hug」はペット目線じゃないと絶対成り立たない曲なんですよね。人間目線にした途端に気持ち悪くなる。
「Hug Hug Hug」が「愛と合図」の超劣化版であるというのは、そういうところです。
「ペット目線」を免罪符に、わざわざ気持ち悪い表現を多用しているのが全然繊細じゃない。ペットペットしすぎなんですよ。
どうせ「愛と合図」をパクるなら、そのあたりの繊細さまで理解してパクってほしかった。
まあたとえば、ケモショタ系のエロゲーのテーマ曲として出された曲だとしたらまた評価は違ったと思いますけどね。(いやエロゲーでもこんなあからさまに下品な曲そんな出さないんじゃないかと思うけど)
全然そんなんじゃない、普通に健全な大手芸能事務所の中高生のアイドルが歌う曲として出されてますからね。
ちょっとさすがに…ねーわ、というのが正直な感想。
ちなみに、「シアワシェイク」や「テレパシー」はどういう曲か改めて聴いてみると↓
「Hug Hug Hug」にあるような気持ち悪さなんて微塵もありませんよね。
サウンドへのこだわり感も桁違いだし、正直勝てる要素なんかない。
なので、そもそも「Hug Hug Hug」はこの2曲と比較するのも大変失礼な曲です。はっきり言って。
そのくらい酷い曲なのに、なんでこんなに推してるんでしょうね、運営は。
推すなら前述したとおり「カチカク」を推すべきだと私は思います。
変なショタコンへの媚び売りもないし、シンプルに「トップアイドルを目指すよ!ついてきて!」という研究生らしくアイドルらしい良曲じゃないですか。
正直BATTLE BOYS時代の曲たち含めて比較しても圧倒的神曲だと思うので、研究生に永く歌い継がせるなら「カチカク」を歌い継がせるべき。
「Hug Hug Hug」は本来ならTeam M!終了と同時に終了させるべきだった。今からでも早めに黒歴史化したほうがいいです。
以上、珍しく研究生曲を批評した記事でした。
【観測者必聴】M!LKがまた原因は自分にある。っぽい神曲を出しました。【もう「インパクト」路線はM!LKに移った説】
11月30日、M!LKが3rdシングル*1「STARS」をリリースしました。
このシングルの感想については、また後日別で記事を書こうと思っていますが、今回はこのシングルのとある収録曲について特に語りたいことができたので、こうして記事を書いています。
そのとある曲とは、「テレパシー」のこと。
通常盤のカップリング曲になりますが、これがめちゃくちゃ良い曲だったんですよね。
めちゃくちゃ良い曲な上に、めちゃくちゃ原因は自分にある。っぽい。
あれ?前にも似たような話した覚えがあるのだけど…↓
しかし、また改めて語りたくなるくらい「テレパシー」はすごい曲だったわけです。
そんなわけで、前からの私のブログの読者様であれば、だいたい私が何を言いたいか察してくださった方もいらっしゃるかもしれませんが、ここからこのことについて詳しく話していきたいと思います。
では早速、「テレパシー」がどんな曲か知らない方もいらっしゃると思うので、一応ここに音源を置いておきます。↓
わかっていただけるでしょうか。
このすごい早口感。ちょいちょい入る独特の詩的な言い回し。ピアノとベースが核のお洒落な曲調。そしてほどよい電波感。
完全に「原因は自分にある。らしさ」を再現してるんですよね。特に今回目立つのは「早口感」だと思います。
2ndシングル収録曲の「シアワシェイク」も見事な曲でしたが↓
www.youtube.comこの曲も「原因は自分にある。らしさ」を感じたものの、歌詞の言葉選びだったり曲調の凝り方にそれを感じただけで、最近の原因は自分にある。が大事にしている印象のある「早口感」*2はありませんでした。
でも、今回出てきた「テレパシー」では、それすら再現してきた。
これを聴いてて思いました。
M!LK、原因は自分にある。の路線を完全に食うつもりだな、と。
つもりというか、もう「シアワシェイク」出した時点で食い始めてたと思いますが。
まあ、正直これに関しては原因は自分にある。の自業自得だな、と思います。
M!LKが「シアワシェイク」出した後に頑張って良曲作れば、こうはならなかったかもしれないのに。*3
「チョコループ」とか「Q」みたいな中途半端な曲出すような体たらくを見せるからこうなるんですよ。
もうぶっちゃけ再生回数にも現れてますよね。
「チョコループ」なんかはオタクの間では結構話題になってた印象だったけど、言うて2ヶ月前公開で20万回再生と、話題になってたわりには大したことないし。
「Q」もそこそこ前に公開されたみたいだけど10万回も再生されてないし。
「Q」はもう説明不要だと思うので何も言いませんが、「チョコループ」がなんでこんな言うほど振るわないのかと言ったら、「結局いつもと同じ」だからです。
一見いつもと違うことやってるように見えるけど、よくよく見ればここ最近のひたすら暗くて病んでる路線と大して変わらない。曲調も普通に切ないし。
つまりは、振り切ってないんですよ。「カワイイ」をやる覚悟が見えないというか。
なんか、恥じらいながら「カワイイ」をやってる感があってダサいんですよね。
ここで、原因は自分にある。のコンセプトのキーワードを思い出してみましょう。
何でしたっけ?
そう、「インパクト」です。
「常にインパクトを与える前衛的なユニット」とうたっておきながら、「カワイイ」路線をやるとなった時に「キャッ、恥ずかしい…」的なノリでやってる場合ですか?
そんなノリではやってないにしても、インパクトを与える、攻める、という姿勢でやるんだったら、もっと全力で「カワイイ」をやるべきなんですよ。
しかし、今の原因は自分にある。は、「ジュトゥブ」を出してた頃の「『カワイイ』を全力でやる姿勢」をすっかり忘れてしまっている。
そりゃM!LKも「これいらないの?じゃあもらうねー」ってなりますわ。
「変幻自在」がコンセプトのM!LKは、何でも自分たちのものにしてしまいますからね。
原因は自分にある。に限らずですが、EBiDANの他グループはM!LKのそういうところをもっと警戒し、自分たちの本来の良さをしっかり把握して、大事にしたほうがいいと思います。
「テレパシー」って、本当に原因は自分にある。の本来の良さもあり、わかりやすい特徴までもが詰め込まれていて、私はこの曲を初めて聴いたときに思いました。
これ、原因は自分にある。が「チョコループ」の枠で出すべきだった曲じゃね?と。
改めてまた音源置きますが↓
カワイイ系の恋愛ソングやるならこのくらい振り切るべきだったでしょう。
そうすれば、「M!LKの『シアワシェイク』も見事だったけど、やっぱり原因は自分にある。ってすごいな、さすがだな」って思えたのにね。*4
現実では、原因は自分にある。は中途半端な曲しか出せず、M!LKが自分で過去の曲を乗り越えただけという。
だから、他のグループにこんなレベルの高い曲ポンポン出されててどうするのよ、げんじぶ…
この有様を見てると、原因は自分にある。はもう初期のような面白いグループに戻ることはないだろうな、と確信が深まります。
上では「チョコループ」のことをボロクソに言ったものの、とはいえこの曲はここ最近の曲の中では比較的マシなほうではあった。
「原因は君にもある。」なんかもそうですが、つまりは彼らの限界はもうこの程度なわけです。
もう、「原因は君にもある。」「チョコループ」程度でオタクに騒がれる程度のレベルなんですよ、悪い言い方すれば。
そんなグループに未来を感じられるわけありませんよね。
もう今となっては、M!LKの曲を聴いたほうがよっぽどインパクトを感じるし、よっぽど攻めの姿勢を感じる。
初期の原因は自分にある。の良さを理解している人だったら、M!LKの曲を聴いたほうがよっぽど楽しめると思うので、こちらをおすすめします。
今回のシングルは、来年のエビライでは今回のシングル収録曲3本立て披露でいいんじゃないか、と思うくらいには感動できた作品でしたが、きっとM!LKだったら来年のエビライが始まる前に何曲かまた神曲出しますよね。
それもまた楽しみに思えた作品でした。
作品についての細かい感想は、また後ほど。
EBiDANオタクの「用語」の使い方をたまに謎に思う話。~ジャニーズ用語はNG? K-POP用語はOK?~
スターダストプロモーションに所属する、イケメンアーティスト集団、EBiDAN。
公式に「アイドル」と名乗ってはいないグループもあるものの、その活動形態は事実上「アイドル」そのものであり、このような似たような性質から、ジャニーズともよく比較されがちです。
ジャニーズは嫌いだがEBiDANは好き、というような人もおり、ジャニーズに対する嫌悪感を隠さない人もそれなりにいる界隈のように思います。*1
こういう人って、EBiDAN界隈内でジャニーズ用語を使う人を嫌悪したりするイメージがあるんですよね。
たしかにジャニーズ用語って特殊な用語も多いですし、そういうのを別の畑であるEBiDANで使われると違和感があるというのはわかります。
でも、それと同時に私は思うことがあります。
「EBiDANってK-POP用語使ってるオタク多くね?」
今日は、この違和感について語っていきたいと思います(笑)
EBiDANオタクが嫌うジャニーズ用語のうち、代表的なものと言えば「同担拒否」があげられると思います。
ジャニーズって、EBiDANで言う「推し」のことを「担当」と言うらしいんですよね。
つまり、同じ人を「担当」している人(=同担)とは繋がりたくありません、という意思表示のことを「同担拒否」と言うようです。
これがEBiDANになると、そもそも「担当」ではなくて「推し」なのだから、「同担拒否」ではなく、「推し被り拒否」と言うことが好まれます。
でも、私はそもそも「同担拒否」という言葉がここまで嫌悪されてると初めて知った時びっくりしたんですよね。
私はジャニーズを推したことは全くありませんが、EBiDANを推し始める前は二次元アイドルに少し手を出していた時期がありました。
その界隈でも、「同担拒否」という言葉は普通に使われていたんですよね。まあ、推しのことは「担当」とは言わない界隈で、普通に「推し」と言う界隈でしたが、それでも「同担拒否」は普通に使われていました。
だから、「同担拒否」って所謂推し活界隈では一般的な言葉だと思っていたんです。
何ならこれがジャニーズ用語であると知ったのはEBiDANを推し始めてからですね。
ジャニーズ以外の界隈では多分、シンプルに「推し被り」と言うのと「同担」と言うのじゃ後者のほうが言いやすいし短いし、くらいの感覚で使われている気がします。
そんなもんだと思っていたんですが、EBiDANだと「それはジャニーズ用語だから!」と嫌われるんですよね。
推しのことは「推し」と呼んで、推し被り拒否を言い表したいときだけ「同担拒否」と言うような使い分けも、多分許されない。
そんな風潮がEBiDANにはあるような気がします。
まあ、たしかに気持ちはわからなくはないです。
EBiDANはEBiDANであってジャニーズではないんだから、ジャニーズとは別の文化を作り上げるべきだから、用語も使い分けるべきだみたいな?
その気持ちはわからなくはないです。
でも、だからこそ思うんですよね。
「なんでK-POP用語はいいの?」と。
たとえば、EBiDAN界隈でよく見かけるK-POP用語といえば、「マンネ」「マンネライン」というものがあるかなと思います。これ言う人本当によく見かける。
これ最初に見た時は意味が分かりませんでしたが、「マンネ」とは韓国語で「末っ子」という意味らしいですね。
つまり、グループの中での最年少メンバー、または年少組を指す言葉として使われる用語のようです。
でもよくよく考えてみてください。
なんでわざわざ韓国語使うの? 普通に「末っ子」でええやん。
こう思いませんか? 私は思います。
まあ別にわざわざこういう用語を使う人のところに凸ってぶっ叩こうとまでは思わないけど、普通にジャニーズ用語使ってるのと同じように違和感はありますよね。
違和感ないんですか、逆に?
私、ジャニーズ用語使うオタクを叩く人は結構SNS上で見かけるけども、K-POP用語を使うオタクを叩く人を全く見たことがないんですが、私が見たことないだけですかね。
私的にはジャニーズ用語以上の違和感がありますけどね。
だって、EBiDANって別に韓国人じゃないし、韓国の事務所が絡んでるわけでもないし、普通に日本のアイドルなのになんでわざわざ韓国語使うのか、となるじゃないですか。
私みたいな疑問を持っているEBiDANオタク、そんなにいないんですかね?
両方嫌悪するなら理解できる。
両方許容するのも理解できる。それぞれ筋は通ってるから。
でも、ジャニーズ用語がダメでK-POP用語がOKな理由は何ですかね?
もし、論理的に説明できる方がいらっしゃれば教えていただきたいです。煽りでもなんでもなく純粋に疑問なので。
「同担拒否」も許さないような人が「マンネ」を許すのか…?
本当に境目がよくわからない。
とまあ、今回はだいぶ短い記事になりましたが、EBiDANオタクになってから感じていた疑問をこぼす回でした。
*1:最近は兼オタも増えてきたとは思いますが
私にとっての「アイドルグループの『メンバー』」とは何かを語る。~私がメンバー変動の激しいM!LKやZeBRA☆STARを推し続ける理由~
以前から私は、EBiDANの推しアイドルについていろいろなことをこのブログで語ってきました。
文章を綴るにあたって推しアイドルのことをより細かく分析したり、他のオタクの方々と意見を交換し合ったりしていく中で、最近私の中ではっきりしてきたことがあります。
それは、私にとっての「アイドルグループの『メンバー』」とはどんな存在なのか、ということ。
これだけだとどういうこと?と思われると思うので、もう少し詳しく説明すると。
アイドルを推すオタクと一口に言っても、何を重視しているかというのは人それぞれだと思います。
その中でよく聞くのは、「メンバーの卒業加入がない」というようなこと。
おそらくこのようなことを思う人にとって、アイドルグループにおいていちばん重要な要素は「メンバー」なんでしょうね。このメンバーありきのグループ、という考え方なのでしょう。
しかし私的には、M!LKやZeBRA☆STARを推しているところからなんとなく察する方もいるかもしれませんが、「メンバーの卒業加入がない」ことは別にそこまで重要なことじゃない。メンバーが抜けようが新しく入ろうが、しっかりそのグループらしさを保ってくれていればそれでいい派なんですよね。
じゃあ、私にとって「アイドルグループの『メンバー』」って、どうでもいい存在なのか?
そんなことはもちろんないはず。メンバーだってアイドルグループを構成する一要素には変わりありませんし、全く重要じゃないなんてことはありません。
じゃあ何なのか?という話を今回はしていきたいと思います。
一応、最初に言っておきますが、今回話すことはあくまで私個人の意見であって、「この推し方が正義だ」と主張したいものではありません。
私の他のブログ記事を読む上でも、「この人はこういうスタンスでオタクやってるんだな」「こういうオタクもいるんだな」というのを知ってもらえたらな、くらいの気持ちで書いているので、そのあたりはご了承いただきたいと思います。
それでは早速、私にとっての「アイドルグループの『メンバー』」とは何か。
結論から言うと、「その『アイドルグループ』が提示するコンセプトの音楽やエンタメを表現する人たち」だと思います。
何を当たり前のことを、と思われるかもしれませんが、私にとって「アイドルグループの『メンバー』」って、それ以上でもそれ以下でもないんです。
どういうことかというと、「その『アイドルグループ』が提示するコンセプトの音楽やエンタメを表現」できるなら、極端な話ぶっちゃけ誰でもいいんですよ。
え、「誰でもいい」って雑では?と思われるかもしれませんが、本当に「誰でもいい」わけではありません。
あくまで上記の通り、「その『アイドルグループ』が提示するコンセプトの音楽やエンタメを表現」できるメンバーであることがポイントです。
逆に言えば、「その『アイドルグループ』が提示するコンセプトの音楽やエンタメを表現」するのに大して貢献できていないメンバーがいれば、卒業や脱退の話を聞いても「まあ別に彼はいてもいなくても変わらんし、いいんじゃない?」と思うまででもあります。
実際、誰とは言いませんが最近卒業、脱退を匂わせるようなことを言った子でそういう子がいて、悲しむファンが多くいた中で私は内心そんなことを思っていました。
でも、私が上記のようなことを思うのは本当に稀です。
なぜかというと、「グループに大して貢献できてない」メンバーはそうそういないから。
大抵は何かしらの貢献をみんなしています。だから、卒業、脱退の発表があると、大抵は「この子を失うのはグループにとって○○の点で痛手だよな…」と思って惜しんだりする。たとえば歌とかダンスとか、トークもそうだし、惹きつけられやすいキャラクター性とか、あらゆる面でグループに貢献するメンバーがほとんどですよね。
だからこそ、「このメンバーはこのグループにとって必要不可欠」となる。
私のメンバーの捉え方はそんな感じなんです。
だから、M!LKに新メンバーが入ってきたときは、どうなることやらとは思ったものの、なんやかんやM!LKらしい王道ポップ路線を大事にして、新メンバーもしっかりそれに馴染んでくれたから受け入れられたし、
ZeBRA☆STARも何度も体制が変わったものの、ZeBRA☆STARらしい雰囲気はずっと保っていてくれたから受け入れられた。
山中柔太朗くんに関しては、「キャラの雰囲気的に合わないのでは?」と心配したり、桑原柊くんに関しては「ポップな曲をやるグループなんだから、もう少しそのミュージカルっぽい歌い方どうにかならないかな…」と心配したりもしました。
もしこれで2人がそれぞれのグループに馴染む努力をしなければ、私はM!LKやZeBRA☆STARに冷めていたかもしれません。
でも2人はしっかり馴染んでくれて、今やグループに欠かせない存在になってくれた。
だから受け入れられたんです。
つまり、私にとって重要なのは、「メンバーの入れ替わりの有無」ではない。
「その『アイドルグループ』が提示するコンセプトの音楽やエンタメ」の、方向性が維持されているかどうかです。
言い換えれば、「メンバーの変動はどうでもいいけど、グループの方向性の変動は受け入れられないことがある」ということです。
だから、変にグループの方向性が変わらなければ、メンバーが変わろうが変わるまいがどうでもいいんですよ。
逆に言えば、グループの方向性が変な方向に変わってしまうとなれば、メンバーが変わろうが変わるまいが冷めます。
私の元推しグループでその典型的な例が、SUPER★DRAGONや原因は自分にある。です。彼らはメンバーこそ変わっていないものの、グループの方向性はここ最近変な方向に向かっています。
まあ彼らには見事に冷めましたよね。グループに冷めると同時にメンバーへの興味もなくしたので、本当に私にとってメンバーってそういう存在なんだな、と自分でも改めて思います。
たまーに彼ら、特にそれなりに長く活動しているSUPER★DRAGONのファンで、ずっとメンバーが変わらずに活動していることを誇るようなファンを見かけるけども、私からすると「そんなところしか誇れないんだ」とすら思うんですよね。
「メンバーが変わっていない」ところなんて、それ自体はアーティストグループとしては大した中身もないことで、方向性とか音楽のクオリティーもしっかり維持してやっていけてるならともかく(これだったら私もおそらく降りてない)、そこを維持できていないなら何の意味もないよなあ、というのが私の考え方。
SUPER★DRAGONなんて本格アーティスト志向なんだから、少なくともメンバーはそういう考えでいるべきだと思うんですよね。ファンはともかく、メンバーまで「メンバーがずっと変わっていない」ことを第一に誇るようになったらおしまいだと思う。
くれぐれも彼らに勘違いしてほしくないのは、「メンバーが変わらない=グループは(良い意味で)何も変わらない」じゃないということ。
そのグループの音楽とは何か、そのグループの強みとは何か、その本質を理解することを怠っては、グループの方向性の維持はできないし、グループが良い意味で変わらずやっていけるなんてことにはなりません。
そこを理解せずに「俺たちはずっとこのメンバーのまま変わらない!」ってドヤってても、アーティストとして中身がないと思われるだけなので、そこは本当に考えてほしいところです。まあ、メンバーはさすがにそんなドヤってないとは思いたいですが。
ここまで考えていて思ったのは、私はEBiDANの推しグループがアーティストとして好きであるということ。
私は以前のブログ記事で、EBiDANのことはアイドルだと思っていると書いたこともありますが↓
これに関しては考え方は今も変わっていません。推したちのことはアイドルだと思っているし、アイドルとしての魅力があると思っています。
でも、結局推したちの何が好きか、何が好きで推しているかと言われたら、そのグループが表現している音楽が好きなんですよね。
つまり、もはやアーティストとして好きなんです。
じゃあなぜ私は「彼らはアイドルじゃない!アーティストだ!」と言い張らないのか?と思った方もいるかもしれません。
なぜかというと、私が好きな音楽ジャンルはアイドル曲だから。
アイドル曲をやっているアーティストなんだからアイドルではあるでしょ、というのが私の考え方です。
私の推しグループ、元推しグループのいちばん好きな曲を並べれば以下のようになります。アイドル曲が好きだというのがわかりやすすぎるでしょう、きっと。
アイドル曲の何が良いかと言ったら、このような曲、その辺のただのアーティストが良い感じに歌えると思いますか?というところ。
つまり、こういう曲を堂々とかっこよく歌える人なんて限られているということ。
案外こういう曲の表現って難しいと思うんです。シンプルに歌が上手い、ダンスが上手いだけで良い表現ができるわけでもないと思うから。
だからアイドル曲って、アイドルって面白いわけで。
もはやアーティストとして好きではあるけど、ただのアーティストには興味がないんですよね。
アイドルがよくやるような、アイドルじゃないとできないような、実はちょっとダサくて面白い曲が好きだし、そういった曲を堂々と表現するアイドルが好き。
そういったアイドルの面白さをちゃんと理解していて、しっかり曲に反映し続けているグループも好き。
だから私は、彼らをアーティストのように評価して見ながらも、アイドルにしか興味を持てないという傍から見れば意味わからない嗜好をしているわけです。
私がどのようなオタクか、大体おわかりいただけたでしょうか。
正直、私のような考え方でオタクをしているような人間はそう多くはいないと思います。
Twitter見てても「曲は好みじゃなくなったけどメンバーが好きだから推し続けてる」なんて人も結構見ますしね。
これ、私にはできないんですよ…そもそも曲が好みじゃなくなった=グループの方向性が好みじゃなくなった時点でメンバーにも同時に興味失うので…これができる人はすごいなと、本当に思います。
最近ブログの更新頻度自体も落ちていますが、これからも気が向いたら推しやアイドルについて語る記事を書いていくつもりなので、その際に「この人はこういう考え方のオタクなんだよな」ということで、参考にしていただければと思います。
もし、私のこのような考え方に共感してくださるような方がいらっしゃったら、是非とも共感のコメントをいただきたいです…